友人のすすめでこの本を購入いたしました。私は医療従事者(主に慢性期疾患の)ですが、集中治療について正しく理解できていなかったなあ、と感じました。医師、看護師、臨床工学技士、さらには患者さん本人(!)の生の声が聞けて、集中治療に携わっていなくとも共感できる内容でした。
一番心に残ったのは、さいごに中西先生が書かれていた、「普段は医療のことなんて考えなくていい、でもいざとなったらちゃんとそばに医療がある」という言葉です。とても素晴らしいと思いました。私も、今この患者さんに何かが起こったら一番に気づいてあげられる、相談してもらえる医療者でありたい!と思い、毎日臨床の現場にたっています。当たり前だけど、大事な事だなあ、と感じました。
この本では集中治療室のひとつひとつのストーリーを大事に語られており、集中治療に対するイメージが変わりました。この本を手にして本当によかったと思いました。ありがとうございました。
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