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ノンストップ盤の本CDは「ダンシン・アンド・プランシン（本CDでは何故か「〜・プリーチン」表記）」「リオ・デ・ジャネイロ」の好選曲が嬉しいです。
その反面、私はレアやマイナーな選曲より〝お馴染みのアーティストの楽曲有ってこそのサルソウル〟だと思うので
▪️ロレッタ・ハロウェイの「ヒット・アンド・ラン」
▪️ダブル・エクスポージャーの「ニュージー・ネイバーズ」（ファースト・チョイスも歌ってますが、私はダブル・エクスポージャーバージョンが好きです）
▪️スキップ・マホニーの「ジャニス」やメトロポリスの「アイ・ラブ・ニューヨーク」、「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」のインナーライフバージョン
を入れて欲しかった。ジョー・バターンとファースト・チョイスも各1曲しか無いので、もう少し収録して欲しかったです。
サルソウルは名曲が多過ぎるので満足いくベスト盤やノンストップ盤が無理難題なのは先刻承知です。が、このレーベルの楽曲群には私が星五つの選曲を期待してしまう不変の魅力が有ります。無理は承知で「これらがまとめて聴けたら」と望んでしまう魅力が。
恐らくそんな決定盤は今後も出ないでしょう。それでもまたサルソウルのベストorノンストップ盤が出れば、私は〝究極の選曲を追う事〟を楽しみます。
選曲の好みで星四つにしましたが、本CDの仕様や出来自体には文句ありません。
特に10.「フレークス・ラップ」〜11.「ラッポ・クラッポ」と15.「ビー・マイン・トナイト」〜16.「コール・ミー」の繋ぎは違和感が無く、見事な繋ぎ。前者はラップ同士で繋げたかったDJ OSSHYの気持ちがよくわかります。
かと思えば16.「コール・ミー」〜17.「ラヴ・センセーション」や23.「バイ・ザ・ウェイ・ユー・ダンス」〜24.「ザ・ビート・ゴーズ・オン・アンド・オン」の繋ぎは曲間を混ぜず普通に繋いでおり、〝演奏の音色に類似点が多い〟ソーラーサウンドの前回盤「HAPPY DISCO 2」と比べ、サルソウルの特色とも言える〝基本のフィリーサウンドは同じでも、各アーティストや年代で音色の癖や傾向がバラバラ〟な本盤はミキシングで機械的に曲間を混ぜた繋ぎが目立たず、曲順で苦労したのではと感じました。
音質に関してはディスコの臨場感を意識してか、低音が強めに聴こえます。
最後に、このコロナ禍に大好きなサルソウルのノンストップ盤を発売して頂いたDJ OSSHY様、ウルトラ・ヴァイヴ様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
