機動戦士ガンダムUCスタッフの監督、メカ作画、声優、原作者からの視点と主だった方のインタビューが平均4ページずつ設けられている。
数カットの画面画像を挟みつつ最終話までの7話分のエピソード解説もあるがページの大半はビジュアルよりもテキスト中心の構成。
メカ総作監(玄馬宣彦)による各登場MSや未登場になったMSなど、一つ一つ詳しくコメントもあり。メカ作監の修正原画も数種掲載。
原作小説とは異なる展開や表現になった点など、最終話までを観終わって作品を受け取り方は様々であろう思われます。
各インタビューでは、それぞれの立場からどういった考えで作品を送り出し決着をつけたかもコメントされている。
最終話を観てモヤモヤしている気持ちのファンの方も多少は映像の意図を理解しやすくなのるのではとも感じます。
小説原作者(福井晴敏)と声優(フル・フロンタル役の池田秀一)の話合いの中から最終話の内容も影響したという意外なコメントもあった。
小説と映像という点ではやはり、同じ作品でも絵や音、声が加わる事で表現の幅も異なる媒体とあらためて感じた。
本誌の他の掲載記事は内容紹介にも詳しくありますので大特集のみ触れさせていただきました。
機動戦士ガンダムUC関連なら「復活の渋キャラオヤジ列伝」でスベロア・ジンネマンが取り上げられている点も楽しめるページだと思います。
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