20代の頃、職場でのストレスで心を病み、会社を辞めて、近所のレンタル屋でアルバイトしていた頃、店で頻繁にかかっていた曲です。
それからも様々な人生の波乱を経験し、40代も半ばを過ぎ、仕事も落ち着いて平和な生活を手に入れました。そんなある日、スーパーで買い物していたら、この曲が流れてきて、とても懐かしく心に沁みたので、買いました。
逃げるように仕事を辞めたけど、アルバイト先のレンタル屋では仲間に恵まれたこと。彼等とは音信不通になってしまったけど、皆元気で暮らしていて欲しいなと思います。
改めて聴き直すと、人生の無常と、恋愛の真髄を歌った、名曲です。人を愛することの尊さ、人と心を通い合わせることの難しさ、想いが通じ合うことの奇跡、いつかは(本人同士が望まなくても、いずれ究極的には死というかたちで)別れねばならない、それでも人を愛さずにはいられない人間の孤独…
スーパーでの偶然の再会でしたが、若き日を振り返るよいきっかけになり、これからの人生の糧にしていきたいと思います。感謝します。