音楽の宝庫・キューバの息吹を全身で吸収した美しきヴァイオリニスト“SAYAKA”率いる5人組、待望のニュー・アルバム。情熱的でロマンティックなTOKYO発ラテン・ミクスチャーを聴けば、魂はもう『A Cuba(キューバへ)』!!
2009年7月にリリースされたデビュー・アルバム『Palma Habanera(パルマ・アバネーラ)』が好評を博したヴァイオリニスト“SAYAKA”率いる”SAYAKA y su Parma Habanera”のニュー・アルバム。
“SAYAKA”とセッションを通じて知り合った名だたるミュージシャン…ジャズやブラジル音楽をメインに絶大な評価を受ける大口純一郎(Pf)、スペインへの留学経験を持つフラメンコ・ギタリストの柴田亮太郎(Gt)、ラテン音楽シーンを中心に多くのミュージシャンと共演する小泉哲夫(B)、オルケスタ・デ・ラ・ルスの創始者であり世界を股にかけた活動で知られる大儀見元(Per)…それぞれ異なる音楽性やキャリアを持つ5人によって生み出されるサウンドは、キューバ~ラテン音楽をベースにしながらも、従来の枠から一歩踏み出してみようという真のミクスチャー感覚に溢れたものだ。しなやか且つしたたかなアンサンブルも、ライヴ・セッションを神髄とするバンドの性格を存分に伝えている。
ヴァイオリニストであり、ほぼ全曲のアレンジを手掛ける“SAYAKA”は、桐朋学園大学を中退後、キューバ音楽との衝撃的な出逢いを経て、単身キューバに乗り込んだというドラマティックな経歴の持ち主。ラテン仕込みのセンシティヴで懐の深い演奏に加えて、大らかなキャラクターと旺盛な探究心、軽快なフットワークにより、ジャンルを問わず、世界各地で幅広い演奏活動を展開して来た。彼女が醸し出す魅力の全てが、自ら奏でるヴァイオリンの一音一音に宿っているといっても過言ではない。