アブデル・ラーマン・エル・バシャはレバノン出身のピアニスト。マルグリット・ロン門下のツヴァイ・サルキシアンに学び、1978年にエリザべート王妃国際コンクールで優勝を果たした。
釘を打つようなピアノの音に独特の美感があり、初期のソナタから晩年のソナタまでそれが一貫されている。
作品から醸し出される情緒的表現を一切押しのけて、一音一音地道に積み上げていくようなアプローチは好き嫌い分かれるであろうが、嫌いな人ですら無視できないほどの存在感を放っている。
共感とは程遠いところで黙々と奏でられるベートーヴェンは、独特の凄みがある。
この録音が発表された頃は、エル・バシャの知名度が日本では低く、巷では殆ど話題にならなかったのだが、彼の認知度が上がってきた今日ではきっと売れるだろう。
そして、この録音では、最近のエル・バシャよりも技巧が精巧なのである。
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