内容紹介
前作発売以降3回のアジアツアーを敢行し、着実にその名を知らしめて来たdeepsea drive machineの6年振りのニューアルバムが発売。
特に2015年11月にthe band apartと共演したバンコクのフェスを含むアジアツアーでは先行発売するや、各会場で即完売となり話題を攫った。
今作はゲストにLITEのドラム山本を迎え、バンド・サウンドとエレクトロニクスの融合を愚直なまでに押し進めたサウンドは、いま最高到達点に達していると言えるだろう。
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deepsea drive machine, 彼らのバンド名にピンときた人は、かなりのデトロイト・テクノ通だ。
その名はデトロイト・テクノのレジェンド、アンダーグラウンド・レジスタンスにおいて最もダークでディープなエレクトロを作っていたドレクシアこと故ジェイムス・スティントンに由来している。
もうそれだけで、彼らが信用に足るセンスを持っていることは明白だ。
1990年代後半からさまざまな音楽を取り込み、バンド・サウンドとエレクトロニクスの融合を押し進めてきた彼らのサウンドは、いま最高到達点と言っても過言ではない境地に達してる。
デトロイト・テクノ、ゴッドスピード・ユー!・ブラック・エンペラー、マニュエル・ゲッチング、The XX・・・、一見バラバラに思えるかもしれないが、ここに挙げた音楽が好きな人はきっとディープシー・ドライヴ・マシーンの音楽に何かを見いだせるのではないか思う。
心を揺さぶる激しい激情、あるいはどうしょうもないくらいのロマンティシズム。
このアルバムはあなたの中の何かをきっと変えてくれるはずだ。
加藤直宏 (フリーライター)
メディア掲載レビューほか
千葉・柏出身の4人組バンド、deepsea drive machineの6年ぶりとなるアルバム。今作はゲストにLITEのドラム山本晃紀を迎え、バンド・サウンドとエレクトロニクスの融合を愚直なまでに押し進めたサウンドが、最高到達点と言っても過言ではない境地に達している。 (C)RS