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69(シクスティナイン) (集英社文庫) 文庫 – 1990/9

5つ星のうち 4.6 110件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

流されて生きるのはまっぴらだ!全共闘、ビートルズ。これらの言葉が、まだ想い出ではなかった'69年、佐世保。17歳の僕は世間に反抗し、刺激的な青春を駆け抜けていた。(解説・林 真理子)

内容(「BOOK」データベースより)

1969年、僕は17歳。無秩序で無垢なエネルギーが爆発する、明るくキケンな、話題の自伝的青春小説。

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登録情報

  • 文庫: 244ページ
  • 出版社: 集英社 (1990/09)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4087496287
  • ISBN-13: 978-4087496284
  • 発売日: 1990/09
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6 110件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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形式: 単行本 Amazonで購入
「これは楽しい小説である。こんなに楽しい小説を書くことはこの先もうないだろうと思いながら書いた。この小説に登場するのはほとんど実在の人物ばかりだが、当時楽しんで生きていた人のことは良く、楽しんで生きていなかった人(教師やけ刑事やその他の大人達、そして従順でダメな生徒達)のことは徹底的に悪く書いた。」
と村上龍さんがあとがきで書いている通り、その楽しさが読み手にも伝わってくる秀作です。「69」というタイトルは、1969年から来ていて、龍さんの高校時代最後の年のことを書いています。
学生や若い国民の多くが、革命が起きれば日本はいい国になれると信じていて、社会主義に憧れ、国の進む方向に反発を抱いていました。それを進めなければ、社会が悪くなってしまうという思い込み、幻想が色濃くありました。この小説を読むと、その時代の空気が地方の高校にまで強く影響を与えていたのがよくわかります。
                     ◇
さて、主人公(龍さん自身)はと言うと、そういう思想的な背景はなく、九州随一の進学校に通いながら、学校をバリケード封鎖して警察沙汰を起こします。彼にとって革命の思想は、仲間を引き付ける方便であり、女の子にモテるための術であり、教師や警察・学校秩序に逆らうための免罪符だったのです。
彼が比較的豊かな生活を送っていたこと、無期
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形式: 文庫
基地の街佐世保で繰り広げられる、冗談じみた革命のバリケード封鎖は村上龍が高校生の時の青春時代を面白おかしく懐かしみながら書かれたものだと思いました。しつこいまでに、「、、、、というのは僕の想像で、実は、、、、」と繰り返しからかうような文体もかなり自由奔放で、いま読むとかなり驚かされました。彼は現在でこそ社会的なテーマを深く掘り下げる小説家だけれども、この作品に登場する彼と、彼の仲間は底抜けに明るいユーモアを発散させながら活躍します。村上龍の全作品の根底にはこの屈託なのい精神が存在するのだと感じました。
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形式: 単行本
村上龍氏の小説で最も好きな作品です。
しかしあまりに「楽しい小説」というレビューが目立ったので,
私も少し書きたくなりました。

自伝的小説で,心から「楽しめる」内容となっているが,
それは著者自身も記しているように
「村上龍之介」少年が実際に「楽しい」高校生活を送ったということを意味しない。
政治運動を行なって,小さな地域社会で村八分にされた辛い経験を
(私は,氏の親族と近しい佐世保出身の友人からこの辺りの生々しい話を聞いたこともある)
「村上龍」氏が長い時間をかけてユーモアーに昇華することに成功したのだと思う。

「ヤザキ」はもちろん著者がモデルである。
だが「イワサキ」も著者がモデルなのではないだろうか。
エピローグで「イワサキ」は美術学校に進学して女と同棲している事になっている。
著者のプロフィールと同じである。

自らの経験について,陽の部分を「ヤザキ」,
陰の部分を「イワサキ」として書き分けたこの筆力にはうならざるを得ない。

このように捉えるとこの小説は「楽しい」だけでなく,
陰影に満ちた深みを感じさせてくれる。

著者は最後に,
主人公と同
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形式: 文庫
村上龍の熱心な読者ではないけれど、この本は大好きです。あと、「昭和歌謡大全集」と「走れ、タカハシ」も。

「69」は、1969年の佐世保を舞台にした自伝的青春小説・・・という情報があると、シリアスでセンチメンタルな小説かな、と思ったりするのですが、超ノーテンキで大爆笑できる一冊です。とにかくアホで嘘つきでわがままでお調子者でおばあちゃん子な主人公が最高。(あ、そうそう、映画も観たけど妻夫木くん結構よかったですよ)

元気のない大人も、元気がありあまってる思春期の少年少女にも読めば何かを与えてくれる本です。

何度も読み返してますが、30過ぎてからは終盤でレディ・ジェーンが「今でもポール・サイモンとか聴きよる?…うちはたまに聴きよるよ」と語るところでしみじみしてしまう。学生の頃と年とってからのP・サイモンは聴く意味合いが変わっちゃうんだよねぇ…。この本も一緒で、若い頃に読んで、社会で色々もまれてから読むと、またちょっと違う楽しみ方ができます。なので、若者はまず今のうちに読んでゲラゲラ笑っておいた方がいいのです。
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