T.REX, DAVID BOWIE, ROXY MUSICなどと共にグラム・ロック全盛期にキラキラと存在したモット・ザ・フープルの74年の作品がこのアルバムです。結果的に最後のオリジナル・アルバムになった今作ですが彼らのアルバムの中で一番テンションが高いです。そして何よりも凄くキラキラしてます。ボウイのジギーに負けず劣らずグラムな世界を作り上げていて1曲、1曲のクオリティーも異様に高く一気に最後まで聴けます。イアン・ハンターの哀愁漂うボーカルもすばらしいですが、モーガン・フィッシャーのグラム丸出しのピアノを聴いただけで涙腺が緩んでしまいます。因みにモーガン・フィッシャーはイエローモンキーのシックスにも参加しています。イエローモンキーファンの方にもぜひお勧め!