ドイツにいたとき、巨大家具屋の特売で買った。引っ越し荷物の大きさに収まらなかったので、苦労して機内持ち込みで持ち帰り、いまも、毎日、使っている。ミュンヘンのデザイナー、リヒャルト・ザッパーの1972年の傑作。イタリアのアルテミデ社の大ヒット商品。バネがない、というのが、これほど軽快か、と感心させる。赤く輝く小ボールを引っ張り、手元を照らすのでも、机全体を明るくするのでも、まさに自由自在。
とはいえ、じつは、欠陥もある。ひっくりかえらないのはいいのだが、とにかく重い。バネの代わりに重りが二個もあるんだからしかたない。(これを持ち帰るのはしんどかった。)くわえて、ランプが黄色く熱い。ヨーロッパだとなぜか気にならないのだが、日本で本を読んだりするとけっこう気になるし、まして色味がかかわる仕事をするときはまずい。ヘッドに赤い小ボールがついているも、ヘッドを直接に触るとヤケドするから。これまた、頭の上で、なんとも暑苦しい。まあ、色も、温度も、当時の技術じゃ、しょうがなかった。
というわけで、最近、LEDヴァージョンが出た。重さはあいかわらずだろうが、さらにクールだ。そっちの方が、だんぜん使いよかろう。
ついでだが、デスクトップに置くのではなく、室内の立ちスタンドとしても使えるように、専用の接続台ポストも出ている。これまた、バカみたいに重いが、これに乗せてソファの脇などに立てて置けば、読書灯などとしてもかっこいい。
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