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LOOP/ループ-時に囚われた男-(字幕版)

 (154)
6.51時間35分201813+
必ず2度見たくなる!同じ時間を繰り返す男の脱出劇を描いたタイムループ・スリラー!麻薬密売人のアダムは、仕事から足を洗うため逃亡を図るが失敗。追手から逃げる途中、自分が射殺される姿を捉えたビデオテープを発見し、謎のタイムループに囚われたことに気づく。
レンタル期間は30日間で、一度視聴を開始すると48時間でレンタルが終了します。

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レビュー

5つ星のうち3.5

154件のグローバルレーティング

  1. 26%のレビュー結果:星5つ
  2. 32%のレビュー結果:星4つ
  3. 21%のレビュー結果:星3つ
  4. 11%のレビュー結果:星2つ
  5. 11%のレビュー結果:星1つ
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トップレビュー日本から

澄人2019/01/05に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中
ラストの解釈
確認済みの購入
ループ物は好きなので鑑賞。
ループ物にもいくつか種類があって、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のように同じ時を
繰り返すだけのパターン(その世界に自分は一人&記憶継承)が主軸かと思いいますが、本作品
は同じ時系列に主人公が複数いるパターンのタイプです。
※「トライアングル」という映画も同じタイプでしたので、こちらを気に入った方は鑑賞して
 みても良いかもしれません。

以下、ネタバレ感想&考察

映画のラスト、電車の中で主人公が冒頭にパンを上げた浮浪者が再登場し、主人公は
それを観て、まだループから抜け出せていないのではと恐る恐る顔を向けるシーンで
終わります。

そこにいたのはインフィニティマークが書かれた主人公なのかどうか、観客に委ねる
ようなラストです。

「まだ抜け出せてない」説で観終わった人が多いようで、私は逆の印象を受けました。

きっとそこには主人公の代わりにパンを与えた全く別の人間がいたと思ったからです。

理由はアンナがぶつかる相手が変わったこと。
この作品では、正しく、時が進み始めたとき、それまで主人公が担っていた役割を
別の人物が代わりに担う代替行為が行われていると推測します。

今回の例で言えば、主人公が正しい行動をしたことで、ループから外れ、その結果
新しいアダムが来ることなく、別の人物が代わりとなりました。

そのため、映画のラストでもおそらく視線の先には冒頭でアダムが分けたパンと
同じパンを分け与える別の人間が座っていると推測します。

ここまでで、「ループから抜け出せたんだ、良かったね」では終わらないところが、
この作品の良いところで、ここで「なぜ、冒頭のアダムの手にインフィニティマーク
があったのか」がポイントになってきます。

今回の作品での時間軸は「1日」程度の間のループとなっていますが、それだと冒頭の
アダムの存在が説明できません。

そこから私が考えた個人的な解釈としては

・ループの発端はアンナ(意図するかしないかは不明)
・アンナを幸せにできないとバッドエンド=ループ開始

という世界なのかなぁと。

つまり、冒頭のアダムは映画のラストのアダムがこれから過ごす延長線上の世界で、
「何かやらかした結果」戻ってきたアダムと推測しました。

今回の作品はそういった「大きなループ」の中の、「小さなループ」が主として
描かれているだけで、彼のループはまだ終わっておらず、これから先の未来、
アンナを不幸にした瞬間、再び、電車の中に舞い戻ってくるのではないかと思います。

今の気持ちを忘れず、ずっと奥さんを大事にしてあげれば大丈夫でしょうが、根が
クズっぽいので、時が立つに連れてまた戻ってきそうだなぁとも思います(笑

以上、個人的な考察なので、あうあわないはあるかと思いますが、個人的な見解でした。

こういった作品は映画好きの友達と、観終わったあとに考察しあうのが楽しいですね。
202人のお客様がこれが役に立ったと考えています
Movie Customer2018/11/18に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
巻き戻しは雑だが楽しめる
確認済みの購入
ループものだと分かって観てるのに、1回じゃどこでどうなったか分からない。
見せ方は単純なのに「一体どこからなんだ??」なんて、つい最後まで観てしまう映画。
時間短いし、これ系が好きならおすすめです。

ここからネタバレ&考察ですが、ぶっちゃけ雑すぎて答えは分かりません。ですが、スタートからミスリードさせられています。
視聴者が最初に見るアダムは、手に∞のマークがあるので「すでに何周かしているアダム」です。そして、「ループが雑」というのは、ループ時にループ前の記憶を維持出来る時と出来ない時があるから。また、記憶出来ない時に「世界のリセット」と「記憶の消去」が同時に起こらないから。
映画の中での1回目のリセットは、6分27秒のデジューがドアを叩く時だと思う。この瞬間はまだループの記憶があるが、直後に外を確認しに行って、「何だよ…(リセットされたのかよ…)」とループを自覚した時に記憶の消去が起こっていると思われます。その後は事ある毎にこの「雑なループ」が繰り返されるワケですが、「そもそもこの世界は誰がループしているのか?」からミスリードさせられているのでは??
もしも、アンナのループに巻き込まれているのだとしたら、サブタイトルの意味やラストの意味も辻褄が合ってくるのでは?
49分6秒で何人目かのアダムが言った「あの女を捨てて逃げろ」とは薄情で言ったのでは無く、「アンナの世界」に居る事に気付いたからでは?
ループから抜け出すには「最愛の彼女と幸せになる」のではなく「薬漬けの彼女と離れる事」なんじゃないだろうか…
144人のお客様がこれが役に立ったと考えています
John Smith2018/12/10に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
面白い!(ネタバレあり)
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よくあるタイムスリップものとはちょっと質感が違う。
他のレビューを見ると、あまり要評価じゃないが、これはかなり面白いと思う。
どこでループしてるのかを探すだけでも楽しい。
何回も観て、状況を確認していくと最低5回はループしてることが解るが、シーンとしてループした瞬間を描いてるのは2回しか無い。
もし、現実にループが起こったとしたら自分で気づけない場合は、どこでループしてるか分らなくて当然。
で、何かのタイミングでソレに気づくとすると、この映画はかなり本人目線で描かれてて面白いと思う。
伏線もたくさんあるし、セリフなんかを全部解析すると、字幕でもかなり面白いと思う。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
Amazonカスタマー2019/01/29に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中
危険な関係
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いくつかの伏線を手繰り寄せて行くと、どうやらアンナのループに主人公のアダムが巻き込まれている
ことがわかってきます。最初の方でアダムがビデオの中で自分が射殺されたことを知っているのはアンナの
方だし、アダムの部屋へ留守電を入れたのもアンナで、他のシーンでも多くの場合主導権を握っているのは
彼女の方だ。

アンナが車にはねられた直後にループが始まっているような気がするのですが、どうでしょうか?
現にアダムは何回目かのループで「不思議な事が起こっている」とアンナに打ち明けますが、彼女は
当然のような表情で聞いて疑問にすら感じてもいません。

そう考えてくると、アダムは薬におぼれたアンナと完全に関係を断ち切ることで初めてループから
抜け出せるということになるのでは。ですから、ラストの地下鉄の場面にわざわざ戻したのもループから
抜け出していないことの証しで、アダムの視線の先には冒頭のシーンと同じ人物がそこには座っている
はずです。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
フリーズドライヤー2020/04/13に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
抗い難い二周目への誘惑
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オープニングクレジットとタイトルを見ていて英語ではないのに気づき、その目にしたことのない単語である
タイトルを調べて見たところ、ハンガリー映画という事がわかりました。
ハンガリーといえばかつては共産圏であり、ベルリンの壁崩壊のきっかけを作るとともに引いては冷戦構造
瓦解へ至る要因の一つとなった国です。
壁崩壊の報道でも盛んにその国名は登場し、巨大なダム決壊への小さな亀裂であったような印象を残している
方も多いのではないでしょうか。
この映画でも、そのあたりの記憶があれば全体の何となく殺風景な雰囲気、人々の生活などがスムースに受け
入れられるようにも思います。

もはやジャンルとしても認知されているであろう、所謂ループものです。
この手の映画を見てきた方であれば、知らず知らず同様の作品を辿り、パターンの分類を始めてしまうのは
仕方ないことでしょう。
しかしこの映画、細かく気を配りながら観ていても、なかなか手強いことに気づきます。
そもそもジャンルの特性からしてややこしい作品が多いのも事実なのですが、この作品はかなり意図的に
観る者を混乱させる手法が取られており、さて、クローズドサーキット型なのか、螺旋型なのか、パラレル
型なのか、そして繋ぎ目の位置、パラドックスの設定はどうされているのか、果たしてここは単なる脚本の
矛盾なのか、それともここにヒントがあるのか、などなど相当頭を悩ませることになるかと思います。
ただそんなことに神経を使うのも初見であれば限界はあり、あとは物語に引っ張られていく形になると思い
ますが、その種の牽引力も不足なく持っているため楽しみ方に個人差はあれど低い評価が下されることは
まずないのではないでしょうか。
オチもインパクトのあるものが用意されていますが、ここはたとえそのままサラッと受け止めたとしても
十分スパイシーであり、物足らず考察の沼にはまり込んでもそれを余裕で受け止める懐の大きさも備えて
います。
この作品、ループものの一角として居座るクオリティは確実に持っていると言っていいでしょう。

RPGやADVで詰まり気味になった時、家を出ている間にあれこれと可能性を考え、それを帰って実行するの
が待ちきれなくなるような場合があると思います。
そんな経験のある方には間違いなく楽しめる映画ではないでしょうか。

以下、ネタバレ部分に触れます。





私も当然一発でスッキリ解釈が導き出せたわけではなく、となると他のレビューやサイトを漁ることに
なるわけですが、未だ、完全に矛盾の生じない解釈には出会えていません。
この作品の最も大きな疑問点は、本編初めの主人公とラストの主人公が一致していないのではないか、
という点です。
私も最初は、このループがただの螺旋構造ではなく、さらにそれがまた螺旋を形作っているのではないか、
と解釈しましたが、そうなると無限印の描写について矛盾が生じます。
ラストで手に印を書く時、「なにこれ?」といった問いかけを「アダムがアンナに」しています。
そして序盤ではこの問いかけが「アンナがアダムに」対してされています。
ここでアダムは「おまじないだよ」と返答しており、これはアンナ自身が書いたものだということをループ
したアダムがはぐらかしている、とも取れるのですがそうなると、その直後妊娠したアンナを捨てる選択を
して二人の写真を放り投げるという行動がそぐわないものとなり、しかも続いて印を自ら消そうとしている
ことから、「アダムが自分で書いたもの」という解釈が生まれてしまいます。
で、そのアダムが改めてラストでアンナに「なにこれ?と」問いかけるというとことは初めと終わりで
記憶が異なっている可能性があり、となると「継ぎ目」が劇中のどこか別の場所に存在するのではないか、
という仮説も生まれますがそこでまた、矛盾が生じます。
そう、ラストのオチにおける表情は、「パンの記憶」があるからこそのものであり、その点の記憶は継承
されているのに、無限印のそれは一致していないということになります。
で、さらに深入りしてしまうと、では記憶の継承がループ時において完全に行われないのではないか、と
いう解釈も起こってしまいますが流石にそうなると、もう高度すぎてむしろ破綻をきたしているような
印象も出てきます。
少し視点を変えて、ではループから抜け出すことに成功していてラスト視線の先には別人が、という解釈
はどうかというと、感触的には綺麗に締められているようにも感じられますが、「無限印の記憶が最初と
最後で一致していない」という根本的な矛盾はなんら解消されていません。
あれは一体、いつ、誰が書いたものなのでしょうか。

もう一つ、その二人の写真に関しても謎があります。
ここはまだ部分的に再見しただけで全編見直してはいないのですが、シーンとして、「アダムがバッグから
取り出したあと放り投げる」「デジューがそれを拾って棚の上に立てて置く」「アダムが伏せてある写真を
立て直す」という三つがあり、「写真を伏せる」シーンがありません。
さてこれ、単に編集上生まれたものなのか、私が見逃しているだけなのか、それとも実は「継ぎ目」の位置
を示すヒントとなっているのか…。

レビューを書いてから反映されるまで1日半ほどありました。
で、その間ちょこちょこ考えたところ、重大なヒントが表されているのではないかという場面にまた二箇所
ほど気づきました。
それらを考察、検証するため近いうちいずれまたじっくりと再見することになるでしょう。
面倒なような、楽しみなようなややこしい気持ちです。
正直なところ、これらの点は矛盾したままで整合性のある解釈がなかったとしても別に構わないのです。
これだけ楽しませてくれるということで、十分評価に値するのではないでしょうか。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
みーみー2018/12/21に日本でレビュー済み
3.0/星5つ中
レビューを先に見るとミスリードされる
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みんなのレビューは見ずに先に映画を見たほうが良かった。私は先にレビューを見てしまったので、しょっぱなからミスリードさせられました。

以下読まなくていいし、読むなら見終わってからで。
--------------------

“彼”が「何度も殺した」と言ってるので“ループ”してたのは確かなんだと思う。
でも“彼”1人のループではなくデシューもループしてる(記憶がある)からややこしい。
ループ+いくつかのパラレルワールドの時間軸がずれた交差?

手に描かれた∞マークについてもループの始まりとも思えるし、パンをあげたアダムと描かれたアダムが同じ電車に乗ってたとしたら“同じ”アダムではないから…って、∞の事を書こうとしたら私の感想が“ループ”してしまう罠w
あのアダムのループは終わっててあの電車の中がパラレルワールドが交差してる世界、と考えた方が楽かも~~~…???
(最初のアダムに描かれてたのはたまたま自分で描いてた、とした場合ですが。)
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
Rusui2020/03/29に日本でレビュー済み
2.0/星5つ中
【 ネタバレ有り 】 現象の黒幕は・・・。劇性無し。観る価値無し。
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 一見タイム・ループものに見えるが違う。もしタイム・ループなら何回繰り返しているのか?今回が何回目なのかによって以前の自分が累々と積み重なっていなければならない。本作品は積み重なっていない。最初のパターンでは同じ場面で本人同士が出会っていないのに、次には本人同士がお互いを認識しあっている。これではタイムパラドクスが生まれてしまう。
 本作品は「あみだくじ」構造をしている。それを、よく考えないで「LOOP」なんて呼んでいるのだろう。同じ時間帯に無数の並行世界が存在し、その中のどれかを進んでいるという構造なのだ。そして重要なのは、恋人(女性)が車にはねられて死ぬシーンに全てが繋がるということ。それ故に私はこの現象を引き起こしているのは「胎児」だと考えている。良い生育環境を得るために父親に「強制的に」世界を選ばせているのだ。母親である恋人は、無意識の内にそれに協力している。
 映画やドラマは「劇性(ドラマティック)の連続で創られている。主人公の欲求によって場面は進んでいく。しかし本作品の本当のメインキャラクターは「胎児」なものだから・・・・・・つまり主人公の欲望で動いていないから・・・・・・ドラマティックが薄い。「ああ!!なんで主人公はこんなことをしてしまったんだ!!選んでしまったんだ!!」という感情移入が乏しい。ほとんど?????だ。父親と母親の幸せな結婚生活を望んだのは「胎児」だ。しかし胎児を表に出すと・・・・・・本作品唯一と言っていい『謎』が無くなってしまう。駄作だ。故に観る価値無し。年の頃は二十歳ぐらいの羽根の生えた美青年。小さな羽根を背負ったカバンで覆い隠し、正体がこれから生まれてくるベイビーだとわからないようにしている。その美青年が登場人物たちを街角からのぞき見しながら、やきもきして「ああ!!父さん!そうじゃないんだ!!ああ、母さん!!父さんにそんなこと言ったらだめじゃないか!ええい!!またやり直しだ!!!」なんて言うシーンが入った方がすんなりすると思う。道を歩く黒人婦人なんてのにジロリと見咎められる美青年。ハハハ・・・と愛想笑いして足早にその場を去っていく。ベイビーの視点で感情移入ができると思う。
 おそらく脚本家も監督も、自分たちが「ベイビー」視点で作品を創っている意識は無いと思う。ただなんとなく「神様のきまぐれ」的世界観で撮影してしまっている。
 最後のシーンですが、「ベイビー」が「この世に生まれてくる」という意識を持った時点がスタートなんだと思う。それは母親に妊娠の兆候が現れた時・・・・・・からなのか?ベイビーが気に入らなければ冒頭電車のシーン以前にあみだくじは戻ると思う。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
ゆる~2019/11/27に日本でレビュー済み
3.0/星5つ中
久しぶりにダラダラ考察したら超やばい長さになった説
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この映画、結論から言えば、杜撰なループものである。
一度見れば大抵のものは理解可能なのだけど、この映画は辻褄が合わない、というのが視聴後の感想だ。二度見してまで検証する価値は正直感じられないほど、映画自体のストーリーにあまり魅力がないのも問題だが、おかしいと感じた部分を見直すのが怠かったのが大きい。
とはいえ、誰かが検証、考察しているだろうと、現時点までのレビューを全て読み、答えを探したのだけど、残念ながら、完全に納得いくものはなかった。というか、一部共通した設定の推測はあるものの、皆の考察が驚くほどバラバラなのだ。
この映画の特徴に、ループの終点起点が分かりづらいという点がある。通常のタイムループもので言えば、ある種のフラグを回収できなかった場合、主人公の死、などがループの終点起点となる。
しかし、この映画、明確に再ループに突入したと分かる演出が1か所しかないのだ。少なくても数ループはしているのだが、ほとんどその場面を”あえて”描いていない。そのため、このループの終端始端がどこか?という重要かつ単純な考察ですら、皆さんのレビューを見てもバラバラなのである。
私も一応自分の中で、これがループ切り替え場面なのでは?と思うところはある。一部同じ見解の人もいたようだが、あくまで推測であって正しいという保証などない。
そのほかにも気になった点を書いておく。こういった点がこの映画の魅力であり、また欠陥でもある。

●∞マークの謎
00:01:46 ∞のマークは親指と人差し指の付け根の間あたりにあり、マークは親指に対して90度ほど縦の向き
00:06:19 ∞のマークを消す。位置と向きは上記と同じ。ただし、こすったので滲んでいる。
01:30:29 ∞のマークを書く。位置は上記とほぼ同じ。ただし、向きは親指に対して平行(0度)の向き

これらの事実から、最後のマークと上記二つのマークは別のマークであることが分かる。
つまり、一部レビュアーが推測している、ラストのアダムが冒頭のアダムへループしたとは言えない。
ただし、実は同じマークと意図したものの、映画製作のこだわりが杜撰で、∞マークの方向を間違えてしまったという可能性はある。

●世にも奇妙な終わりの始まり?
00:01:50 冒頭のこのシーンでホームレスはもらったパンの臭いを嗅いだ後かじっている。
01:30:01 ラストのシーンでホームレスの行動は上記と同じ。

この二つのシーン、注目してほしいのは上記のホームレスの行動 ”だけではなく” 周囲の状況である。
結論からいえば、周りにいる人物も同じなのである。立っている人、座っている人、よく見比べてみれば分かる。黒い服を着たカップル、その奥に座っている女性、さらにその対面の席の女性、床に置いてある荷物。同じである。ラストでは映像の撮り方、動く方向が冒頭と違うので、冒頭には位置的に映っていない人もいる。
これは、冒頭のシーンを別撮りしたシーンだと思うので、画像を重ね合わせてもズレがないとは言わないが、製作者が意図して撮影した同じシーンであることが分かる。
つまり、冒頭の電車シーンとラストの電車シーンの時刻はまったくの同一時刻で、同じであるということ。
そうなるとおかしいことになる。
一連の出来事が起こる前、この映画上一番最初の時刻(おそらく朝)と、全てが終わったラスト(おそらくその日の午後)、その時間がまったく同じ、同一時刻ということになってしまう。
この時間軸の矛盾について解釈ができなくはない。つまり、ラストのシーンの少し手前で、また朝にループしてしまった考えればいいということだ。ループを抜け出せたと思ったら抜け出せてはいなかったということ。ただし、ループに生きて入ったのが今度はアダムとアンナの二人同時となったわけだ。
ラストの目線の先にいるのは朝の自分なのでは?という事は多くの人が気づいていることで、映画のオチの手法の一つ。ホラー映画などでも定番の、終わったと思ってたら、地中から手だけがでて、終わらないENDみたいなもの。ループものもまた終わらないENDはよくある。

●アンナがループの原因説
これは面白い説だが、根拠には乏しいと個人的には思う。
正直この映画の脚本よりも視聴者の想像力のほうが上回っていて、より面白い、深みのある考察をしてしまっているだけのように私には映る。
というのも、この物語上、ループの知識を引き継ぐことができる能力(リーディングシュタイナー?w)がはっきりと確認できるのはアダムのみである。どうも勘違いしているようなレビューも見かけられるのだが、アンナは記憶を引き継いではいない。名前は忘れたが敵の悪い奴も同様。
おそらく勘違いの原因は、劇中のセリフで、「また~」というところが度々出てくるのだが、これを読み間違えている。アダムは同一空間上に複数人いる、というタイプのループものなので、アダム以外の人間は、複数のアダムを見たときに、辻褄の合わない現象に困惑しているだけなのだ。死んだのを見たのに生きているとか、後ろと前に同時にいるとか。
そして、大抵の場合のループの起点となるのは、その人物の死である。アンナは毎回同じ死に方をするが、その死の後も世界はアダム視点では続いている。ループが始まるのはそのしばらく後。

●この映画の肝、ループの繰り返し点はいつなのか?、条件(フラグ)はなんなのか?
00:50:15 唯一明確なループに入る瞬間の描写。もう一人のアダムの死の直後、顔を洗った。一瞬暗くなり明るくなった後、死体が消えた。

既に述べたが、この解釈が人によって大きく異なる。
上記から、アダムの死が条件とも取れなくはないが、アダムが死んでいない場合でもループが発生していたりする。また、同時に複数人存在するアダムの内一人が死ぬことがトリガーとなると複雑化しすぎる。
アンナの死がトリガーというのも、既に触れたが、即世界がループしていないため、直接のトリガーと判断はできない。

●大きな壁時計の謎
00:15:23 最初のアダム(クズ)が荷台に忍び込んで逃げる。その時に大きな壁時計が映る。その時刻は?
01:27:16 最後のアダム(まとも)が医者の車でアンナと移動。その時に大きな壁時計が映る。その時刻は?

この映画の中では、現在の時刻を特定するのが非常に難しい。また、重要なアイテムとして、録画されたビデオテープというものもある。その再生時間というのも時間を知る手掛かりとなりうるのだが。
ループの切れ目が分かりづらい点には、全てが日中の明るい時間の話であるということもある。これは夜を挟むとループ終端から始端に変わったのが分かりやすくなるので、切れ目を分かりづらくするための設定であるのは明らか。
上記のシーンで出てくる大きな壁時計、VII,VIII,IX,X,XI,XII,I,II,III,IV,V,VIと7時から6時まで時刻を表す数字が書いてある。そして、この二つのシーンで表示される時刻は、短針がXIを指し、長針がXを指している。
これが、11時10分を指しているのかは、この見慣れない時計の読み方がいまいち分からないのだが、二つのシーンが同時刻を指しているというのが分かる。
たまたま同時刻にここを主人公のアダムが通るという偶然などは起こりはしない。それは映画である以上、意図的な意味を持った必然と考える。
この二つの壁時計のシーンの後、場面は病院に移る。病院に場面が映った場合は何度もあるが、ループ中の半日委の内、最初の方の時間帯(朝~午前中の早い時間帯)になっている。
ループ中の出来事を時系列に並べると分かりやすいが、ガントチャートするのも手間である。。ので脳内保管で!補ってもらうとして、要は、こういうことである。

ループの繰り返し点は、11時10分である。(短針がXIを指し、長針がXを指している時刻)

そしてループを抜け出す条件は、アンナの死の回避、また、敵の悪者の死、その為のレッカー依頼、などである。が、しかし、上記、ラストでまた巻き戻る、ループしてしまったと仮定すると、これらの条件は、真のクリア条件ではない、という事にもなる。それがアンナラスボス説に派生したりとか。

●新説:ラスボスはあいつ。
最後に、このループの原因は何なのか、についての個人的見解を述べると。
ラスボスは、ホームレスのじいさんです。
以下、根拠を示しましょう。まず、最初に登場し、ほぼラストにも登場。これは主役の条件です。
じいさんはカップを持っています。が、中身は空です。
そして固そうなフランスパンを半分分けてもらいます。
そして、臭いを嗅いでからパクリ。おいしそうですね。
彼はこの時間軸が永遠に続けば、毎日、パンが食べれるじゃん!と気づいてしまったのです。
そう、これはホームレスパンを上げるとループするよ!というお話なんですね。
ちなみにトリガーですが、おじさんは、11時10分に亡くなります。
なぜかというと、ちびちびかじっていたフランスパンがのどに詰まって亡くなるのです。
なにせカップは空なんでね。口の水分全部持っていかれるわけですよ。やばいでしょ?

はい、、考察終わりいいいいい
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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