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[安黒 務]のJames.D.G.Dunn の ”Jesus and The Spirit” に関する一考察 宗教的カリスマ的経験研究シリーズ
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James.D.G.Dunn の ”Jesus and The Spirit” に関する一考察 宗教的カリスマ的経験研究シリーズ Kindle版


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Kindle版, 2013/2/21
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商品の説明

内容紹介

 私がこの論文をしたためたのは、私が深く共感するJ.D.G.ダンの「イエスと御霊」に示されている福音主義神学とカリスマ的経験の調和ある理解について、より包括的な神学の視野から確信したいと願ったからである。以下に、この論文の概要を紹介しておきたい。

 はじめに私たちは、第1章において「福音派の聖霊論の課題におけるダンの『イエスと御霊』」を位置付けた。福音派の聖霊論の課題とは、「教派性の止揚による公同性」の課題であり、「建設的な対話と共通概念の形成」の課題である。そして、私たちは、その共通概念のひとつの典型をJ.D.G.ダンの「イエスと御霊」にみようとした。

 次に私たちは、第2章において「ダンの研究方法」を、ルネ・パディリアの解釈学的螺旋の視点から考察した。それは今日の世界宣教運動におけるペンテコステ・カリスマ・第三の波の現象という「歴史的状況」と欧米の科学的世界観の盲点を照らし出す「宗教史アプローチのより広い現象学」の指摘であった。

 さらに私たちは、第3章において「ダンの結論」を、レヴィ=ストロースの構造主義人類学人類学の洞察の一側面を類比的に援用して考察した。それはダンの研究が単に、新約聖書における宗教的・カリスマ的経験の解釈に終るものではなく、イエスの宗教的経験と初代のクリスチャンの宗教的経験の間にアーチをかけ、「関係の構造」を探求するものであり、それは構造主義人類学の洞察である「ラング」と「パロール」の関係によって、より鮮明なかたちで描きだされることを指摘した。

 最後に私たちは、第4章において「ダンの異言理解」を、解釈学的螺旋の視点と構造主義人類学の洞察から考察した。そこで私たちは、ダンの解釈学的螺旋の視点がミドル・ゾーンというブラインド・スポットを照らし出している解釈をみた。また、ダンの構造主義人類学の洞察が「アバ意識」の派生としての異言理解と「弱さの中の力、死からいのち」の終末的経験としての異言理解を示唆していることを指摘した。

 ダンの研究は、クリスチャンの個人レベルの宗教的・カリスマ的経験に言及しているだけではなく、共同体レベルの宗教的・カリスマ的経験に言及している。ダンは、この宗教的経験の新約聖書における「四つの相違する宗教的経験へのパラダイムをもつ共同体」について述べ、キリスト教会が、クロノロジカルな理解−ルカの「カリスマ的、恍惚的経験のバイタリティ」をもつ共同体から、パウロの「カリスマ的共同体のビジョン」をもつ共同体へ、そして牧会書簡の「伝統が御霊の囚人服となっている」共同体へ、さらにヨハネの「組織化と儀式化の増大を懸念する」共同体へ漸次移行していくもの、それらの過渡的一段階としての理解、というかたちで受けとめられることをよしとせず、宗教史アプローチのより広い現象学の視点と構造主義人類学の洞察の視野からみた「霊感された発語−賛美、祈り、異言」の経験を含む「パウロのカリスマ的共同体のビジョン」を"一つのラング"として認識し、二十世紀のキリスト教会がその"一つのパロール"となることを強く期待し、チャレンジしている。

 私たちは「福音派の聖霊論の課題」という脈絡の中で、J.D.G.ダンの「イエスと御霊」の研究方法、結論、異言理解をみてきた。ダンは「キリストの出来事(過去の決定的な啓示)」とのダイナミックな相互作用における「現在の新鮮な宗教的経験」が、新約神学の生ける母胎であったのである、と結論づけているが、単に学者としてひとつの研究成果を提示しているだけではない。ダンは、第2章「研究方法の考察」の「研究の目標」において、その(研究の結果から)聞えてくる結論が、現代の主張や運動の評価の基礎を、個々人と共同体的表現において、キリスト教の本質と形式についてさらなる思索の刺激を提供しうるものとなることを期待している。

 私は、キリスト教の世界宣教において、ペンテコステ運動、カリスマ運動、そして第三の波運動が展開していっている時代状況の中で、現代の主張や運動の評価の基礎を、個々人と共同体的表現において、キリスト教の本質と形式についてさらなる思索の刺激するもの、つまり、今日の「福音派の聖霊論への一指針」としてダンの研究をとりあげることは肝要なことであると思うのである。

【目次を見る】

■ 推薦のことば
■ 謝 辞

Ⅰ.序論
■ 私の霊的系譜と論文の動機
■ 共立基督教研究所への導き
■ 論文の目的、範囲・研究方法、そして手順
■ 注

Ⅱ.本論
第一章 福音派の聖霊論の課題におけるダンの「イエスと御霊」
■ 序
第1節 福音派における聖霊論の動向-教派性と公同性の課題
  (a) 聖霊の働きをめぐる微妙な論争
  (b) 聖霊の働きの健全な理解という課題
  (c) モザイクとしての福音派
  (d) 教派の”賜物のミックス(7)”の尊重
第2節 福音派の聖霊論をめぐる建設的対話と共通概念の形成
  (a) 三種類の本
  (b) 共通概念の形成
  (c) よそ者扱いの理由
  (d) J.D.G.ダンの「イエスと御霊」
第3節 J.D.G.ダンの「イエスと御霊」の背景と強調点
  (a) ダンの著作の背景
  (b) ペンテコステ派の強調の重要性
第4節 ダンの「イエスと御霊」の構成と考察の範囲
  (a) ダンのカリスマ的経験理解のフレーム・ワーク
  (b) 書評と考察の範囲

第2章 ダンの「イエスと御霊」 の研究方法についての考察
A.序
第1節 研究材料−研究の出発点、範囲、焦点
  (a)研究の出発点
  (b)研究の範囲
  (c)研究の焦点
第2節 研究方法−研究の困難性と可能性、三つの注意事項
  (a)研究の困難性と可能性
  (b)研究における三つの注意事項
第3節 研究目標−文献の問題、規範の探求、結果
  (a)時代遅れの文献の問題
  (b)経験的規範の探求
  (c)研究のもたらすものについての希望
第4節 ルネ・パディリアの解釈学的螺旋の視点からの考察
  (a) 解釈者の歴史的状況−ペンテコステ運動等を認知するダンの歴史的状況」
  (b)解釈者の世界観−宗教史アプローチのより大きな現象学を活用するダンの「世界観」
  (c)聖書−新約聖書に反映されている宗教的・カリスマ的経験
  (d)神学−今日の運動のための評価の基礎

第3章 ダンの「イエスと御霊」 の結論についての考察
A.序
第1節 イエスと初代のクリスチャンの宗教的経験
  (a)イエスの宗教的経験
  (b)初代のクリスチャンの宗教的経験
第2節 クリスチャンの宗教的経験の本質と性格
  (a)クリスチャンの宗教的経験の明瞭な本質
  (b)クリスチャンの経験の明瞭な性格
第3節 宗教的経験の共同体的側面−四つのモデルとパウロ注解
  (a)四つの相違するモデル
  (b)パウロの注解の魅力と今日へのチャレンジ
第4節キリスト教神学と宗教的経験の関係
  (a)神学と経験の関係
  (b)キリストの出来事と宗教的経験の関係と新約神学
第5節 レヴィ=ストロースの構造主義人類学の洞察からの考察
  (a)歴史主義人類学の洞察から−歴史的なものと永遠なものの分離
  (b)機能主義人類学の洞察から−隔たりの強調と記述的研究の課題
  (c)構造主義人類学の洞察から−意識されない構造の究明

第4章 ダンの「イエスと御霊」 の異言理解についての考察
A.序
第1節 霊感された賛美の釈義−カリスマ的賛美、御霊の衝動、賛美の例文
  (a)カリスマ的賛美
  (b)御霊の衝動からの湧出
  (c)異言による賛美の例文
第2節 霊感された祈りの釈義−御霊による祈り、「アバ」の祈り、うめきの発露
  (a)湧出としての御霊による祈り
  (b)うめきの発露としての祈り
第3節 異言−コリントの異言、評価された形式、評価の理由、普遍性
  (a)コリントにおける異言
  (b)パウロの評価した異言の形式
  (c)パウロの異言評価の理由−カリスマ、祈り
  (d)普遍的経験としての異言
第4節 総括的考察−ダンの異言理解の解釈学的螺旋の視点と構造主義人類学の洞察
  (a)ダンの解釈にみる解釈学的螺旋の視点 −ア)霊感された祈り、イ)賛美、ウ)異言
  (b)ダンの解釈にみる構造主義人類学の洞察− ア) 子性 " Sonship "と イ) 無比なる出来事の刻印

Ⅲ.結論
福音派の聖霊論への一指針として のダンの「イエスと御霊」
第1節 要約
第2節 カリスマ的共同体のビジョンと二十世紀の教会
第3節 世界宣教への台頭に伴う健全な評価と位置付け
第4節 福音派聖霊論への一指針としてのダンの「イエスと御霊」
■ 注

付記 Ⅰ
■ 序
第1節 世界の福音派の会議の動向
第2節 米国福音派神学校の動向
 (a)米国福音派系神学校における8つの傾向
 (b)米国福音派系神学校における10の話題
 (c)フラー神学校等で取り上げられた8つの課題
第3節 日本の福音派の神学研究会の動向
 (a) 日本福音主義神学会東部部会春期研究会「福音主義とカリスマ運動」(1990.5.7)
 (b) 日本福音主義神学会東部部会秋期研究会(1990.11.26)

付記 Ⅱ
■ 序
第1節 ダンの学問研究のスタイル
第2節 解釈学の新しい道におけるダン
■ 著者プロフィール
■ James.D.G.Dunn の”Jesus and The Spirit”に関する一考察

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 318 KB
  • 紙の本の長さ: 102 ページ
  • 出版社: 安黒 務 (2013/2/21)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B00BKOBGG2
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能): 有効
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
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