数年前に購入。
数ページ読んで、Java の知識以前に意味不明な日本語に
辟易して、いわゆる積ん読状態でした。
最近、enum を本格的に使う機会があり本書が Java の enum について詳しいとの
事でその章からようやく読み始めた。
内容は良い。
しかし内容が良いだけに、訳があまりにも酷過ぎるのがとても残念。
日本語として文章が成り立っていない。
もともと翻訳書はニュアンスが原本の通り日本語として伝わっているのか解らない
ので避けている者であるが、この本は翻訳の酷さがつくづく残念であると
感じた数少ない書である。
今まで翻訳書はこんなもの、読みにくいものと諦めていたがこの本はちょっと別。
内容が非常に良いだけに惜しい。
amazonでは第 3 版が出たようで原書 (もちろん英語) が販売されている。
表紙をみたら Java SE 9 まで対応している。(本書は Java SE 6 まで)
この訳者の方、
「Javaプログラマーなら習得しておきたい Java SE 8 実践プログラミング (impress top gear)」
も訳しておられ、この本は一読した。訳は随分マシになっているが、それでも
英文で使われていそうな表現・ニュアンス直訳そのままの感で、まだまだ読みにくい。
第 3 版は原書にたとえあっても日本人にはなじまない表現など、うまく翻訳(意訳?)できる
方にお願いしたいものである。(技術の内容を伝える上で不要と思った比喩などは大胆に
省略しても良いのでは?)
非常に為になる本なのに妙な日本語のせいで、無駄な労力・時間をとられる本である。
理解できない日本語は読み流してソースコードを読み、ああこの日本語はこの事が
言いたかったのかと推測するのがこの本の読み方か?
ここまで翻訳が酷い本はいままで読んだ事がない。
最初から順に読む必要はない。興味がある、知識が必要、な章から読めば良い本。
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