内容紹介
【収録曲】 1-7.フランス組曲 第5番 ト長調 BWV.816
8-15.フランス組曲 第6番 ホ長調 BWV.817
16-23.フランス風序曲(パルティータ)ロ短調 BWV.831
アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳[1725]から
24.ミュゼット ニ長調 BWV Anh.126
25.ポロネーズ ト短調 BWV Anh.119
26.メヌエット I (ト長調) BWV Anh.114
27.メヌエット II(ト長調) BWV Anh.116
28.メヌエット III(ト短調) BWV Anh.115
29.マーチ(ニ長調) BWV Anh.122
1997年の発売時より、演奏と録音の素晴らしさで絶大なる人気を誇ってきた御喜美江の「アコーディオン・バッハ」。楽器の限界に挑戦しながら、偉大なるバッハの世界を模索、アコーディオンの音色と表現力に細心の注意を払いつつ、生き生きとしたバッハが生み出されています。精緻な音が交錯するフランス組曲、荘厳かつ深遠なフランス風序曲、そしてバッハの作品ではないものの、当時バッハも愛奏したであろう、優しさあふれる「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」からの6曲。これらが、アコーディオンという小さな楽器から自由に飛翔していくのです。こんな名盤がずっと廃盤となっていたのはなんと残念なことでしょう。今回は、もともと優秀録音として知られていたこの音に、更に入念なリマスタリングを施し、新鮮な響きを甦らせることに成功しました。時代を超えて愛されるべき素晴らしい名盤です。
録音:1996年9月19-21日
長野県 松本市 ハーモニー・ホール
原盤 AELOUSレーベルACCDS117より移行盤(新マスタリング)
アコーディオンは風の楽器だ。自ら呼吸する蛇腹を持つ身体に密着した楽器だ。そして御喜美江さんはこの楽器を扱うことにかけては世界最高の音楽家のひとりである。そんな彼女が愛してやまないバッハを1996年に録音した名盤がついに復刻された。20年ぶりに蘇ったこの演奏を聴いて、そのみずみずしさ、優しさ、深い呼吸と歌、そして何よりも真実であることに強く心を打たれた。ピアノやチェンバロやオルガンとも違う、これは永遠に新しい、聴き継がれるべきバッハである。 〈林田直樹〉
メディア掲載レビューほか
1997年の発売時より、演奏と録音の素晴らしさで人気を誇ってきた御喜美江の『アコーディオン・バッハ』にリマスタリングを施し再発売。楽器の限界に挑戦しながら、偉大なるバッハの世界を模索、アコーディオンの音色と表現力に細心の注意を払いつつ、生き生きとしたバッハが生み出されている。精緻な音が交錯するフランス組曲、荘厳かつ深遠なフランス風序曲、そして優しさあふれる「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」からの6曲。これらが、アコーディオンという小さな楽器から自由に飛翔していく。 (C)RS