上下2つに分割されますが分割ラインの合わせ目精度がよくなく、
0.3mm程の段差ができてそれがバリのように見えてしまいます。それでマイナス1
実際、私のは少しバリっぽくなってます。
けど、そんなのは些細な事。家に帰ってきてRAINを見るとホントかっこよくて満足感高し。
初回起動
ウェルカムメッセージが流れます。聞き逃さないようにしましょう。
給水
やかんで給水するときは不思議とRAINのお世話をしている感じがして愛着感が沸き上がります。
送風口が給水口の周囲にありますが、やかんで給水する分には送風口に入ってしまうレベルでは跳ねません。
ディスプレイ周囲の白い部分に数摘、小さな雫が付着するレベルです。(上手くやると全く跳ねず)
給水は1~5および満タンの6段階です。理由は後述しますが水位5になったら給水を止めましょう。
給水完了後すぐにディスプレイをティッシュで拭いてください。
拭かないと最後まで残った水滴の痕がディスプレイに残ってしまいなかなか取れません。
加湿能力
風量1:150ml/h、風量2:250ml/h、風量3:400ml/h、風量4:500ml/h、風量5:600ml/h
駆動音と風速(風速計MS6252Aを送風口に置いて測定しただけなので参考程度に)
風量1はほぼ無音(耳を本体近くに近づけないと聞こえません) 風速0.2m/s
風量2はかすかに聞こえますがTVを切った状態でも気にならない 風速1.0m/s
風量3からは少しゴーって音になります。TV視聴に影響なし 風速1.8m/s
風量4がエアコン稼働時と同じくらいの音。TV音量UPを検討するかも 風速2.5m/s
風量5はうるさいです。TV音量はほとんどの人がUPさせるでしょう 風速3.0m/s
湿度50%オート設定ではだいたい風量1~2で動作している事が多く、たまに風量4~5になります。
湿度が下がる昼過ぎは風量4~5になりやすく朝の出勤前と帰宅後はほぼ1~2です。
湿度60%オート設定では、やはり冬季は乾燥しやすいために湿度50%オート設定よりも風量が
強くなっている頻度が高くなります。風量1~2ではなく3~4で稼働する頻度が高い。
どちらでも設定湿度よりも実際の湿度が高いとファン停止もしくは風量1で稼働します。
また、乾燥しやすいエアコン暖房メインの方は、オートモードでは風量アップでうるさくなりやすいので
マニュアルモードの風量2~3くらいで利用する事をお勧めします。私はマニュアル風量3で運用しています。
映像ではマイクの収音性能が低くブランク状態がうるさく収音されてしまい、耳で聞こえる音と
異なりますが、他機種との音のレベル差の判断になるかと思います。(イヤホン推奨)
湿度について
10~15%程高め表示です。高め表示だからこそ結果としてオートモードでのファン風量が大きくならず
駆動音が小さくなるメリットが。50%設定で実測平均40%、60%設定で平均50%になってます。
(マンションリビング13畳、エアコンOFF、11月下旬にて)気化式としては十分な性能かと。
反面、実測の湿度で60%に設定したい人にはそもそも気化式では能力が足りずお勧めできないとも言えます。
ですが過去に能力の高い加熱式を使った際には窓が結露して大変だったので、結露しにくい点も大変よい。
タイマー
24時間を1時間毎に24分割したタイマーが使用できます。その24分割分のONとOFFを設定し、その設定を
使用するしないを決める事が可能。会社で家に居ないけど湿度が下がり風量が増す日中をOFFにすると
給水頻度を少なくする事ができます。(平日日中はOFF、土日の日中はONというような設定は不可能です)
Wi-Fi
WPSボタンがついているルーターをお使いならば、簡単にWiFiに接続できます。
Blueairの空気清浄機のようにWiFi接続まであーだこーだと非常に大変な労力は必要ありませんでした。
そのBlueairでは結構楽しくアプリで空気状況を見ているのですが、RAINでは必要性を全く感じず使いません(笑)
たとえばアプリで曜日によるON・OFFができればいいんですけど、やはりできないんですよねー。
日中はOFFになるよう24時間タイマーを設定していますが、土日の日中にONにする際はアプリでの操作よりも
水を給水するついでに本体側のリングで操作しちゃいます。
他の機種検討
超音波方式のカドーは、カルキが近くの家電の基盤内に付着し故障させる可能性が高い事とウィルスを
バラまく心配があることから却下。
同じ気化式のStadler Form Oskarはフィルターの入手性が心配。パナソニック製品はフィルター10年保証
となっていますが、そもそも10年の前提が1日8時間駆動の場合であり、24時間連続稼働なら3年4カ月。
さらに初期の加湿性能の50%となった頃を寿命。現実的には50%ってだいぶダメになってます。
したがってどんな良い環境でも24時間連続稼働なら持って2年ってとこでしょうか。
実際には毎年交換が必要となるレベルで臭くもなるそうで、そうなるとランニングコストがは
RAINと変わりません。結局はインテリアとしての目的を一番にしこちらを選択しました。
メンテ
フィルターは2週間に1度のクエン酸漬け置き1時間を実施しており、臭いは発生しておりません。
タンクはほぼバケツ形状なので一般的な加湿器と違って凹凸が少なく洗いやすいです。
その2週間に一度のメンテの際に水位センサーのキャリブレーションをお勧めします。
なぜかというと水位は1~5および満タンで表示されますが、満タンまで入れてしまうと水位センサーが
誤動作し、満タンでない時にも満タンですよとブザーがビビッと鳴る事があるのです。
センサーキャリブレーションはとても簡単。フィルターおよびバケツ洗浄で分解した際、ついでに電源ボタンを
5秒以上長押しするだけです。
給水を5で止めればまず正常に動作しますが、大した手間ではなく予防の点から実施してはいかがでしょうか。
梱包箱
42cm角ですごく大きいですが廃棄してもかまいません。
もしも故障しメーカーへ送付する際には、保証期間外でも梱包箱を用意してくださるようで安心です。
経験した不具合
すでに書いた満タンでないのに満タンと表示される不具合の他、もう1つ経験しました。
それは操作リングの下にローラー兼スイッチが6個あり、そのローラーの1つが押し下げられた状態で
戻ってこない不具合です。これは強く押しすぎた時に発生し、手で引っ張り上げて解決。
操作リングはやさしく扱いましょう。
5カ月使用後の追記および、5カ月使用後のフィルター画像アップ
購入直後の2018年11月6日~シーズンオフとなる2019年4月10日まで5カ月使用しました。
フィルターの色は最初の2週間で上の方が少し緑色に変色してからはほぼ変化がありません。
臭いも一切なく、これは2週間に1回の頻度でクエン酸洗浄をしたたまものだと感じます。
湿度の誤差も当初から変わらず、クエン酸洗浄したあとに完全乾燥させ、次の1シーズンも使用する為に
保管したいと思います。
2019年12月21日追記
3週間前から、前シーズンに使用し洗浄後完全乾燥させて保管していたフィルターを使い始めました。
稼働すると湿度も上昇しますしニオイもなく全く問題ありません。
2021年1月1日追記
2018年度と2019年度はリビングで使用しておりました。加湿性能が部屋のサイズに対して足りない為、
リビング用には2019年末のアメトークで絶賛されていたダイニチのLXシリーズを投入。
そこでRAINは寝室へ。(寝室にも加湿器を持ってたけど超音波式だったので菌の繁殖など怖かったのです)
そして3シーズン目を使用開始したら、寝てる時になぜか鼻水が止まりません。けどリビングに来ると
ピタッと鼻水が止まります。うーんこれは何が原因だろうと考えたらやはりRAINですよね。
そこでフィルターを新品に交換したら寝る時の鼻水が止まりました。
ということでフィルターの限界は2シーズンという結果に(ただしこれは私の環境での場合なので)