小室哲哉が凄いところは様々なダンスミュージックを聴いて吸収し、彼なりの音にすることができるところだ。
そんな小室哲哉がヒップホップをやったらどうなるか?
このアルバムはその質問への回答が詰まっている。
まずイントロは飛ばして、実質1曲目の「Everybody's Jelous」では、パッヘルベルのカノンをサンプリングしている。これ自体は全く斬新ではないし、クラシックミュージックをサンプリングするのは多少陳腐さを感じなくもない。
このアルバムの最初の聴きどころはTotoの「Africa」のカバーにあると思う。
この曲は兎に角低音がガンガン出ていて、シングルで出た当時、普通のCDラジカセでは音が割れてしまうほどだった。
この曲はオリジナルが良いということもあるが、実に聴きやすい。
しかし一つ言うなら小室のラップがいらないと思う。
歌詞カードにラップの歌詞が載っていないのでなんと言っているのかわからないが、一箇所英語の汚い言葉を使っているように聴こえる部分があり、ちょっと聴いていて小っ恥ずかしい。
「Victim」はasamiが小室にTimbalandを聴かせて「こういう曲を作って!」とねだって作られたそう。
確かにしっかりチキチキしててクールでかっこいい。
ちなみにこの曲は80年代後半から90年代にかけてアメリカで活躍したラップグループDe La Soulが参加したリミックスがあり、そっちもメチャクチャかっこいいのでYoutubeで要チェック。
しかしこのアルバムで1番の聴きどころは「Over & Over」。
若干レゲエっぽい感じの聴きごごちの良い良曲。
まぁざっと書きましたが、このアルバムは本当に素晴らしい。
普段「小室なんて…」という人ほど聴いたらびっくりすると思う。
私は小室哲哉は99年から01年くらいまでが本当に実力を発揮していたと思うので、これから先も聴き続けると思う。
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