CR機の生まれる背景を中心に、パチンコの利権を巡る警察、財界、政界、裏社会を暴く一冊。丁寧に取材してあり、警察が、警察機能組織という側面だけではなく、許認可権を持つ省庁であるという側面を浮き彫りにし、読んで感心しました。産業を支える在日外国人の置かれる立場もよく取材し、町のパチンコ屋さんから国際政治まで深く広く鋭く読ませます。
特にパチンコ業界に身を置く人には必読の書になるでしょう。
ただ、今となっては正直、やや古い。それで星4つにしました。最新の動向やその後の変化、推移を含め、著者には続編の執筆を期待したいところです。
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