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BLAME! THE ANTHOLOGY (ハヤカワ文庫JA) 文庫 – 2017/5/9

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商品の説明

内容紹介

無限に増殖する巨大階層都市を舞台に、探索者・霧亥(キリイ)の孤独な旅路を描いたSFコミックの金字塔、弐瓶勉『BLAME!』を、日本SFを牽引する作家陣がノベライズ。九岡望による青い塗料を探す男の奇妙な冒険、小川一水が綴る珪素生命と検温者の邂逅、酉島伝法が描く“月"を求めた人々の物語、野崎まどが明かす都市の片隅で起きた怪事件、飛浩隆による本篇の二千年後から始まる歴史のスケッチなど、書き下ろし全5篇を収録

収録作品
九岡 望「はぐれ者のブルー」
小川一水「破綻円盤 ―Disc Crash―」
野崎まど「乱暴な安全装置 -涙の接続者支援箱-」
酉島伝法「堕天の塔」
飛 浩隆「射線」

内容(「BOOK」データベースより)

無限に増殖する巨大階層都市を舞台に、探索者・霧亥の孤独な旅路を描いたSFコミックの金字塔、弐瓶勉『BLAME!』を、日本SFを牽引する作家陣がノベライズ。九岡望による青い塗料を探す男の奇妙な冒険、小川一水が綴る珪素生命と検温者の邂逅、野崎まどが明かす都市の片隅で起きた怪事件、酉島伝法が描く“月”を求めた人々の物語、飛浩隆による本篇の二千年後から始まる歴史のスケッチなど、書き下ろし全5篇を収録。

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登録情報

  • 文庫: 373ページ
  • 出版社: 早川書房 (2017/5/9)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4150312753
  • ISBN-13: 978-4150312756
  • 発売日: 2017/5/9
  • 梱包サイズ: 15.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9 7件のカスタマーレビュー
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形式: 文庫
『BLAME!』を読んだときのあの圧倒的な深遠・虚無・静寂の味わいをもう一度、ではなく、階層都市の世界にいろんなドレッシングをかけたような小話集 (派生アンソロジーなので当たり前だけど。) 原作のように都市が主人公ではなく、どれも人物が主人公なので、あくまでも読後感は”アンドソーオン的”。ただ、どの作品も著者の愛を感じるし短編として面白いので、おそらくファンなら楽しめるはず。

以下、各作品について
・ はぐれ者のブルー:とてもユニークな組み合わせで、短編として純粋に面白い。

・ 破綻円盤:ニュートン力学的な意味でのハードさが逆に新鮮。
(ああ、原作もそこを想像任せにしてなかったら、こういう印象を受けるのか、って)

・ 乱暴な安全装置:あの世界での日常業務ってそりゃそっか、という一話。バイオパンク好きかで感想は分かれそう、個人的には好き。

・ 堕天の塔:ちょっとファンサービス過剰感もあるが、ヒントだけあって一読ではアハ体験に辿り着かない感じがBLAME!っぽい。

・ 射線:後半は各要素を玩具のように弄んでいる感じがしなくもないが、序章は本当に素晴らしく、原作の雰囲気をうかがわせる。全体的に、(いい意味で)人によってはオラフ・ステープルドンを思い浮かべるかも
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形式: Kindle版
九岡望「はぐれ者のブルー」:ちょっとグレゴリー・ベンフォードの「銀河の中心」シリーズを思い出した。
小川一水「破綻円盤-Disk Crash-」:非主流、納得。
野崎まど「乱暴な安全装置-涙の接続者支援箱-」:すごいラストだ。
酉島伝法「堕天の塔」:異形の物が登場するかと思ったが・・
飛浩隆「射線」:タイムスケールが途方もない・・・
面白かったので、紙版も保存用に購入してしまった。
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投稿者 フォート・リー トップ1000レビュアー 投稿日 2017/6/8
形式: 文庫
本書は、5人の作家の書き下ろしの中篇小説を収録したアンソロジー。
これら5作品は全て、弐瓶 勉原作の漫画「BLAME!」の世界を題材としています。

この漫画「BLAME!」は、1997年から2003年までの6年間、コミック雑誌に連載。
そして、1997年の連載開始から二十年を経て、今年2017年に待望の劇場アニメ化
を果たす、という、驚くべき息の長い漫画です。

「BLAME!」は「セリフを極力排除して描かれた傑作コミック」(「まえがき」)
このSFコミックを原作として、5人の小説家が独自の小説世界へノベライズしたもの。

原作の世界観を題材とはしているものの、
それぞれの「小説で描かれている内容のすべてが公式設定というわけではありません」
と編集部がわざわざ注記(8頁)しています。

それほど、各小説の世界は、原作をはるかに越えて、自由にぶっ飛んでいます。

なかでも、本書5番目の中篇小説「射線」が一番気に入りました。
時間間隔の感覚がぶっ飛んでいるからです。原作の超構造体の巨大さのように。

例えば、こんな調子です。
「目が覚めてまくら元の時計を見ると、あらびっくり、三千年が経過
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形式: 文庫
 アンソロジーといえば聞こえはいいですが行ってみたら公式が出してる二次創作みたいなものなので、明らかに二次創作がしにくそうなブラムを扱った内容としては全体として及第点はあるのではないでしょうか。

 五作品の中で最も原作「BALAME!」の雰囲気を楽しめるのはというと満票で九岡氏の『はぐれ者のブルー』だと思います。これは霧亥以外が主人公であればなるほどこんな風にブラムの世界はあるんだと納得させられるような内容です。

 個人的にいいなと感じたのは酉島氏の『堕天の塔』ですね。SFらしいSFというか、ミステリーちっくな雰囲気ですすむらしいSFで、ブラムの世界観もいかされていて楽しめました。

 他の三つは評価が分かれそうだなって感じですね。どれもブラムの世界観に手を突っ込みひっかきまわしているという点で同じですが、どこに突っ込んでるのかで許容できる人とできない人がいると思います。
私としては野崎氏の『乱暴な安全装置』の雰囲気は原作の世界観と合わないと感じたし、飛氏の射線はあまりに二次創作二次創作していて受け付けなかったですね。小川氏の『破綻の円盤』は"普通"でした(科学考察を厳しめに見てしまうので…)。

(偶然か知らないですが最初にはぐれ者のブルーを持ってきて、一番最後に射線があるのはなかなかいやらしいなと思いました)
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