DIY電子工作で
JST SMコネクタ
の作成に使用。
カシメ部の大きい順に、
AWG18-20(0.8-0.5sq)・AWG22-20(0.25-0.3sq)・AWG28-24(0.08-0.2sq)
となっているが、実態としてはカシメ部の大きい順に
AWG18(0.75sq)・AWG20(0.5sq)・AWG22(0.3sq)の3線が妥当なところだ。
0.3sq電線での圧着検証を行ったので添付画像を参照されたし。
赤色電線が推奨されている真ん中のカシメ部による圧着で、
白色電線が一番小さいカシメ部での圧着加工。
赤色電線の被覆圧着部分が膨らんでおり、目的のコネクタに挿入できないという
本末転倒な現象が発生している。
一方、一回り小さい(仕様外)圧着位置である白色電線は
抵抗無くスムーズにコネクタへ挿入することができた。
0.2sq未満の電線となるとフラットケーブルやPLCなんかの
多芯ケーブルに相当するのだが、
そんな多芯ケーブルをわざわざコネクタに変換するか?
と問うと、なかなかそういう機会は無いのではなかろうか。
本物のJST圧着工具ほどシャープな仕上がりというわけにはいかないが、
本職にするでも無いDIY工作にウン万の工具を買うのなら
これでも良いかな?とは思う。
2019/3/31追記
モレックスの5556・5558でも問題無く使えるようだ。
カシメ部の一番大きいAWG18-20(0.8-0.5sq)の部分で
AWG22(0.3sq)の端末処理検証となった。
画像の通り比較的きれいに圧着できたのだが、線材によっては対応できないかもしれない。
‥と、言うのも今回使用した線材の被覆外径が細い物を使用したためであり、
正規品の圧着工具では被覆カシメ部があまり食い込まないのに対し
この製品ではしっかり食い込んでしまうからだ。
どういうことかというと、今回使用した線材で被覆部がやや食い気味なので
正規圧着工具で正常に圧着処理が行えた(被覆外径の太い)線材では
被覆部分を食い破ってしまう恐れがある、と考えて良い。
芯線・被覆の同時圧着を行う以上は避けて通れないジレンマなのだが、
結局のところ「使用線材に左右されてしまう」という点においては
正規・非正規工具のどちらを選んでも一長一短である、というオチだ。
ブランド | IWISS(アイウィス) |
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梱包サイズ | 16 x 11 x 1.3 cm; 600 g |
色 | A02WF2C(絶縁被覆付圧着端子/絶縁スリーブ付き棒端子用 0.5-2.5mm²) |
電池付属 | いいえ |
商品の重量 | 600 g |