前作「レポート・論文の教科書」もレビューさせていただきましたが、正直イマイチでした。 プレゼン関連の本作に期待しましたが結果は、、、、、、イマイチ。 なぜか。 なんだかんだ言って精神論なんですね。 理論の論理がないんです。 たいていの読者は、ナゼそうなのか、論理的な説明を期待していると思います。 読者のターゲットが高校生であってもです。 それが本書には感じられないのです。
本書の内容をキーワードをもとに一筆書きするなら、こうなるでしょう。 「『現前性』のルールをもとに、お笑い芸人のような”つかみはok”ができたら、あらかじめ論理的に整理したストーリーをもとに観衆を引き込むショーのテクニックを駆使しシンプルな視覚描写でハナシを進め、”つかみ”とリンクするオチに結びつけ感動を誘う。質疑応答には止揚で」。
巻末にp191 - p189(横書きなので後ろから)にチェックリストが掲載されています。 結局これだけ読めばいいかもしれません。 書物の内容としては、これらのチェック・アイテムの一つ一つの理論を論理的に添えていただければ、読みやすい内容になったのではないか、、、と。 要は本書の構成に一貫した論理性がなく、それぞれが散文的なんです。 説得力がイマイチの理由はそこにあると思います。 これで、伝わる発表ができるようになるかはいぶかしい、、、逆に言えば、散文的に読みやすく、中高生対象にプレゼンに興味をいだかせる目的としてはいいかもしれませんね。
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