このCDの個人的なハイライトは⑩『ワンダー・ブギ』、⑪『日曜日はストレンジャー』、⑫『プリティー・プリティー』の3連発だ。
多彩な展開を聴かせる⑪『日曜日はストレンジャー』は、筒美京平ファンにはたまらない曲だし、残りの2曲は、真子ちゃんのキャラクターにしか許されない楽しくもふざけた快作だ。
またCD後半の⑭『バーニング・ラブ』、⑮『彩りの季節』、⑯『思いっきりサンバ』のような正統派の好ナンバーを聴くと、曲の良さが必ずしもヒットに結びつかなかったことを感じさせられる。CD前半のヒット曲は良く取り上げられることが多いが、それ以外にも捨て難い名曲が沢山あることを教えてくれる。