購入動機
音楽用に静かに動作させられるVSTプラグイン専用サブマシンとして購入しました。
環境はWindows7 64bit, SSD 240GB, メモリーは16GBフルに搭載しました。
結果的には、単独で動作させても、プラグインよっては過負荷でノイズが発生する物が半数くらい出ました。
軽いプラグインはもちろん難なく動作します。
推測ですが、重いプラグインは厳しいのですが、重そうなプラグインでも最新バージョンでマルチコアの4CPUに上手く対応できている物は楽に動作するのでしょう。
そういう理由で同じプラグインであっても新しいバージョンは軽快に動作する場合があります。
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実際の感想
少しですが印象に残ったプラグインの感想をあげます。
IK Multimedia - Amplitube 4 スタンドアローン版 普通に動作しました。
Native Instruments - Guitar Rig 5 スタンドアローン版 一番重そうな設定にしても軽々動作しました。
WAVES - GTR 3 スタンドアローン版は無理でした。 VST版で機能を減らせば動作します。古いのでマルチコアに上手く対応できていないのでしょう。
U-He - Diva 1.4 ほとんどダメでした。 いくつかのパッチでかろうじて動作するものがありました。
LinPlug/Rob Papen - ALBINO 3 普通に動作しました。
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結論
結論としてはDAWで編集/録音しながらVSTプラグインを動作させるのは現実的では無いと思います。
使うなら録音は諦めて、シンセサイザー単独、ギターアンプ単独で使用するのがいいでしょう。
重そうなシンセサイザーは音数が多くな重なるような、特にPAD系はノイズが出やすかったです。
逆に単音に制限したり、リード等のモノシンセは動作しやすかったです。
普通に問題なく使うならPentiumかi3の3GHzクラス以上のCPUは必要かなと思いました。
逆に4コアを超えるようなCPUはスレッドの割り当て等に手間取って返ってパフォーマンスが上がらないというのを何かで読みました。
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WEBアクセスに関して
メインマシンも同じくMini-ITXでOSが Linux Mint 17.2 Mate 64bit, Pentium 3.2GHz(2コア), SSD 128GB & 2.5 HDD 1TB, メモリ16GB ですが比べると、
サイトを開く時コンマ何秒かもたつく感じがしますが、これしか知らなければ気にならないレベルだと思います。
動画はYouTube(光回線)で1080pのHDでも軽々動作します。
もちろん手元にあるフルHDの動画ファイル楽々再生します。
LinuxとWindowsで違いはありますが、そんな感じです。
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OSのインストール
Linux Mint 18 はUSBメモリで問題なくインストールできました。
Windows 7はUSBメモリで悪戦苦闘しながらインストールしました。
Windows 7がサポートしていない新しいチップを使っているからですが対処方法はASRockの商品ページに掲載されています。
初心者は大変でしょう...というより、もう一台Windowsのパソコンが必要で、Live Linux も使いましたし、多分インストールは無理でしょう。
Windows 10なら問題ないのでしょう。
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あと気がついたこと
完全にファンなしで組み立てたのですが、センサーの情報を見ると負荷時、温度が70度以上になっています。
メインマシンでは60度以下になるようにファンコントロールを設定しているので70度以上というのは気の小さい私にはちょっと気になります。
ま、何かとありますが、完全無音というのはとても快適です。
メインマシンも中々静かなのですが、完全無音というのはやっぱり違います。
ということで、何にでも使えるとは思わずに使い方を考えて選べば良い選択になると思います。
SSDを内蔵して音楽ファイルや動画ファイルの再生用のAVパソコンにしたり、真夜中に静かにWEBサーフィンするには最適なマザーボードだと思います。
Brand | ASRock |
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メーカー | ASRock |
梱包サイズ | 27.8 x 21.3 x 6.1 cm; 701.99 g |
商品モデル番号 | J3710-ITX |
プロセッサ数 | 4 |
商品の重量 | 702 g |