ウェブプレーヤーを開く
ルーク・ヘインズのソロ時代のベストアルバム、というか4枚組で、ソロ時代の良い部分をすべてさらったアンソロジーアルバム。
ヘインズ先生のソロ時代をあまり知らない人はぜひどうぞ。
これまでにも何度かベストアルバムは出ているが、いずれも最も輝かしかったオトゥールズ時代を含んでいたのに対し、今作は完全にソロ時代のみなので、オトゥールズしかしらないあなたのコレクションと重複しません。
なおかつ、オトゥールズやサーヴァンツ以前の17歳のヘインズの曲が1曲だけ聴けます。
先生自筆のライナー・ノートによれば、こんな曲です。
“ブラック・サンズ（このバンド名はラノベから取った）の「黒い太陽」は、たぶん最初に書けたまともな曲だ。レコーディングの時は17歳で、デビッド・ボウイよりアリス・クーパーの「キラー」のほうが好きだった。つまり、暗くて素敵な若者のロックだ。歌詞は厨二病で笑える。楽しいから収録した”
ヘインズ先生のソロ・アルバムを買ったことがある粘着質なファンの方にもおすすめです。というのも、4枚組の4枚目はボーナス・ディスクでシングルＢ面や未発表曲ばかりがそろっているから。75 枚限定のアート作品「Raving」からの収録もある豪華仕様。
これまでのベストアルバムのタイトルは、「ベストじゃなくてワーストだぜ、こんなもん」、「（ベストアルバム出したから）ルーク・ヘインズは死んだ（ことにする）」、「アウトサイダーが入ってきた」、など自虐風味満載でしたが、今回は「（やっぱり）ルーク・ヘインズは生きていた（ブエノス・アイレスに亡命中だけど）」とやや明るくなっているし、聴いていると前向きになれます。
メインコンテンツにスキップ
トップへ戻る
Amazonについて
Amazonでビジネス
Amazonでのお支払い
© 1996-2022, Amazon.com, Inc. or its affiliates
