インテルのCore i7 2600K を活かしたくて選択したマザーボード。
Virutu d-mode は必要だが、i-mode はまったく必要が無かった。この条件に合うマザーボードはこれしかなかった。
オーバークロックを自動でやってくれるという。自動オーバークロックではじき出された設定は、とてもじゃないが使えるものではなかった。ベースクロック103.7MHz CPUは43倍が選択されたが、CPUを最大限使い込むソフト(Video Mastering Works 5)で使用すると、一発で温度上昇しすぎで落ちる。
確かに、グランド鎌クロスと空冷でやろうとしたことは無謀だったのは認めるが、これはないんじゃない?
他のマザーボードと違うのは、ベースクロックを少しだけあげること。ベンチマークでは差が出るが、実使用中にはぜんぜん差が出ない。
BIOS セッティングでベースクロックを100MHzにして、42倍に倍率を上げると、安定動作する。室温が低ければ、48倍まで安定してオーバークロックできるが、これでは意味がないと考え、常用42倍で固定した。
このマザーボードは、セカンドエディションなりが出ると思われる。TPUをONにして起動すると、まずこける。コントロールソフトのAI Suit IIの出来が悪すぎる。もっと実際の使用に即したものにしなければ、役に立たない。ベースクロックをあげたいならば、はっきり水冷でないと動作しませんと記述すべきだ。
CPUの裏側にある銅は、邪魔。サイズあたりのユニバーサルCPU 固定器具を使うのに邪魔をする。何とか付けたが、これに成功する人は少ないんじゃないのか?インテル標準のプッシュピン方式は確実性にかける。小型化するためにプッシュピンがうまく固定できないものが多すぎる。ネジ止め方式がやっぱり良い。
BIOS の設定は、馬鹿チョん化しようとしてはっきり失敗している。組み立て後最初の起動で、AUTOのBIOSに任せて起動した私の友人はまるっきり動かなくなって困ったとこぼしている。
簡単にできるのは良いことだと思うが、まともに動かないのでは、本末転倒だと思う。
VIRUTU d-mode が必要不可欠だという人以外にはとてもじゃないが薦められないマザーボード。
高いが、これが公平な評価だろう。
Brand | ASUSTek |
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メーカー | Asustek |
梱包サイズ | 34.6 x 27.2 x 8 cm; 2.06 Kg |
商品モデル番号 | P8Z68 DELUXE |
メモリクロック数 | 1333 MHz |
商品の重量 | 2.06 kg |