2年近く前に買って、数ページ取り組んで本棚の飾りになっていました。
もう少し効率的に語彙を増やしたいと思い、
ふと眠っている本に手が届きました。
1995年に英検1級に合格しており、
その際の1級対策本で、
-cide (suicide, genocide, homicide, insecticide)などの
基本的な接尾語、接頭語は覚えました。
そのとき覚えた1万5000語に、
ニュース記事によく出る語の自然増を含め、現在の語彙は2万語に満たない程度で、
ネイティブの大人の平均3万語は欲しいと思い、取り組みました。
全38セッションあるうち、
最初は、一日30分2セッションを課していましたが、
リズムがついてくると、分量の少ないセッションもあることで、
一日4セッション進める日もありました。
ほとんど朝の通勤時間を利用していました。
そうしたところ、2週間半で終了(修了)しました。
ほとんどは知っている単語でしたが、
言葉を深く理解できたことで大変有益でした。
ラテン語やギリシャ語の語源を知り、
例えば、fluoはflowのことであり、
それが言葉の構成要素にある、affluent(裕福な、豊かな)。
すると日本語で”お金持ち”ともよく訳されるこの言葉の原義は、
”お金を貯めている”ことではなく
”お金が流れている”ことを表現していることが判ります。
また、stationeryとstationaryを暗記して覚えたため、
スペルがどっちだったかいつも確認する羽目になっていたのですが
今回は、確実に覚えました。
envelope, pen, などと共通のeが入っている方が文房具である前者なのです。
同書に取り組んでいる間、
非常に有意義な時間を過ごせましたし、
少し賢くなったような気がします。
TOEIC800台では、
日本人が書いた語源の本が適しているのではないでしょうか?
860以上/英検準1級の方には同書がおすすめです。
また、Norman Lewis氏のファンになり、
同書を復習後、Word Power Made Easyに取り組んでいます。
- ポイント2%以上。 詳細はこちら (細則もこちらからご覧いただけます)