1967年、THE SPENCER DAVIS GROUPのベスト盤です。
デビュー時から、Steve Winwood脱退までの時期のベスト盤です。
このバンドが、Steve Winwoodのスタート地点になります。
THE SPENCER DAVIS GROUPは、英国のバンドで、メンバーは、
Spencer Davis (G, Vo on 13), Pete York (Dr), Steve Winwood (Vo, Organ, Lead G, Piano, Harmonica), Muff Winwood (B)。。。の4人。
スリリングでかっこいい(1)、ソウルフルでダイナミックな超名曲(2)、オルガンがスリリングなジャム風インスト曲(6)、
MOTOWN風なR&Bにファズギターが絡みつく(8)、Funky Groove & Jazzyな鍵盤が乗るインスト曲(9) などなど気に入っています。
特に、(1)(2)は、群を抜いてかっこいいです。
(2) "Gimme Some Lovin'"は、映画で使用されたり、他のバンドがカバーしてたりする、名曲中の名曲。
タイトルで分からなくても、聴けば「あ〜、この曲、知ってる!」という人が、多いでしょう。(知らない人は、検索・試聴を)
他の楽曲は、
古いMOTOWNを思わせるような、PopでFunkyな楽曲が多いです。
R&B, Soulだけでなく、RockやPopsにも影響を与えた、古き良き60’s MOTOWNを思わせます。
そんな楽曲の中で、
Steve Winwoodが自由奔放に歌い、ギター、オルガン、ピアノ etcが、いいアクセントや隠し味になってたりします。
このベスト盤は、いわば、定番ベストです。
若かりし頃のSteve Winwoodを堪能できます。
「THE SPENCER DAVIS GROUP初心者」「THE SPENCER DAVIS GROUPを1枚持ちたい人」に、Good!です。
ただ、37分というボリューム。。。
もっと聴きたい人は、他を調べてみては? 2枚組ベストもあるようです。
(ベスト盤なので、「☆-1」させていただきました。)