さて、そもそもエレクトロニクスやフォークギターの暖かい音色に(当然いい意味で)泥臭いと評されるようなドラムが絡むというのは、初期のころからジミーの常套的な手法であった。けれどもその点では前作「In a safe place」冒頭2曲目での軽やかなハイハットを耳にした時に、興奮と共に少なからず寂しさを覚えてしまったファンも多いのではないかと思う。 ひとり宅録へと環境を戻して制作された本作では「Always for you」「Wherever I go」などで「One day I'll be on time」あたりの質感を持ったドラミングを取り戻していて、古参組の自分としてはニンマリとしてしまった。 本作を聴いて、ほかに特筆するようなことは別にない。しかし、それこそが逆説的にalbum leaf、ジミーラヴェルを表しているんじゃないだろうかとも思う。 来年1月の来日が楽しみだ。
I heard a track off this album on the Kiss Rehab radio show. Saw the price and read the other reviews and thought I'd give it a go... and, it's a really really good listen. I own a lot of 'chillout' music and this is an album I can listen all the way through without having to change or skip tracks. Throughly enjoyable.