この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
Dear,こげんた―この子猫を知っていますか? 単行本(ソフトカバー) – 2004/7/15
ママをさがして7こくらいよるをすごした。。
ママはぼくがきらいになったのかな?
ママはどこへいっちゃったんだろう。
すてられたの?
おなかがすいてぺこぺこになった。
しかたがないから ゴミすてばにいたんだ、
そしたら おにいちゃんがきて ぼくをいえにつれていった
あたらしいおうちだとおもって とっても うれしかった。
おいしいごはんもくれたのに、、
なんで?
なんでぼくのしっぽをきったの?
なんでぼくのあしをきったの?
ぼく いいこにしてたよね
なんのために ぼく うまれたの?
泣いているだけでは変わらない。
黙っていても変わらない。
小学生、大学生、主婦、会社員……立場を超えて思いがひとつになった。
悲しい出来事――でも、そこから希望の虹を見つけた。
猫虐待ネット掲示板事件を契機に、社会を動かした人々の記録。
2002年5月ネット上で公開虐待された一匹の猫がいた。怒涛のような感情の波、あるはずのない尻尾が痛む。
その一枚の写真に体中の血液がフツフツと音を立てた。
PCの前でとり憑かれたかのように詩を打ち込む私がいた。
そうして出来上がったサイト「Dear、こげんた」には一日数十件に渡る書き込みが掲示板に書き込まれた。最大アクセス数一日一万。
集められた署名は三万を超えた。
猫一匹の事件に?と考えるかも知れない、しかしこの事件は腐敗しつつある日本に投げられた警鐘である。彼らの声はやがて貴方の叫びと変わる。
今からでも遅くはない、この子猫が命と共に放ったメッセージを受け止めて欲しい。
「命」とは?「生きる意味」とは?
全てが「無意味」になりつつある現代の中で、人間本来の優しさを取り戻そうと歩きはじめた人達がいた。
親にこの本を買ってプレゼントした小学生、リストカットをやめた中学生、引きこもりから立ち直ろうと決意した子、主婦、
学校の先生、会社員、自営業、全く違った環境の人々のそれぞれのこげんたストーリーが始まった。
この本は皆の熱い想いがぎっしりと詰まった本です。
衝撃、慟哭がやがて感動となり、そして希望の蕾になりました。
出版後、たくさんの方からのお手紙が寄せられています。
出版社に泣きながら「署名用紙を送ってください」と電話が入りました。
Amazonへ書かれたレビューが私に力をくれて、そして又サイトの力となり新しい勇気の輪が広がっていきます。
思いやりは優しさを呼び、勇気は生きるエネルギーへと変わります。
今日、海を越えて拘置所の独房から一通の手紙が私の元へ届きました。
「以前は自殺も考えました。しかし、Dear、こげんたを読み終え、出所後は迷惑をかけた母と祖母に親孝行をしたい、そして動物救済活動がしたいという生きがいが出来、人生を前向きに考えはじめることが出来ました」
本を出すことの意味の深さを再度確認しました。
ママはぼくがきらいになったのかな?
ママはどこへいっちゃったんだろう。
すてられたの?
おなかがすいてぺこぺこになった。
しかたがないから ゴミすてばにいたんだ、
そしたら おにいちゃんがきて ぼくをいえにつれていった
あたらしいおうちだとおもって とっても うれしかった。
おいしいごはんもくれたのに、、
なんで?
なんでぼくのしっぽをきったの?
なんでぼくのあしをきったの?
ぼく いいこにしてたよね
なんのために ぼく うまれたの?
泣いているだけでは変わらない。
黙っていても変わらない。
小学生、大学生、主婦、会社員……立場を超えて思いがひとつになった。
悲しい出来事――でも、そこから希望の虹を見つけた。
猫虐待ネット掲示板事件を契機に、社会を動かした人々の記録。
2002年5月ネット上で公開虐待された一匹の猫がいた。怒涛のような感情の波、あるはずのない尻尾が痛む。
その一枚の写真に体中の血液がフツフツと音を立てた。
PCの前でとり憑かれたかのように詩を打ち込む私がいた。
そうして出来上がったサイト「Dear、こげんた」には一日数十件に渡る書き込みが掲示板に書き込まれた。最大アクセス数一日一万。
集められた署名は三万を超えた。
猫一匹の事件に?と考えるかも知れない、しかしこの事件は腐敗しつつある日本に投げられた警鐘である。彼らの声はやがて貴方の叫びと変わる。
今からでも遅くはない、この子猫が命と共に放ったメッセージを受け止めて欲しい。
「命」とは?「生きる意味」とは?
全てが「無意味」になりつつある現代の中で、人間本来の優しさを取り戻そうと歩きはじめた人達がいた。
親にこの本を買ってプレゼントした小学生、リストカットをやめた中学生、引きこもりから立ち直ろうと決意した子、主婦、
学校の先生、会社員、自営業、全く違った環境の人々のそれぞれのこげんたストーリーが始まった。
この本は皆の熱い想いがぎっしりと詰まった本です。
衝撃、慟哭がやがて感動となり、そして希望の蕾になりました。
出版後、たくさんの方からのお手紙が寄せられています。
出版社に泣きながら「署名用紙を送ってください」と電話が入りました。
Amazonへ書かれたレビューが私に力をくれて、そして又サイトの力となり新しい勇気の輪が広がっていきます。
思いやりは優しさを呼び、勇気は生きるエネルギーへと変わります。
今日、海を越えて拘置所の独房から一通の手紙が私の元へ届きました。
「以前は自殺も考えました。しかし、Dear、こげんたを読み終え、出所後は迷惑をかけた母と祖母に親孝行をしたい、そして動物救済活動がしたいという生きがいが出来、人生を前向きに考えはじめることが出来ました」
本を出すことの意味の深さを再度確認しました。
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社ハート出版
- 発売日2004/7/15
- ISBN-104892954594
- ISBN-13978-4892954597
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
著者からのコメント
2002年5月ネット上で公開虐待された一匹の猫がいた。
怒涛のような感情の波、あるはずのない尻尾が痛む。
その一枚の写真に体中の血液がフツフツと音を立てた。
PCの前でとり憑かれたかのように詩を打ち込む私がいた。
そうして出来上がったサイト「Dear、こげんた」には一日数十件に渡る書き込みが掲示板に書き込まれた。最大アクセス数一日一万。
集められた署名は三万を超えた。
猫一匹の事件に?と考えるかも知れない、しかしこの事件は腐敗しつつある日本に投げられた警鐘である。彼らの声はやがて貴方の叫びと変わる。
今からでも遅くはない、この子猫が命と共に放ったメッセージを受け止めて欲しい。
「命」とは?「生きる意味」とは?
全てが「無意味」になりつつある現代の中で、人間本来の優しさを取り戻そうと歩きはじめた人達がいた。親にこの本を買ってプレゼントした小学生、リストカットをやめた中学生、引きこもりから立ち直ろうと決意した子、主婦、学校の先生、会社員、自営業、全く違った環境の人々のそれぞれのこげんたストーリーが始まった。
この本は皆の熱い想いがぎっしりと詰まった本です。
衝撃、慟哭がやがて感動となり、そして希望の蕾になりました。
出版後、たくさんの方からのお手紙が寄せられています。
出版社に泣きながら「署名用紙を送ってください」と電話が入りました。
Amazonへ書かれたレビューが私に力をくれて、そして又サイトの力となり新しい勇気の輪が広がっていきます。思いやりは優しさを呼び、勇気は生きるエネルギーへと変わります。
今日、海を越えて拘置所の独房から一通の手紙が私の元へ届きました。
「以前は自殺も考えました。しかし、Dear、こげんたを読み終え、出所後は迷惑をかけた母と祖母に親孝行をしたい、そして動物救済活動がしたいという生きがいが出来、人生を前向きに考えはじめることが出来ました」
本を出すことの意味の深さを再度確認しました。
怒涛のような感情の波、あるはずのない尻尾が痛む。
その一枚の写真に体中の血液がフツフツと音を立てた。
PCの前でとり憑かれたかのように詩を打ち込む私がいた。
そうして出来上がったサイト「Dear、こげんた」には一日数十件に渡る書き込みが掲示板に書き込まれた。最大アクセス数一日一万。
集められた署名は三万を超えた。
猫一匹の事件に?と考えるかも知れない、しかしこの事件は腐敗しつつある日本に投げられた警鐘である。彼らの声はやがて貴方の叫びと変わる。
今からでも遅くはない、この子猫が命と共に放ったメッセージを受け止めて欲しい。
「命」とは?「生きる意味」とは?
全てが「無意味」になりつつある現代の中で、人間本来の優しさを取り戻そうと歩きはじめた人達がいた。親にこの本を買ってプレゼントした小学生、リストカットをやめた中学生、引きこもりから立ち直ろうと決意した子、主婦、学校の先生、会社員、自営業、全く違った環境の人々のそれぞれのこげんたストーリーが始まった。
この本は皆の熱い想いがぎっしりと詰まった本です。
衝撃、慟哭がやがて感動となり、そして希望の蕾になりました。
出版後、たくさんの方からのお手紙が寄せられています。
出版社に泣きながら「署名用紙を送ってください」と電話が入りました。
Amazonへ書かれたレビューが私に力をくれて、そして又サイトの力となり新しい勇気の輪が広がっていきます。思いやりは優しさを呼び、勇気は生きるエネルギーへと変わります。
今日、海を越えて拘置所の独房から一通の手紙が私の元へ届きました。
「以前は自殺も考えました。しかし、Dear、こげんたを読み終え、出所後は迷惑をかけた母と祖母に親孝行をしたい、そして動物救済活動がしたいという生きがいが出来、人生を前向きに考えはじめることが出来ました」
本を出すことの意味の深さを再度確認しました。
出版社からのコメント
小さな命のSOSに耳をふさげないあなたへ
あの子猫の事件を覚えていますか?
泣いているだけでは変わらない。
黙っていても変わらない。
小学生、大学生、主婦、会社員……立場を超えて思いがひとつになった。
悲しい出来事――でも、そこから希望の虹を見つけた。
猫虐待ネット掲示板事件を契機に、社会を動かした人々の記録。
【はじめに】
こげんた事件とは……。
子猫がある日、インターネット上で虐殺公開されます。
それを知った多くの人々が、立ち上がり、犯人の異例逮捕、
有罪判決へとつながりました。
この事件の判決は、その後宇都宮での動物虐待事件、
川崎での猫連続虐殺事件などの判決にも多大な影響を与えました。
さらに、警察や裁判所を始め、マスコミ、環境省にも
国民の動物への関心を示す結果となりました。
この事件をきっかけに、活動や関心は広がり続け、
今も大きな波となって日本をおおいつくそうとしています。
たかが、猫。
一匹の野良猫。
その猫のために涙した3万を超える人がいた。
なぜ、一匹の猫にこれほどまで人が動いたのか?
それぞれの「こげんた物語」を通して見えてきた日本の社会を、
一緒に考えてみませんか。
あの子猫の事件を覚えていますか?
泣いているだけでは変わらない。
黙っていても変わらない。
小学生、大学生、主婦、会社員……立場を超えて思いがひとつになった。
悲しい出来事――でも、そこから希望の虹を見つけた。
猫虐待ネット掲示板事件を契機に、社会を動かした人々の記録。
【はじめに】
こげんた事件とは……。
子猫がある日、インターネット上で虐殺公開されます。
それを知った多くの人々が、立ち上がり、犯人の異例逮捕、
有罪判決へとつながりました。
この事件の判決は、その後宇都宮での動物虐待事件、
川崎での猫連続虐殺事件などの判決にも多大な影響を与えました。
さらに、警察や裁判所を始め、マスコミ、環境省にも
国民の動物への関心を示す結果となりました。
この事件をきっかけに、活動や関心は広がり続け、
今も大きな波となって日本をおおいつくそうとしています。
たかが、猫。
一匹の野良猫。
その猫のために涙した3万を超える人がいた。
なぜ、一匹の猫にこれほどまで人が動いたのか?
それぞれの「こげんた物語」を通して見えてきた日本の社会を、
一緒に考えてみませんか。
内容(「BOOK」データベースより)
小学生、大学生、主婦、会社員…立場を超えて思いがひとつになった。悲しい出来事―でも、そこから希望の虹を見つけた。猫虐待ネット掲示事件を契機に、社会を動かした人々の記録。
内容(「MARC」データベースより)
ネット上で子猫の虐待の様子が流された「こげんた事件」。悲しい出来事-でも、そこから希望の虹を見つけた。小学生、主婦、会社員…立場を超えて思いはひとつに。猫虐待ネット掲示事件を契機に、社会を動かした人々の記録。
抜粋
ママをさがして7こくらいよるをすごした。。 ママはぼくがきらいになったのかな? ママはどこへいっちゃったんだろう。 すてられたの? おなかがすいてぺこぺこになった。 しかたがないから ゴミすてばにいたんだ、 そしたら おにいちゃんがきて ぼくをいえにつれていった あたらしいおうちだとおもって とっても うれしかった。 おいしいごはんもくれたのに、、 なんで? なんでぼくのしっぽをきったの? なんでぼくのあしをきったの? ぼく いいこにしてたよね
なんのために ぼく うまれたの?
著者について
【著者】mimi
東京生まれ、NY在住。
こげんたちゃん事件をきっかけにサイト++Dear,こげんた++を設立。
このサイトは「知ることから始めよう」をモットーに、
動物虐待撲滅、一匹でも多くの犬猫の幸せを目指す個人の集まり。
こげんたちゃん事件、宇都宮事件、動物愛護法再改正、
保健所・愛護センターの改善要望などの署名用紙をネット上で配布。
*この本の印税は「こげんた基金」として今後の動物救護活動に使われます。
東京生まれ、NY在住。
こげんたちゃん事件をきっかけにサイト++Dear,こげんた++を設立。
このサイトは「知ることから始めよう」をモットーに、
動物虐待撲滅、一匹でも多くの犬猫の幸せを目指す個人の集まり。
こげんたちゃん事件、宇都宮事件、動物愛護法再改正、
保健所・愛護センターの改善要望などの署名用紙をネット上で配布。
*この本の印税は「こげんた基金」として今後の動物救護活動に使われます。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
mimi
東京生まれ、NY在住。こげんたちゃん事件をきっかけにサイト++Dear,こげんた++を2002年6月に設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
東京生まれ、NY在住。こげんたちゃん事件をきっかけにサイト++Dear,こげんた++を2002年6月に設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1分以内にKindleで Dear.こげんた この子猫を知っていますか? をお読みいただけます。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
登録情報
- 出版社 : ハート出版 (2004/7/15)
- 発売日 : 2004/7/15
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 216ページ
- ISBN-10 : 4892954594
- ISBN-13 : 978-4892954597
- Amazon 売れ筋ランキング: - 109,512位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 3,680位エッセー・随筆 (本)
- - 6,364位科学・テクノロジー (本)
- - 17,609位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
101 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悲しくなった。こんな事は絶対に起きてはいけない!と強く思った。こげんたを思う人々の思いにも感動した。こげんたの痛くて怖い気持ちが耐えられないが虐待を知りこの様な残虐な事件がなくなる様にみんなに知ってもらいたい本だと感じた。
2005年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近まで犬しか飼ったことがなく、そのせいで猫よりは犬派でしたが、
ひょんなことから一年前に捨て猫(雌)を拾い、飼い始めた。
案外、猫もかわいいものだな~簡単にはまってしまい、いつしか、猫がいる生活が当たり前になっている。
そんな折、この本と出会った。
正直、心が痛かった。
純真無垢な子猫をいたぶった犯人はたしかに憎い、だがそれ以上に同じ人間、同じ日本人がやったという事実の方がどうにもやるせなかった。
この本をきっかけで、こげんたのホームページを観てみたが、私は問題の画像を観る事ができなかった。
この本の中で冒頭からその有様を表現した文章が何回か出てくるので、それを読むだけで、その虐待の凄惨な様子が痛いほど伝わり、涙がとめどなく溢れてきて、それ以上文章が読めなくなった。
声にならない、悲しさ、悔しさ、ただ心の内より湧き上がる切なさ。
映画でもドラマでもなく、現実に起こったことだからこそ、心にダイレクトに届く。
今回のような荒んだ事件が起こる世の中だが、こげんたの為に色々な人が立ち上がり、見事、奇跡を起こした。まだまだ世の中捨てたものじゃないと思わされた。
また、収録されている多くの人々のこげんたに対しての愛(詩やメッセージ)がとても純粋で、心打つ。特に表紙の絵は素晴らしいと思う。
子供、大人も問わず、多くの人間に読んで欲しい一冊。
最後に、こげんた、どうか安らかに。
ひょんなことから一年前に捨て猫(雌)を拾い、飼い始めた。
案外、猫もかわいいものだな~簡単にはまってしまい、いつしか、猫がいる生活が当たり前になっている。
そんな折、この本と出会った。
正直、心が痛かった。
純真無垢な子猫をいたぶった犯人はたしかに憎い、だがそれ以上に同じ人間、同じ日本人がやったという事実の方がどうにもやるせなかった。
この本をきっかけで、こげんたのホームページを観てみたが、私は問題の画像を観る事ができなかった。
この本の中で冒頭からその有様を表現した文章が何回か出てくるので、それを読むだけで、その虐待の凄惨な様子が痛いほど伝わり、涙がとめどなく溢れてきて、それ以上文章が読めなくなった。
声にならない、悲しさ、悔しさ、ただ心の内より湧き上がる切なさ。
映画でもドラマでもなく、現実に起こったことだからこそ、心にダイレクトに届く。
今回のような荒んだ事件が起こる世の中だが、こげんたの為に色々な人が立ち上がり、見事、奇跡を起こした。まだまだ世の中捨てたものじゃないと思わされた。
また、収録されている多くの人々のこげんたに対しての愛(詩やメッセージ)がとても純粋で、心打つ。特に表紙の絵は素晴らしいと思う。
子供、大人も問わず、多くの人間に読んで欲しい一冊。
最後に、こげんた、どうか安らかに。
2005年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かつて一匹の仔猫の身に起こってしまった痛ましい事件、その事件に寄せられた様々な「声」がここにはありました。このような事件が起きてしまう一方で、心ある多くの人達の祈りによってもたられた奇跡には救われる思いがします。この世に生まれくる命と去り行く命、命とは何なのかを種族の壁を越えて問う警鐘としての意味がこの本には込められていると思います。日本という国は動物愛護の観点からは完全な後進国です。それがどういう意味を持つのか、この本を読めば自ずと見えてきます。ペットではなくコンパニオンアニマルという名称、アニマルポリスとシェルターの存在、今回この本に関連する事柄を調べている中で知り得た言葉の一例ですが、皆さんはどういうものかご存知でしょうか?自らを取り巻く環境とこの本で触れられている事は、決して無縁のものではないと強く感じます。先ず、知ること。そして、自分が出来ることをやっていく。今年2005年6月に成された動物愛護法の改正も、たくさんの人のそうした努力が実を結んだ想いの結晶です。先ず知る、そのプロセスの一つとして、老若男女全ての方々にこの本を読まれることをお薦めします。
2005年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、他の本みたいに経過をつらつらと書いているものではありません。
この本の大部分は(大勢の人から)こげんたに寄せられた思い(こげんたへの手紙のようなもの)が書いてあるものです。
だから、こういうのが好きでない方には買って損をした。と思ってしまうかもしれません。
でも、こげんたの事件は知って欲しい。
ぜひ「こげんた」と検索してこげんたのHPに行って見てください。
この事件で犯人が逮捕になったのは本当に奇跡のようなもので、実際は逮捕にならない場合がほとんどです。
アメリカでは動物虐待は重罪とされている・・・が、しかし
日本ではまだそこまで手が及んでいないのだ。
この事件をきっかけにもっと動物に対して生きている生物とみなしてくれることを望んでいます。
この本の大部分は(大勢の人から)こげんたに寄せられた思い(こげんたへの手紙のようなもの)が書いてあるものです。
だから、こういうのが好きでない方には買って損をした。と思ってしまうかもしれません。
でも、こげんたの事件は知って欲しい。
ぜひ「こげんた」と検索してこげんたのHPに行って見てください。
この事件で犯人が逮捕になったのは本当に奇跡のようなもので、実際は逮捕にならない場合がほとんどです。
アメリカでは動物虐待は重罪とされている・・・が、しかし
日本ではまだそこまで手が及んでいないのだ。
この事件をきっかけにもっと動物に対して生きている生物とみなしてくれることを望んでいます。