1992年、Keziah Jonesの1stアルバムです。
Keziah Jonesは、ナイジェリア人。
ナイジェリアの族長の息子で、8歳で勉強のためにイギリスへ送り込まれたのですが。。。
。。。結局、音楽にはまって、バスキング!(地下鉄の駅での演奏・要免許)
そして、デビューです。
音楽は、「Blufunk」
Keziahの造語ですが、要は「BluesとFunkの融合」です。
Keziahは、全編アコースティク・ギターを演奏していますが、
「しみじみ弾く」「ジャカジャカ弾く」のではなく、「パーカッシブに(叩くように)」弾きます。
Bassのスラップのようなギター・カッティングで、グルーヴを生み出します。
「FunkyでパーカッシブなAメロ」、「ブルースや歌心を感じさせるサビメロ」がベースです。
また、どこかアフリカ的な素朴さや雄大さを感じさせられます。
サウンドは別として、曲自体は、
「Funkyなレニクラ」、「ブルージーなプリンス」、「Stevie Salasをもっとシンプル・原始的に」といった印象です。
演奏は、
Keziah Jones (Vo, G), Soul (B), Richie Stevens (Dr) のトリオ編成です。
とにかくGrooveを楽しみたい人には、絶対オススメです。
Keziah Jonesの動物的グルーヴ感は、他にはない、「唯一無二」と言ってもいいくらい凄いです。
(参考)
日本盤は、ボーナストラック「Sophie's Breasts」収録。(ギターのボディーも叩いてて、カッコイイです)