とにかく私はオノナツメさんの描く絵の雰囲気が好きです。特に「目」です。やっぱり。
人の心を見透かすような色気のある眼差しが堪りません。
物語はドーワー王国という13区の地方自治体から成る架空の国で、ACCA監察課という部署に所属する主人公がいつのまにか大きな陰謀に巻き込まれて…。というカンジです。
食べるシーンが多くお菓子やケーキ、パン屋さんが人々を結んでいてとても素敵です。
可愛さとクールとオシャレを絶妙に併せ持つオノナツメワールドに結構ガッツリミステリーが絡めてあります。なので 6巻完結ですが多重構造になってますので最後まで読み終えてまた1巻から読み直すとナルホドな感じで更に面白く読めます!
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ACCA13区監察課 (1) (ビッグガンガンコミックススーパー) コミック – 2013/11/25
組織に生きる、男たちの粋様(いき ざま)。
13区に分かれた世界にある、巨大統一組織ACCA(アッカ)。ACCA本部の監察課副課長ジーン・オータスは「もらいタバコのジーン」の異名を持つ、組織きっての食えない男。そんなジーンに起こる異変、謎の影…。世界の陰謀が、ジーンを絡め取ろうと動き出す――!! 属さず従い、あくまで洒脱に… オノ・ナツメが描く、組織に生きる男たちの粋様(いき ざま)。
13区に分かれた世界にある、巨大統一組織ACCA(アッカ)。ACCA本部の監察課副課長ジーン・オータスは「もらいタバコのジーン」の異名を持つ、組織きっての食えない男。そんなジーンに起こる異変、謎の影…。世界の陰謀が、ジーンを絡め取ろうと動き出す――!! 属さず従い、あくまで洒脱に… オノ・ナツメが描く、組織に生きる男たちの粋様(いき ざま)。
- 本の長さ194ページ
- 言語日本語
- 出版社スクウェア・エニックス
- 発売日2013/11/25
- ISBN-10475754149X
- ISBN-13978-4757541498
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2017年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ファンタジー世界が舞台だけど剣や魔法が出てくるわけではなく
あくまで架空の世界に存在する現実の組織のお話。
銃でドンパチやったりもしない(今のところは平和な世の中なので)
主人公は半目で飄々としている、どこか謎のある男、ジーン。
彼は優秀で、彼なりに真面目に業務にあたっているが、
あくまでゆるい雰囲気に見えるため、彼をよく知らない生真面目な後輩たちからは
すこし反感を買いやすくもある。
「平和な時代」が続いている国で監察の人間として日々の業務をこなしている主人公が
じわじわと組織内の争いに巻き込まれていく兆しが…という一巻。
小説的な話運び、というか組織内の派閥や、人の思惑に主眼を置いている作品なので
少し大人向けかもしれないですが、面白いです。
淡々として明るい雰囲気ではある物の犯罪に近いところで生活している人々なので
どこかきな臭い空気を帯びていて、ビターな雰囲気。
単行本の表紙のACCAという刻印が印を押されたように浮き出ていたり本としても凝っている。
ここから大きく何かが展開していくのか、今のペースでコツコツとジーンは働くのか、
どちらに行っても面白そうです。
あくまで架空の世界に存在する現実の組織のお話。
銃でドンパチやったりもしない(今のところは平和な世の中なので)
主人公は半目で飄々としている、どこか謎のある男、ジーン。
彼は優秀で、彼なりに真面目に業務にあたっているが、
あくまでゆるい雰囲気に見えるため、彼をよく知らない生真面目な後輩たちからは
すこし反感を買いやすくもある。
「平和な時代」が続いている国で監察の人間として日々の業務をこなしている主人公が
じわじわと組織内の争いに巻き込まれていく兆しが…という一巻。
小説的な話運び、というか組織内の派閥や、人の思惑に主眼を置いている作品なので
少し大人向けかもしれないですが、面白いです。
淡々として明るい雰囲気ではある物の犯罪に近いところで生活している人々なので
どこかきな臭い空気を帯びていて、ビターな雰囲気。
単行本の表紙のACCAという刻印が印を押されたように浮き出ていたり本としても凝っている。
ここから大きく何かが展開していくのか、今のペースでコツコツとジーンは働くのか、
どちらに行っても面白そうです。
2015年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
13区から成る鳥の形のドーワー王国と統括管理する巨大統一組織「ACCA」。その本部監察課に所属する副課長が主人公「もらいタバコのジーン」ことジーン・オータス。本部と各地区にある支部を行き来し、各地区を視察監視する…
オノ・ナツメさんならではの、ゼロから設定創作によるオリジナリティ溢れる作品です。
1巻は首都バードンとファーマス区のエピソードが描かれています。
情報システム化される現代的な首都中枢部では、政治や策謀が密かに進行するシリアスなサスペンスの気配。一方でキラキラと楽しげな人たちと、ファンタジックでどこかほのぼのするメルヘンタッチの絵柄やトーン。そんな対比するものの振り幅の広さがそのまま作品に不思議な個性をもたらし、特徴にもなっています。
オノ・ナツメさんならではの、ゼロから設定創作によるオリジナリティ溢れる作品です。
1巻は首都バードンとファーマス区のエピソードが描かれています。
情報システム化される現代的な首都中枢部では、政治や策謀が密かに進行するシリアスなサスペンスの気配。一方でキラキラと楽しげな人たちと、ファンタジックでどこかほのぼのするメルヘンタッチの絵柄やトーン。そんな対比するものの振り幅の広さがそのまま作品に不思議な個性をもたらし、特徴にもなっています。
2018年7月24日に日本でレビュー済み
オノ・ナツメ『ACCA13区監察課』(ビッグガンガンコミックススーパー、2013年)は架空の近代国家ドーワー王国を舞台とした漫画である。『月刊ビッグガンガン』連載作品で、アニメ化された。
ドーワー王国は13区に分かれ、地方自治が徹底している。元々、13の国々を統一して成立した国であった。過去に12の地域による一斉クーデターが起き、地域毎の自治が認められた経緯がある。分類では連邦制になるが、連邦と呼ばずに地方自治としている。これはソ連やガンダムの地球連邦のように連邦という言葉には本来の意味とは逆に中央集権的・官僚的なマイナスイメージがあるからだろうか(林田力『東急不動産だまし売り裁判45地球連邦の腐敗』Amazon Kindle)。
主人公ジーン・オータスは監察課の副課長である。何を考えているか分からないキャラクターである。データ送信時刻の差異から不正を見抜くところは切れ者である。データのチェックが主体の地味な仕事での見せ場になる。
ジーンは眠そうな目をしている。やる気はなさそうであるが、実力はあるキャラクターは新しいタイプのヒーローである。昭和的な前に進むだけの頑張ります精神に魅力を感じにくくなっている時代を反映している。
本作品には、お洒落な雰囲気がある。しかし、実は全くお洒落ではない。ジーンには「もらいたばこのジーン」という大層な異名があるが、たかりであり、本来ならば恥ずかしいことである。公務員的な存在として最も許されないことである。
また、監察課のメンバーはおやつのケーキを楽しみにしている描写ばかりで、仕事をしているように見えない。別に足を棒にして頑張ることを求めるつもりはない。ジーンのようにデータから問題を見抜くならばケーキを食べても良いが、そのような描写はない。民間労働者としては公務員批判をしたくなる。このように実態はお洒落でないのに、お洒落な雰囲気にしてしまう作者の作品世界の構築力は恐るべきところである。
ドーワー王国は13区に分かれ、地方自治が徹底している。元々、13の国々を統一して成立した国であった。過去に12の地域による一斉クーデターが起き、地域毎の自治が認められた経緯がある。分類では連邦制になるが、連邦と呼ばずに地方自治としている。これはソ連やガンダムの地球連邦のように連邦という言葉には本来の意味とは逆に中央集権的・官僚的なマイナスイメージがあるからだろうか(林田力『東急不動産だまし売り裁判45地球連邦の腐敗』Amazon Kindle)。
主人公ジーン・オータスは監察課の副課長である。何を考えているか分からないキャラクターである。データ送信時刻の差異から不正を見抜くところは切れ者である。データのチェックが主体の地味な仕事での見せ場になる。
ジーンは眠そうな目をしている。やる気はなさそうであるが、実力はあるキャラクターは新しいタイプのヒーローである。昭和的な前に進むだけの頑張ります精神に魅力を感じにくくなっている時代を反映している。
本作品には、お洒落な雰囲気がある。しかし、実は全くお洒落ではない。ジーンには「もらいたばこのジーン」という大層な異名があるが、たかりであり、本来ならば恥ずかしいことである。公務員的な存在として最も許されないことである。
また、監察課のメンバーはおやつのケーキを楽しみにしている描写ばかりで、仕事をしているように見えない。別に足を棒にして頑張ることを求めるつもりはない。ジーンのようにデータから問題を見抜くならばケーキを食べても良いが、そのような描写はない。民間労働者としては公務員批判をしたくなる。このように実態はお洒落でないのに、お洒落な雰囲気にしてしまう作者の作品世界の構築力は恐るべきところである。