このCDを取り寄せた理由は、アーノルド・バックスの交響曲?【春の炎】が
久しぶりに新録音されたというニュースを読んだからだ。指揮のマーク・
エルダーは実際にこの曲をライブで演奏するはずだったが何かの都合により
結局キャンセルになってしまいイギリスのバックスファンは大変残念がって
いたようだ。しかし幸いにもこの録音が発売された為、ハレ管によるBaxの
演奏が聞けることになりありがたかった。このバックスの交響曲(交響詩)
はかなり以前にヴァーノン・ハンドリーとロイヤルフィルの演奏(CHNDOS盤)
が出ていたがこのハレのものもなかなか面白い。より自由な演奏となっていて
面白い。この曲は交響曲と銘打っているが実際はバレー曲例えばラヴエルの
「ダフニスとクロエ」のようなものか。類似曲はアルベール・ルーセルのもの。
森の詩(交響曲第一番)か。この盤での他に面白かった演奏はディーリアスの
春に関する楽曲。デビッド・ロイド・ジョーンズのナクソス盤で初録音された
【春の田園詩】。この曲はディーリアスの権威であるトーマス・ビーチャムが
頑として録音を残さなかったいわくつきの曲だ。ディーリアスの初期の作品に
共通な雰囲気を漂わせる作品で内容は後期のディーリアスの円熟さとは離れて
いるが、エルダーの魅力的な演奏で救われている。フランク・ブリッジの作品は
いかにも彼らしいしっかりとした作風で聞き応えがある演奏だ。
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