IQ2なのでこの世の事、な~んもわからん知らんのですが、ただひとつわかっているのは、この名作257ページを890円で読めるこの世は狂っとる。これは真実。悪魔に魂売って描いたんか?
社会人BLに仕事をしている描写は必須ですが、正直なんの仕事してんのか謎なことが多かった。モブ女性たちが頬を染めてヒソヒソ話をして攻めがモテモテエリートであることを教えてくれる以外わからない。クールなイケメン部下。黒髪の上司。謎の薄暗い棚いっぱいある部屋にふたり。私たちにはそれだけあれば十分だった。
でもこの作品のポイントは「妬み」です。そこに仕事も絡んでくる。努力しても届かない才能への嫉妬。劣等感。
そういう人間の弱さ、狡さ、汚さ、脆さ、それに苦しみもがく人間くささを描かせたらおげれつたなか先生の右に出るものはいない私が倒す。
好きなこと、夢中になれることを「仕事」にすることで、社会人として大人として、気持ちを抑えて耐えて、それでも攻めの才能に追い付こうともがく受けは見ていてとても辛かったけど、夢を追い続ける姿はとても眩しくて魅力的でした。
夢中になれる何かがあって、努力して悩んで挫折して、また立ち上がる姿はどんな作品であっても人の心を動かすと思います。
攻めと受けの恋愛だけに重きをおくのも好きですが、こうしてその何かを共有しながらさらにお互いに高め合っていく2人をBLとして描いてくれたおげれつたなか先生にマジ感謝です。BLの幅がさらに広がったようにも感じました。
おげれつたなか先生の繊細な描写、丁寧なストーリー展開だからこそ描けたのかもしれません。さすがおげれつたなか先生です。名前どうした?
最後には特設ページなるものも紹介されていて、作中で登場する、攻めによる制作記録が読めるのでぜひ。
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