Common Lispとしてまとめられた最初の仕様で通称CLtL1(Common Lisp the Language)と呼ばれています。
この仕様が出た1984年の十年後に、ANSI Common Lispとして現在の仕様となりますが、オブジェクト指向システムやコンディションシステム(他の言語での例外処理機構に相当)の追加、CLtL1での曖昧な定義の整理などにより、CLtL1からすると仕様が大幅に増加/変更された格好となっています。
現状のCommon Lispの処理系は殆どがANSI Common Lispの仕様に準拠していますので、仕様を確認する書物としての実用性は無く、Lisp本のコレクターのものかと思います。
なお、このCLtL1の後にANSI Common Lisp制定までの中間報告という体裁で「Common Lisp 第二版」(CLtL2)が出版されていますが、これは厳密には仕様ではなく、Guy Steel, Jr.個人がまとめた物になります。
第二版の方は、ANSI Common Lispとおおまかには同じということと、ANSI Common Lispの仕様の邦訳が無いということから現在でも利用者は多いものになっています(しかし、もちろん定義が違う箇所もあるので常に仕様の違いに気を付ける必要があります)
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