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この人の名前,ジャズのアルバムにはかなりの頻度で登場するので,ご存知の方も多いだろう。大坂昌彦,日本ジャズ界のファーストコール。つまり一番にお声のかかる実力の持ち主なのだ。この新作は,ファンキーをテーマにとにかくいろんな角度からファンキー曲をとりあげていて,大坂の多才ぶりがほんとうによく分かる。スリリングで次々に展開される音楽に,抗いようもなくはまってしまう! ! 「脂ののった」とはこのことを言うのだろう,こんなにファンキーなジャズマンはそういない。(Swing Journal 2010年6月号)