固定レイアウトです。ご注意ください。
紙版の書籍は購入済でしたが、いつでも読み返したり、ハイライトをしたかったのでKindle版を買ってみたら、固定レイアウトでギャフンとなりました。
Kindle版を買ってから中を確認するまでに少し時間が掛かったため、もはや返品できません。
丸善出版様
お願いですから固定レイアウトならばその旨を明確にわかるように書いておいていただきたいです。
というかそもそも固定レイアウトの電子書籍をなぜ出すのでしょうか。
電子書籍のメリットが失われてしまいます。
悪気は無いのでしょうが、起こっている事象は詐欺に近いです。無知もまた悪だと思います。
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Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン 単行本(ソフトカバー) – 2014/1/30
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組織を味方につけるには? 抵抗を乗り越えるには?
あらゆる種類の新しいアイデアを、あらゆる規模の組織に導入しようと試みているすべての人に、本書を届けたい。
誰でも、どの組織階層の人でも、他人の心を変えようとするときには、力不足を感じるものである。
もし、新しいアイデアの導入に成功した人があなたのかたわらに座り、その秘訣を教えてくれたなら、どんなにすばらしいことだろう。
本書にはそれに匹敵するくらいの、アイデアの導入に成功した世界中・歴史上の人たちのテクニックと戦略が凝縮されている。
あらゆる種類の新しいアイデアを、あらゆる規模の組織に導入しようと試みているすべての人に、本書を届けたい。
誰でも、どの組織階層の人でも、他人の心を変えようとするときには、力不足を感じるものである。
もし、新しいアイデアの導入に成功した人があなたのかたわらに座り、その秘訣を教えてくれたなら、どんなにすばらしいことだろう。
本書にはそれに匹敵するくらいの、アイデアの導入に成功した世界中・歴史上の人たちのテクニックと戦略が凝縮されている。
- 本の長さ294ページ
- 言語日本語
- 出版社丸善出版
- 発売日2014/1/30
- 寸法15.2 x 1.8 x 21.1 cm
- ISBN-10462108786X
- ISBN-13978-4621087862
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商品の説明
出版社からのコメント
本書への推薦の言葉
文脈を読み取り、動きながら考え、実践知に基づくイノベーションを組織に普及させよ。
<野中郁次郎 一橋大学名誉教授>
肩書や所属に関係なく、身一つで問題を解決できる技術と経験がこれからの武器となる。
<瀬谷ルミ子 日本紛争予防センター理事長>
「エンジニアには信じられないかもしれませんが、私たちが下すすべての決定は、
まず感情が作用し、ロジックはその後なのです。
だから、論理的な説明というのはまったく伝わらないことが多く、
まず最初に、話をしようとしている相手の感情を大切にしないといけないのです。」
とリンダは説明しました。
この部分が本書の一番大切な部分であると私は考えています。
組織がもつ変革への抵抗や応援は、ほとんどがこの部分に起因してます。
だから、仲間をつくることが、組織変化を起こすことと切り離せないのです。
現在、日本のソフトウェア開発の現場も、クライシス状態だといえるかもしれません。
現状のやり方が通用しなくなってきて、新しいアイデアが求められています。
しかし、新しいアイデアには、必ずと言って組織は抵抗します。
そんなとき、組織のチェンジエージェントとして、あなたはどうやって進めていけばいいのでしょう
。 本書は、その問いに真摯に、そしてやさしく答えてくれます。
あなたは独りではないのです。
新しいアイデアを広めるということは、新しい仲間つくりだ、と気づいたとき
、その旅は苦しいものから楽しいものへと変わるのだと思います。
<平鍋健児 株式会社チェンジビジョン 代表取締役社長>
パターンランゲージは、未来志向の方法であり、人間やコミュニティを尊重する方法です。
閉塞的な状況のなかでがんじがらめになっているとき、
そこからどうやって抜け出すことができるのかという糸口を、
パターンランゲージは示してくれます。
まさに暗闇のなかで希望をもたらす光なのです。
しかも、それが難解な理論や高度なテクノロジーによるのではなく、
人類が古くから用いてきた「言語」というプリミティブではあるが
強力なツールによって実現されるという点も興味深いことです。
さらに、個人の支援のみならず、共通言語となってコミュニティの強化・成長にも寄与します。
これらの特徴をあわせもつ方法が、パターンランゲージなのです。
<井庭 崇 慶應義塾大学SFC 総合政策学部 准教授>
文脈を読み取り、動きながら考え、実践知に基づくイノベーションを組織に普及させよ。
<野中郁次郎 一橋大学名誉教授>
肩書や所属に関係なく、身一つで問題を解決できる技術と経験がこれからの武器となる。
<瀬谷ルミ子 日本紛争予防センター理事長>
「エンジニアには信じられないかもしれませんが、私たちが下すすべての決定は、
まず感情が作用し、ロジックはその後なのです。
だから、論理的な説明というのはまったく伝わらないことが多く、
まず最初に、話をしようとしている相手の感情を大切にしないといけないのです。」
とリンダは説明しました。
この部分が本書の一番大切な部分であると私は考えています。
組織がもつ変革への抵抗や応援は、ほとんどがこの部分に起因してます。
だから、仲間をつくることが、組織変化を起こすことと切り離せないのです。
現在、日本のソフトウェア開発の現場も、クライシス状態だといえるかもしれません。
現状のやり方が通用しなくなってきて、新しいアイデアが求められています。
しかし、新しいアイデアには、必ずと言って組織は抵抗します。
そんなとき、組織のチェンジエージェントとして、あなたはどうやって進めていけばいいのでしょう
。 本書は、その問いに真摯に、そしてやさしく答えてくれます。
あなたは独りではないのです。
新しいアイデアを広めるということは、新しい仲間つくりだ、と気づいたとき
、その旅は苦しいものから楽しいものへと変わるのだと思います。
<平鍋健児 株式会社チェンジビジョン 代表取締役社長>
パターンランゲージは、未来志向の方法であり、人間やコミュニティを尊重する方法です。
閉塞的な状況のなかでがんじがらめになっているとき、
そこからどうやって抜け出すことができるのかという糸口を、
パターンランゲージは示してくれます。
まさに暗闇のなかで希望をもたらす光なのです。
しかも、それが難解な理論や高度なテクノロジーによるのではなく、
人類が古くから用いてきた「言語」というプリミティブではあるが
強力なツールによって実現されるという点も興味深いことです。
さらに、個人の支援のみならず、共通言語となってコミュニティの強化・成長にも寄与します。
これらの特徴をあわせもつ方法が、パターンランゲージなのです。
<井庭 崇 慶應義塾大学SFC 総合政策学部 准教授>
内容(「BOOK」データベースより)
あらゆる種類の新しいアイデアを、あらゆる規模の組織に導入しようと試みているすべての人に、本書を届けたい。誰でも、どの組織階層の人でも、他人の心を変えようとするときには、力不足を感じるものである。もし、新しいアイデアの導入に成功した人があなたのかたわらに座り、その秘訣を教えてくれたなら、どんなにすばらしいことだろう。本書にはそれに匹敵するくらいの、アイデアの導入に成功した世界中・歴史上の人たちのテクニックと戦略が凝縮されている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マンズ,マリリン
米国ノースカロライナ大学アッシュビル校のマネジメント学部の教授。情報システムのマネジメントとチェンジリーダーシップについて、大学院と学部で教えている。Amazon.com、P&G、マイクロソフト、Avonなどの企業における組織変革でのリーダーシップに関して、多数の講演やコンサルティングを行ってきた
ライジング,リンダ
米国テネシー州ナッシュビルを拠点とする独立コンサルタント。アリゾナ州立大学にて、オブジェクトベース設計手法の領域でPh.Dを取得。大学での教育から、通信、アビオニクス、戦術兵器システムの各産業まで、幅広い経験をもつ。パターン、レトロスペクティブ、変革プロセス、人間の脳の働きについて、世界的に有名な講演者としても知られる
川口/恭伸
楽天株式会社勤務。金沢大学経済学部卒、北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科修了。その後14年間、株式会社QUICKに在籍し、軽量言語、ウェブシステム、Wiki、ソースコード管理、仮想化、アジャイルなど、組織内に新しいアイデアを紹介する活動を行った。また、日本へのスクラムの普及活動として、ジム・コプリエン、ジェフ・サザーランドの来日を支援する。2011年よりアギレルゴコンサルティング株式会社にてアジャイル開発の研修提供を行い、2012年より楽天株式会社に移りアジャイル開発の普及促進と技術者育成、社内システムの改善を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
米国ノースカロライナ大学アッシュビル校のマネジメント学部の教授。情報システムのマネジメントとチェンジリーダーシップについて、大学院と学部で教えている。Amazon.com、P&G、マイクロソフト、Avonなどの企業における組織変革でのリーダーシップに関して、多数の講演やコンサルティングを行ってきた
ライジング,リンダ
米国テネシー州ナッシュビルを拠点とする独立コンサルタント。アリゾナ州立大学にて、オブジェクトベース設計手法の領域でPh.Dを取得。大学での教育から、通信、アビオニクス、戦術兵器システムの各産業まで、幅広い経験をもつ。パターン、レトロスペクティブ、変革プロセス、人間の脳の働きについて、世界的に有名な講演者としても知られる
川口/恭伸
楽天株式会社勤務。金沢大学経済学部卒、北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科修了。その後14年間、株式会社QUICKに在籍し、軽量言語、ウェブシステム、Wiki、ソースコード管理、仮想化、アジャイルなど、組織内に新しいアイデアを紹介する活動を行った。また、日本へのスクラムの普及活動として、ジム・コプリエン、ジェフ・サザーランドの来日を支援する。2011年よりアギレルゴコンサルティング株式会社にてアジャイル開発の研修提供を行い、2012年より楽天株式会社に移りアジャイル開発の普及促進と技術者育成、社内システムの改善を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 丸善出版 (2014/1/30)
- 発売日 : 2014/1/30
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 294ページ
- ISBN-10 : 462108786X
- ISBN-13 : 978-4621087862
- 寸法 : 15.2 x 1.8 x 21.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 232,780位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 668位Web開発
- - 1,279位ソフトウェア開発・言語
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
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ワイクル株式会社 代表取締役
https://www.waicrew.com
東京工業大学環境・社会理工学院 特任講師
アジャイル開発やリーンスタートアップに関する翻訳書を数多く担当し、それらの手法を企業に導入するコンサルティングに従事。東工大では、2015年度よりデザイン思考をベースにした起業家育成講義「エンジニアリングデザインプロジェクト」を共同で担当。
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
星5つ中の4.1
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トップレビュー
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2019年5月19日に日本でレビュー済み
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13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年3月7日に日本でレビュー済み
第一章から、大変多くのことに気付かされました。
私にとっては、第一章だけでもこの本の価値を感じました。
(まずは第一章だけでも立ち読みされると良いかも。^ ^; )
会社などで新しいプランやプロジェクトを進めていくとき、
「どうやって人や組織を巻き込んでいけば良いのだろうか?」と
悩んでいる方は多いと思います。私もその一人です。
現実のプランやプロジェクトでは、大変多くの壁にぶつかります。
またその壁の多くが”人”に起因していることも多いと思いますが、
この本では「なぜ進まないのか?」や「進めるためのヒント」が、
その本質とともにわかりやすく語られています。
そう、まずは忘れていた本質に引き戻してくれます。
著者自身が本の中で『「そんなの当たり前のことだろ。」という人もいて、全くその通りですが〜』と述べている様に、ある意味当たり前のことが記されているとも言えますが、私たちが忘れていたり、「当たり前」と言いながら機能していないことなど、多くの事に気付かされます。
ただし、仕事の経験が浅い方の場合、「何を言っているのかわからない。」となりそうです。
よって、学生さんやまだ経験の浅い方向けではないかもしれません。
第一章に書いてあることが「理解できない」「共感できない」方は買わない方が良いでしょう。
また、タイトルには"アジャイル"とありますが、原著には"Agile"の文字はありません。
ITの本ではありません。
もちろんITプロジェクトでも使えるのですが、ビジネス全般についての本です。
アジャイルのテクニックや進め方というよりは、更に本質について記されています。
"アジャイル"の文言には惑わされないでください。
私にとっては、第一章だけでもこの本の価値を感じました。
(まずは第一章だけでも立ち読みされると良いかも。^ ^; )
会社などで新しいプランやプロジェクトを進めていくとき、
「どうやって人や組織を巻き込んでいけば良いのだろうか?」と
悩んでいる方は多いと思います。私もその一人です。
現実のプランやプロジェクトでは、大変多くの壁にぶつかります。
またその壁の多くが”人”に起因していることも多いと思いますが、
この本では「なぜ進まないのか?」や「進めるためのヒント」が、
その本質とともにわかりやすく語られています。
そう、まずは忘れていた本質に引き戻してくれます。
著者自身が本の中で『「そんなの当たり前のことだろ。」という人もいて、全くその通りですが〜』と述べている様に、ある意味当たり前のことが記されているとも言えますが、私たちが忘れていたり、「当たり前」と言いながら機能していないことなど、多くの事に気付かされます。
ただし、仕事の経験が浅い方の場合、「何を言っているのかわからない。」となりそうです。
よって、学生さんやまだ経験の浅い方向けではないかもしれません。
第一章に書いてあることが「理解できない」「共感できない」方は買わない方が良いでしょう。
また、タイトルには"アジャイル"とありますが、原著には"Agile"の文字はありません。
ITの本ではありません。
もちろんITプロジェクトでも使えるのですが、ビジネス全般についての本です。
アジャイルのテクニックや進め方というよりは、更に本質について記されています。
"アジャイル"の文言には惑わされないでください。
2020年9月29日に日本でレビュー済み
和訳がお粗末なのか原文がまわりくどいのか、とにかく読みにくい文章です。
要点が不明瞭、蛇足が多すぎる、指示語が多く主語が分かりにくい、読むのが苦痛でした。
加えてkindle版はスキャンデータを張り付けただけで値段不相応です。
一言で言えば「買ってがっかりする本」ですが、本書の言い回しで敢えて表現すると
「あなたはあたかもクリスマスの夜の子供の様にこの本にとても大きな期待で胸を膨らませ、
早く読むことを心待ちにしているだろうが、そのような期待は例えばサンタクロースの衣装を
クロークで見つけてしまったそれと同じマインドの様にあなたの思いを打ち砕き、現実的且つ
不可逆的に期待とは全く反対の場所へあなたを誘ってしまうであろう。」
という感じです。
要点が不明瞭、蛇足が多すぎる、指示語が多く主語が分かりにくい、読むのが苦痛でした。
加えてkindle版はスキャンデータを張り付けただけで値段不相応です。
一言で言えば「買ってがっかりする本」ですが、本書の言い回しで敢えて表現すると
「あなたはあたかもクリスマスの夜の子供の様にこの本にとても大きな期待で胸を膨らませ、
早く読むことを心待ちにしているだろうが、そのような期待は例えばサンタクロースの衣装を
クロークで見つけてしまったそれと同じマインドの様にあなたの思いを打ち砕き、現実的且つ
不可逆的に期待とは全く反対の場所へあなたを誘ってしまうであろう。」
という感じです。
2014年6月1日に日本でレビュー済み
ここ十数年、プログラマーの間ではデザインパターンというものが広まっています。
プログラマー以外の世界の話をするなら、これは建設業界が始めたものらしいですね。
物事の解決策を、さまざまなパターンに分けて、
それぞれについて気をつけるべき点について書き留めてあります。
ある問題を解決するべき手法というのはたいへん複雑なもので、
すべてを考えるのは大変難しいものですが。
その要素をなるべく細分化して、
その一つ一つについて考えるようにすれば、
その一つ一つはある程度単純なものとなり、考察や議論を進めることができます。
また、一つ一つについて復習をし、理解を深めることもできます。
そしてそれを組み合わせて全体の複雑な問題を解決します。
そういうパターンは、プログラム(や建築)以外でも役に立ちます。
組織を動かす場合にも。
プログラマーの本職はプログラムですが、
プログラムについての新しくてよりよいやり方を、組織に広めることも、
どうしても仕事として必要となってくるものです。
それもパターンとして分析すると、わかりやすいのではないでしょうか。
そういうパターンについて48並べたのがこの本です。
この本を読んでいて思うのですが。
プログラムのデザインパターンと比較して、
組織に働きかけることには、パターンを分析するに向いた点が少なくとも一つあると思います。
プログラムは非常に論理的なものです。
なので、パターンをいちいち暗記しなくても、
論理的に考えれば答えが出てくることは多い。
なので、デザインパターンの暗記ばかりに頼ることには善し悪しが出てきます。
が、人の動きというのはそういうものではない。
論理的に考えてばかりいても適切な答えが出てこない場合は多いです。
なので、どうしてもパターンを暗記するようなことが向いた事例が多く出てくる。
特に人間関係の理解がプログラムの理解より劣っているようなプログラマーなら、
人間関係について暗記しておく必要があることも多いため、
一度読んでおく価値はあるでしょう。
プログラマー以外の世界の話をするなら、これは建設業界が始めたものらしいですね。
物事の解決策を、さまざまなパターンに分けて、
それぞれについて気をつけるべき点について書き留めてあります。
ある問題を解決するべき手法というのはたいへん複雑なもので、
すべてを考えるのは大変難しいものですが。
その要素をなるべく細分化して、
その一つ一つについて考えるようにすれば、
その一つ一つはある程度単純なものとなり、考察や議論を進めることができます。
また、一つ一つについて復習をし、理解を深めることもできます。
そしてそれを組み合わせて全体の複雑な問題を解決します。
そういうパターンは、プログラム(や建築)以外でも役に立ちます。
組織を動かす場合にも。
プログラマーの本職はプログラムですが、
プログラムについての新しくてよりよいやり方を、組織に広めることも、
どうしても仕事として必要となってくるものです。
それもパターンとして分析すると、わかりやすいのではないでしょうか。
そういうパターンについて48並べたのがこの本です。
この本を読んでいて思うのですが。
プログラムのデザインパターンと比較して、
組織に働きかけることには、パターンを分析するに向いた点が少なくとも一つあると思います。
プログラムは非常に論理的なものです。
なので、パターンをいちいち暗記しなくても、
論理的に考えれば答えが出てくることは多い。
なので、デザインパターンの暗記ばかりに頼ることには善し悪しが出てきます。
が、人の動きというのはそういうものではない。
論理的に考えてばかりいても適切な答えが出てこない場合は多いです。
なので、どうしてもパターンを暗記するようなことが向いた事例が多く出てくる。
特に人間関係の理解がプログラムの理解より劣っているようなプログラマーなら、
人間関係について暗記しておく必要があることも多いため、
一度読んでおく価値はあるでしょう。