2008年に「The Sweetest Time」を初めて聞いてから、今でも繰り返し聴くほどその一曲のみがひどく好きで、中塚武がCDを出す度に似たタイプの曲がないかチェックしてきた。
そんな私にはこのアルバムが一番の当たりだと思う。このCDを初めて聴いた時、ついにキタかも!と思った。
前作「Lyrics」に比べて一段と賑やかに、華やかになって、メロディ展開もコロコロ変わり、音を聴くのが本当に楽しい。この路線がすごく好み。
歌は正直に言うとあまり上手くないうえ、ちょっと癖がある。好みが大きく別れてしまうところだと思う。
誰かボーカルを呼んで録ってほしいと思う。でも聞き慣れてくれば彼の歌声も、これはこれで味があるように思えてくるような気もする。でもやっぱりボーカル専門の人を呼んだ方が聴きやすくなるとも思う。
9曲目以外はどれも好きだけど、特に11曲目は、これぞ私の求めていた中塚武だと思った。群を抜いて好きだ。
amazonの試聴は45秒しか聴けないから、残念ながらほとんどの曲がサビに到達出来ないだろうけれど、少しでも気に入った曲があったならDL販売もあるから一曲でも買ってみてほしい。きっと満足出来ると思う。
7,8年追い続けて良かった。賑やかなテーマパークのようで、聴くのが本当に楽しいアルバムだと思った。