前半のChefの基本的な部分についてはとても役に立ちます。
役に立つからこそ、第6章の内容に大きな不満が残り、それは憤りさえ感じる程なので書かせていただきます。
第6章は「アプリケーション実行環境の自動構築」とあります。しかし、ターゲットがVagrantのゲストOSであるところまでは許せるとして、なぜかVagrantのプロビジョニング機能を使うようになっている点です。更に訳が分らないのは、一部はゲストOSにログインして手動でインストールしなければならないのです。
そんな例を淡々と紹介していますが、なぜなのでしょうか?
ターゲットがVagrantのゲストOSだとしても、せめて別のVagrantゲストOSで普通にChefを実行してターゲットを構築する手法にすべきだったのではないのでしょうか。これではあまりにも応用範囲が狭くなり、Chefを使う必然性が感じられません。
大変がっかりしました。
Chef実践入門 ~コードによるインフラ構成の自動化 (WEB+DB PRESS plus) (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2014/5/22
吉羽 龍太郎
(著)
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菅井 祐太朗
(著)
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並河 祐貴
(著)
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本の長さ392ページ
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言語日本語
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出版社技術評論社
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発売日2014/5/22
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ISBN-10477416500X
-
ISBN-13978-4774165004
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
サーバ構築/運用をミスなく効率的に行う。第一線のエンジニアが現場のノウハウを凝縮
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
吉羽/龍太郎
クラウドコンピューティング、DevOps、インフラ構築自動化、アジャイル開発、テスト自動化を中心としたコンサルティングを生業としている。認定スクラムプロフェッショナル(CSP)/認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)/認定スクラムマスター(CSM)/Microsoft MVP for Visual Studio ALM
安藤/祐介
PHPやPaaSなどを活用するソフトウェア開発とその支援に携わる。コミュニティ活動としては子ども向けのプログラミング教室、CoderDojoなどにも参加し幅広く活動中
伊藤/直也
元・(株)はてな執行役員最高技術責任者(CTO)。グリー(株)を経て、2012年よりフリーとなり、2013年からKAIZEN platform Inc.技術顧問
菅井/祐太朗
2010年よりRuby on RailsでのWebアプリケーションをサーバサイドから支えるエンジニアとして活動し、現在はウェブペイ(株)に在籍
並河/祐貴
これまで、数々のオープンソースソフトウェアの検証/導入/運用や、クラウドサービスを利用したサービス構築/運用を実践。現職の(株)サイバーエージェントで大規模にChefを導入した事例は国内でも早い段階から知られ、現在のChef人気の礎を築く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
クラウドコンピューティング、DevOps、インフラ構築自動化、アジャイル開発、テスト自動化を中心としたコンサルティングを生業としている。認定スクラムプロフェッショナル(CSP)/認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)/認定スクラムマスター(CSM)/Microsoft MVP for Visual Studio ALM
安藤/祐介
PHPやPaaSなどを活用するソフトウェア開発とその支援に携わる。コミュニティ活動としては子ども向けのプログラミング教室、CoderDojoなどにも参加し幅広く活動中
伊藤/直也
元・(株)はてな執行役員最高技術責任者(CTO)。グリー(株)を経て、2012年よりフリーとなり、2013年からKAIZEN platform Inc.技術顧問
菅井/祐太朗
2010年よりRuby on RailsでのWebアプリケーションをサーバサイドから支えるエンジニアとして活動し、現在はウェブペイ(株)に在籍
並河/祐貴
これまで、数々のオープンソースソフトウェアの検証/導入/運用や、クラウドサービスを利用したサービス構築/運用を実践。現職の(株)サイバーエージェントで大規模にChefを導入した事例は国内でも早い段階から知られ、現在のChef人気の礎を築く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 技術評論社 (2014/5/22)
- 発売日 : 2014/5/22
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 392ページ
- ISBN-10 : 477416500X
- ISBN-13 : 978-4774165004
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Amazon 売れ筋ランキング:
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- - 1,738位アプリケーション (本)
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2016年2月10日に日本でレビュー済み
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6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年3月9日に日本でレビュー済み
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Chefを自学自習するとっかかりとしてはいい本だと思います。もっとも、ローカル開発環境を「ユーザー名が漢字のWin8.1+Cygwin」で始めてしまったので、本ではたった1行で書いてある vagrant init や gem install berkshelf を成功させるのに死ぬほど苦労することになりましたが…。
本の奥付には「2014年6月25日 初版第1刷発行」とありますが、くしくもその前日、本家Chefから「SoloからZeroへ:Chef Clientローカルモードへの移行(From Solo to Zero: Migrating to Chef Client Local Mode)」という記事が発表され、Chef Soloがいずれ廃止される予定であることが明らかになりました。この本は(仕方がないことですが)まだChef Solo / knife-solo 中心の記述になっているので、Chef Zero対応の第2版を期待したいと思います。
本の奥付には「2014年6月25日 初版第1刷発行」とありますが、くしくもその前日、本家Chefから「SoloからZeroへ:Chef Clientローカルモードへの移行(From Solo to Zero: Migrating to Chef Client Local Mode)」という記事が発表され、Chef Soloがいずれ廃止される予定であることが明らかになりました。この本は(仕方がないことですが)まだChef Solo / knife-solo 中心の記述になっているので、Chef Zero対応の第2版を期待したいと思います。
2014年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Chefを使ってみる人のために、検証環境のVirtualBox、Vagrantも含めた周辺のツールまで網羅して解説している親切な本です。初めてChefに触れた自分も、本の説明を読みながらインストールしていくだけで、どんなことができるのかわかる程度に使えるようになりました。
A5版400頁足らずのコンパクトなサイズにこれだけの内容が詰め込んであるので、逆に環境構築はすでに終わっていてChefをもっと深く知りたいという人には物足りないかもしれません。
商品紹介の目次だと大雑把すぎて内容が判断しづらいと思うので、全目次を載せておきます。ご参考にどうぞ。巻末のチートシートはAppendix全部あわせて50頁ほどのボリュームです。
第1章 DevOpsの潮流とChef
1.1 今なぜChefが注目されているのか
1.2 Infrastructure as Code
1.3 Chefの概要
第2章 Chef Soloによるローカル開発環境の自動構築
2.1 Chef Soloとは
2.2 検証環境を構築する
2.3 Chef Soloをインストールする
2.4 Chefを動かしてみる
2.5 Chef Soloでパッケージをインストールする
2.6 knife-soloでchef-soloをリモート実行する
2.7 Chef SoloでApache、MySQLをセットアップする
2.8 Chefリポジトリの扱い
2.9 Vagrant以外のサーバへChefを実行する
2.10 Chefの考え方
第3章 レシピの書き方
3.1 リソースとは
3.2 td-agentのレシピを読む
3.3 主要なリソースの解説
3.4 そのほかのリソース
3.5 AttributeとData Bag
3.6 クックブックのディレクトリレイアウト
第4章 クックブックの活用
4.1 コミュニティクックブックを利用する
4.2 Chef Soloで複数ノードを管理する
第5章 Vagrantによるクックブック開発環境の構築
5.1 Vagrantから直接クックブックを適用する
5.2 Saharaを使って何度もクックブック適用を試す
5.3 Packerで開発環境用のboxを作成する
5.4 変更を加えたboxを配布する
5.5 VagrantでVMware Fusionを利用する
5.6 VagrantでAmazon EC2を利用する
第6章 アプリケーション実行環境の自動構築
6.1 PHP環境を構築する
6.2 Ruby環境を構築する
6.3 MySQLを構築する
6.4 Fluentdを構築する
第7章 テスト駆動インフラ構築
7.1 インフラ構築用のコードにテストを用意する意味
7.2 Test Kitchenによるテスト
7.3 継続的インテグレーション
第8章 Chefをより活用するための注意点
8.1 Chefユーザの共通の悩み
8.2 共通の悩みを解消する基本的な方針
8.3 レシピの書き方の注意点
8.4 Chefをデプロイツールとして使う際の問題点
8.5 大きくなったクックブックを分割する
8.6 クックブックと実際の環境の食い違い
8.7 クックブックの依存関係を管理する
8.8 Chefのレシピが実行されるまでのサイクル
8.9 Chefを拡張する
第9章 Chef Serverによる本番環境の構築と運用
9.1 Chef Serverを利用するメリット
9.2 Chef Serverをセットアップする
9.3 knifeコマンドを利用したオペレーション
9.4 Chef Serverを使った運用フロー
第10章 Chef Serverによる大規模システムの構築と運用
10.1 Chefを使って大量サーバへ一括適用する
10.2 大量物理サーバへ迅速にセットアップする
10.3 Ohaiでマシンの情報を収集して活用する
10.4 複数メンバーでレシピ開発する際のリポジトリ運用
10.5 Chefを活用して監視の自動設定を行う
Appendix A コマンドチートシート
A.1 knifeコマンド
A.2 chef-soloコマンドのオプション
A.3 Ohaiで取得できる項目の例
Appendix B クックブックチートシート
B.1 各リソース共通の機能
B.2 リソース
B.3 Recipe DSL
B.4 Windows向けDSL
B.5 Chef社がメンテナンスするクックブック
A5版400頁足らずのコンパクトなサイズにこれだけの内容が詰め込んであるので、逆に環境構築はすでに終わっていてChefをもっと深く知りたいという人には物足りないかもしれません。
商品紹介の目次だと大雑把すぎて内容が判断しづらいと思うので、全目次を載せておきます。ご参考にどうぞ。巻末のチートシートはAppendix全部あわせて50頁ほどのボリュームです。
第1章 DevOpsの潮流とChef
1.1 今なぜChefが注目されているのか
1.2 Infrastructure as Code
1.3 Chefの概要
第2章 Chef Soloによるローカル開発環境の自動構築
2.1 Chef Soloとは
2.2 検証環境を構築する
2.3 Chef Soloをインストールする
2.4 Chefを動かしてみる
2.5 Chef Soloでパッケージをインストールする
2.6 knife-soloでchef-soloをリモート実行する
2.7 Chef SoloでApache、MySQLをセットアップする
2.8 Chefリポジトリの扱い
2.9 Vagrant以外のサーバへChefを実行する
2.10 Chefの考え方
第3章 レシピの書き方
3.1 リソースとは
3.2 td-agentのレシピを読む
3.3 主要なリソースの解説
3.4 そのほかのリソース
3.5 AttributeとData Bag
3.6 クックブックのディレクトリレイアウト
第4章 クックブックの活用
4.1 コミュニティクックブックを利用する
4.2 Chef Soloで複数ノードを管理する
第5章 Vagrantによるクックブック開発環境の構築
5.1 Vagrantから直接クックブックを適用する
5.2 Saharaを使って何度もクックブック適用を試す
5.3 Packerで開発環境用のboxを作成する
5.4 変更を加えたboxを配布する
5.5 VagrantでVMware Fusionを利用する
5.6 VagrantでAmazon EC2を利用する
第6章 アプリケーション実行環境の自動構築
6.1 PHP環境を構築する
6.2 Ruby環境を構築する
6.3 MySQLを構築する
6.4 Fluentdを構築する
第7章 テスト駆動インフラ構築
7.1 インフラ構築用のコードにテストを用意する意味
7.2 Test Kitchenによるテスト
7.3 継続的インテグレーション
第8章 Chefをより活用するための注意点
8.1 Chefユーザの共通の悩み
8.2 共通の悩みを解消する基本的な方針
8.3 レシピの書き方の注意点
8.4 Chefをデプロイツールとして使う際の問題点
8.5 大きくなったクックブックを分割する
8.6 クックブックと実際の環境の食い違い
8.7 クックブックの依存関係を管理する
8.8 Chefのレシピが実行されるまでのサイクル
8.9 Chefを拡張する
第9章 Chef Serverによる本番環境の構築と運用
9.1 Chef Serverを利用するメリット
9.2 Chef Serverをセットアップする
9.3 knifeコマンドを利用したオペレーション
9.4 Chef Serverを使った運用フロー
第10章 Chef Serverによる大規模システムの構築と運用
10.1 Chefを使って大量サーバへ一括適用する
10.2 大量物理サーバへ迅速にセットアップする
10.3 Ohaiでマシンの情報を収集して活用する
10.4 複数メンバーでレシピ開発する際のリポジトリ運用
10.5 Chefを活用して監視の自動設定を行う
Appendix A コマンドチートシート
A.1 knifeコマンド
A.2 chef-soloコマンドのオプション
A.3 Ohaiで取得できる項目の例
Appendix B クックブックチートシート
B.1 各リソース共通の機能
B.2 リソース
B.3 Recipe DSL
B.4 Windows向けDSL
B.5 Chef社がメンテナンスするクックブック
2016年11月26日に日本でレビュー済み
Chefはサーバ構築自動化ツール。Rubyでコードを記述し実行すると今まで手作業でやっていたWeb,DB,Applicationのサーバ構築、手作業でrmpでApache入れてconfig変更し・・が、まるでSFに出てくる調理器のように誰でも簡単に作れる・・・というしろもの。2012年から13年に多くの企業が利用開始し1台から数万台のサーバ構築をカバーというホントかいなという流行りものです。
ついに時代は、VMでOSを入れる器(本書ではノードと呼ぶと定義、いわゆる仮想サーバ)がいつでも簡単に作れるから、OSとアプリまでいつでも簡単に作れる、Chefを使って、となったということ。
これを業界的にはプロピジョニングと言って、さも専門的な用語を充ててるが、SaaSなどと同じくInfrastructure as a Codeとまで言って流行りを煽るが要は人間、楽したいが根本なだけ。
Chefはその名の通りシェフ。アーキーテクチャにはCookbook、Recipe、Knife-solo、Test-Kitchenなどなど料理系用語が充てられたものが続く。Chefの基本は①クックブックを作る、②レシピを書く、③chef-soloコマンドを実行、の手順。Chefはある日突然生まれたわけでなく、他にCFEngine、Puppetなど類似ツールの中で人気得ている。
但し、Chefだけでは不完全でサーバ仮想化ソフト(ノード作成)をセットで考える必要あり、Vagrantを前提に本書は書かれている。また、WebもApacheではなくnginex(エンジンエックス)という余り馴染みないものや、アプリもUnicornが前提だったりで、仮想化ソフトのVagrantもほとんど使わない人が多いはず・・・で全く実践入門として不完全な一冊かもしれない。
ついに時代は、VMでOSを入れる器(本書ではノードと呼ぶと定義、いわゆる仮想サーバ)がいつでも簡単に作れるから、OSとアプリまでいつでも簡単に作れる、Chefを使って、となったということ。
これを業界的にはプロピジョニングと言って、さも専門的な用語を充ててるが、SaaSなどと同じくInfrastructure as a Codeとまで言って流行りを煽るが要は人間、楽したいが根本なだけ。
Chefはその名の通りシェフ。アーキーテクチャにはCookbook、Recipe、Knife-solo、Test-Kitchenなどなど料理系用語が充てられたものが続く。Chefの基本は①クックブックを作る、②レシピを書く、③chef-soloコマンドを実行、の手順。Chefはある日突然生まれたわけでなく、他にCFEngine、Puppetなど類似ツールの中で人気得ている。
但し、Chefだけでは不完全でサーバ仮想化ソフト(ノード作成)をセットで考える必要あり、Vagrantを前提に本書は書かれている。また、WebもApacheではなくnginex(エンジンエックス)という余り馴染みないものや、アプリもUnicornが前提だったりで、仮想化ソフトのVagrantもほとんど使わない人が多いはず・・・で全く実践入門として不完全な一冊かもしれない。