佐藤優氏の著作はいろいろと読ませていただきましたが、
この本に関しては2点不満がありました。
まず1点が、他のレビューにもあるとおり、重複が多い
こと。それなりに高価な本ですが、重複を省くとページ数
が1/3程度になりそうです。
もう1点は、アスモロフ氏の見解に対する、
「民主党は長年野党にいたため、危機管理システムの運営
ができていない」という整理です。
アスモロフ氏の見解には民主党という言葉が全く見当た
らず、長年野党にいると危機管理ができないのか、自民党
であれば危機管理ができていたのか、システム運営の問題
は与党ではなく東京電力等を構成する幹部の方が大きいの
ではないか、と論理的にはかなり結び付けづらい整理にな
っていると感じました。
「何よりも重要なのは、国内の政争や利害対立を凍結し、
菅直人首相を支持すること」については全く同意見です。
日本には、たとえ頭首に力量が無かったとしても、忠臣が
支える文化があったように思います。残念ながら政局は逆
方向から向きを変える様子すらありませんが・・・
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3.11 クライシス! 単行本(ソフトカバー) – 2011/4/28
- Kindle版 (電子書籍)
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2011年3月11日14時46分、マグニチュード9.0の大地震が東北・関東地方を襲った! 史上最大級の大地震は、巨大津波や原発事故、放射能汚染、避難生活、計画停電……想定外のさまざまな問題を引き起こしている。 “稀代の論客”として知られる佐藤優氏は地震発生以後、ネット、新聞、雑誌などのさまざまな媒体で、今回の大惨事についてのメッセージを次々と発信している。政権への提言、マスメディアのあり方、東京電力への応援、ロシアの動き、危機管理のあり方、日本人のメンタリティ、三浦綾子『塩狩峠』との類似性、放射能汚染、チェルノブイリ原発事故との比較……内容は多岐にわたるが、一貫して唱えるのは<国家の未曾有の危機に、政府は、企業は、個人は、いかに立ち向かうべきか!?>ということ。 佐藤氏の発信はまだまだ続くが、とりあえず4月初頭までに発信した記事をまとめて、「緊急出版」として上梓する。政府、国民、企業、マスメディア……それぞれの立場で、今回の「クライシス」についてぜひ考えてほしい一冊。
- 本の長さ263ページ
- 言語日本語
- 出版社マガジンハウス
- 発売日2011/4/28
- ISBN-10483872263X
- ISBN-13978-4838722631
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
2011年3月11日14時46分、東北地方でマグニチュード9.0の地震発生。その直後、巨大津波が太平洋沿岸地域を襲い、福島原子力発電所で放射性物質が漏れ始めた。死者・行方不明者の増大、建物の損壊、ライフライン寸断、液状化、電力不足…時々刻々と変わる状況と膨らむ不安の中で、稀代の論客が震災後3週間にわたって発信し続けた記録のすべて。
著者について
佐藤 優(さとう・まさる) 1960年、埼玉県生まれ。同志社大学大学院神学研究科修士課程修了後、外務省入省。分析のエキスパートとして活躍し、対ロシア外交の最前線で活躍。「戦後最強の外交官」「外務省のラスプーチン」などの異名をとる。2002年5月、背任容疑で逮捕。東京拘置所に512日間勾留される。逮捕の後も辞職はせず、失職までの執筆時の肩書きは「起訴休職外務事務官」。'05年に発表した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。他に『誰が日本を支配するのか!?』全3巻(マガジンハウス)など著書多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐藤/優
1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修士課程修了後、外務省入省。分析のエキスパートとして活躍し、対ロシア外交の最前線で活躍。「戦後最強の外交官」「外務省のラスプーチン」などの異名をとる。2002年5月、背任容疑で逮捕。東京拘置所に512日間勾留される。逮捕の後も辞職はせず、最高裁で有罪(懲役2年6カ月、執行猶予4カ月)が確定し、’09年7月に失職するまでの執筆時の肩書きは「起訴休職外務事務官」。’05年に発表した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修士課程修了後、外務省入省。分析のエキスパートとして活躍し、対ロシア外交の最前線で活躍。「戦後最強の外交官」「外務省のラスプーチン」などの異名をとる。2002年5月、背任容疑で逮捕。東京拘置所に512日間勾留される。逮捕の後も辞職はせず、最高裁で有罪(懲役2年6カ月、執行猶予4カ月)が確定し、’09年7月に失職するまでの執筆時の肩書きは「起訴休職外務事務官」。’05年に発表した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : マガジンハウス (2011/4/28)
- 発売日 : 2011/4/28
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 263ページ
- ISBN-10 : 483872263X
- ISBN-13 : 978-4838722631
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,483,422位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 1,137位災害
- - 57,558位社会学概論
- - 143,703位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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元外交官で文筆家。ロシア情報収集・解析のエキスパート。魚住昭/ジャーナリスト。ノンフィクションに著作多数。青木理/ジャーナリスト。元共同通信記者。『日本の公安警察』『絞首刑』など著作多数。植草一秀/経済学者。日本経済、金融論が専門。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 誰が日本を支配するのか!?政治とメディアの巻 (ISBN-13:978-4838721566)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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星5つ中の2.9
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
国家機能の強化なしに超克できない311の危機(現実)に著者が具体的に影響を与えることを念頭におき発表した戦略文書(Web・雑誌・新聞)集。これらの内容重複文書が脱稿と同時に著者から民主党の閣僚経験者・官邸の友人・マスメディアの関係者へシェアされていたと考えると一興です。
明治天皇の御製(和歌)「しきしまの大和心のををしさはことある時ぞあらわれにける」が多数引用され、戦後、個人主義・合理主義・生命至上主義で構成される近代思想を米国に埋め込まれた日本人が311の危機に遭遇し、第二次大戦中の特攻の如く、自衛隊や原発対応の方などが大和魂(利他の精神)を発揮し、近代思想を超克し始めたと説きます。
前書き・後書き・目次を先に読み後ろからダブリがある前提で読むと不快感が減ると思います。個人的には「死を本気で意識すると人間は強くなり、包容力と寛容力がつく」という言葉が胸に染みました。震災で亡くなられた方々のご冥福を祈ると共にその死の意味を考え、今も苦しまれている方々の為に自分が出来ることを実践したいと思います。
明治天皇の御製(和歌)「しきしまの大和心のををしさはことある時ぞあらわれにける」が多数引用され、戦後、個人主義・合理主義・生命至上主義で構成される近代思想を米国に埋め込まれた日本人が311の危機に遭遇し、第二次大戦中の特攻の如く、自衛隊や原発対応の方などが大和魂(利他の精神)を発揮し、近代思想を超克し始めたと説きます。
前書き・後書き・目次を先に読み後ろからダブリがある前提で読むと不快感が減ると思います。個人的には「死を本気で意識すると人間は強くなり、包容力と寛容力がつく」という言葉が胸に染みました。震災で亡くなられた方々のご冥福を祈ると共にその死の意味を考え、今も苦しまれている方々の為に自分が出来ることを実践したいと思います。
2011年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のレビューにもあるように『反復している部分が多い』というのが第1印象だった。
特に多いのが
・明治天皇の御製(和歌)
・三浦綾子の「塩狩峠」
の引用である。
著者は「生命至上主義の超克」を説明するために何度も用いたようであるが、論集をよんでいて同じ文章に何度も出会うと「くどい!」とか「またかょ〜」といった印象になってくる。
特に「塩狩峠」の「犠牲としての死」の部分は、被災によって家族・知人を亡くした人(特に最後まで職務を成し遂げて亡くなった人のご家族やご親族)には耐えがたい部分でもあるはず。
反復という手法で表現すること、また、周りの状況に対する配慮という点からみても、『読むに耐えがたく』星1つとさせていただきました。
特に多いのが
・明治天皇の御製(和歌)
・三浦綾子の「塩狩峠」
の引用である。
著者は「生命至上主義の超克」を説明するために何度も用いたようであるが、論集をよんでいて同じ文章に何度も出会うと「くどい!」とか「またかょ〜」といった印象になってくる。
特に「塩狩峠」の「犠牲としての死」の部分は、被災によって家族・知人を亡くした人(特に最後まで職務を成し遂げて亡くなった人のご家族やご親族)には耐えがたい部分でもあるはず。
反復という手法で表現すること、また、周りの状況に対する配慮という点からみても、『読むに耐えがたく』星1つとさせていただきました。
2011年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
震災に際して緊急出版されたもので、
著者のファンであったため購入したものの積読になっており、
ようやく最近読みましたが、やや賞味期限切れでした。
緊急出版ということもあり、
多数の雑誌に載せたものを抜粋しただけあってか
内容が非常にかぶっており、多分1/3くらいに
圧縮できるかと思います。
震災から半年以上経過した今、
様々な事実がわかってきたため、
今更感をぬぐえない記事もありますが、
危機状況にあっての著者の洞察・分析力を
評価してみるには良いかもしれません。
防災・原発などの技術的な部分は弱い感は否めませんが、
外交、特にロシア関連は興味深い内容ですし、
哲学・国体に関してはなるほどと思う部分もあります。
東電の責任者には刑事罰を免責して真実を語らせよう
という意見には国策捜査の闇を知っている著者ならであろう。
著者のファンであったため購入したものの積読になっており、
ようやく最近読みましたが、やや賞味期限切れでした。
緊急出版ということもあり、
多数の雑誌に載せたものを抜粋しただけあってか
内容が非常にかぶっており、多分1/3くらいに
圧縮できるかと思います。
震災から半年以上経過した今、
様々な事実がわかってきたため、
今更感をぬぐえない記事もありますが、
危機状況にあっての著者の洞察・分析力を
評価してみるには良いかもしれません。
防災・原発などの技術的な部分は弱い感は否めませんが、
外交、特にロシア関連は興味深い内容ですし、
哲学・国体に関してはなるほどと思う部分もあります。
東電の責任者には刑事罰を免責して真実を語らせよう
という意見には国策捜査の闇を知っている著者ならであろう。
2011年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
佐藤氏の本はすべて読むほどの佐藤優フリークですが、本書は残念ながらお勧めすることができません。
佐藤氏の本は知的好奇心を刺激される内容が多く、また非常に勉強になる内容が豊富な本が多いのですが、
本書はあまりに重複する部分が多く、いつもの佐藤氏の本とは違い、粗雑に作られたとの思いが禁じえません。
そのため、多くの方にお勧めすることができない本であると言うしかありません。
絶大な佐藤優ファンの私としては非常に残念で次回作に大きく期待いたしたいと思います。
佐藤氏の本は知的好奇心を刺激される内容が多く、また非常に勉強になる内容が豊富な本が多いのですが、
本書はあまりに重複する部分が多く、いつもの佐藤氏の本とは違い、粗雑に作られたとの思いが禁じえません。
そのため、多くの方にお勧めすることができない本であると言うしかありません。
絶大な佐藤優ファンの私としては非常に残念で次回作に大きく期待いたしたいと思います。
2012年1月10日に日本でレビュー済み
佐藤優と言えば、鈴木宗男とロシア外交で名をはせたお方だ。北方領土は
どう考えても、全島返還など無理に決まっている。それに風穴を開けようと
したのが、このヒトである。
こういう方が、3・11の大震災、原発事故をどのように思っているか、
興味津々であった。やはり、感情の高まった憤怒の文章が綴った数々の政府
批判は気合を感じた。しかし、所詮、評論家である。佐藤優氏には、そこま
で言うのであったら、行動をしてほしいものだ。
まさに、イデオロギーを超越した、この国難を乗り越えるためのリーダー
シップである。もう一度、表舞台でこの佐藤氏に活躍してもらいたものであ
る。
どう考えても、全島返還など無理に決まっている。それに風穴を開けようと
したのが、このヒトである。
こういう方が、3・11の大震災、原発事故をどのように思っているか、
興味津々であった。やはり、感情の高まった憤怒の文章が綴った数々の政府
批判は気合を感じた。しかし、所詮、評論家である。佐藤優氏には、そこま
で言うのであったら、行動をしてほしいものだ。
まさに、イデオロギーを超越した、この国難を乗り越えるためのリーダー
シップである。もう一度、表舞台でこの佐藤氏に活躍してもらいたものであ
る。
2011年6月18日に日本でレビュー済み
本好きとしては苦しいですが、他の方も書かれているとおり、内容に重複が多く、読むのがつらいです。
「II 新聞・雑誌論考より」の「大震災と大和心のをゝしさ」(p147-170)と「あとがき」に、情報としての本書の内容は凝縮されていると思います。
この時期に、多くの重複箇所があることを承知で出版された著者・出版社の意図があるのだとは思います。
書かれている内容は、僕にとっては貴重なものでした。しかし、お金を出して買うには値しない、とあえて評価します。
ひとえに、繰り返しの多いこの本の編集の形式が残念です。
「II 新聞・雑誌論考より」の「大震災と大和心のをゝしさ」(p147-170)と「あとがき」に、情報としての本書の内容は凝縮されていると思います。
この時期に、多くの重複箇所があることを承知で出版された著者・出版社の意図があるのだとは思います。
書かれている内容は、僕にとっては貴重なものでした。しかし、お金を出して買うには値しない、とあえて評価します。
ひとえに、繰り返しの多いこの本の編集の形式が残念です。
2011年7月13日に日本でレビュー済み
本書は、3.11東電福島第一原発事故による国家危機に際しての元外務省職員「ラスプーチン」と言われた佐藤優の言論活動の全貌の記録である。
国家危機に際して、国家の意思形成が不全に陥る中、佐藤優氏が行ったネット媒体による早急な発信と活字媒体による対象別に切り分けた内容の普及の「二本立て」の言論活動を時系列に整理した記録である。佐藤氏の言論の普及対象、説得対象、そして佐藤氏の活動をモニターしている人々に対する意識的に注入した「肝」を提示している。
3.11に露出した、新たな「被災後」に必要な国家改造、国家を支える人々の意識改造の方向性を、敢えて戦前の「匂い」のする言葉を用い、国家経営者層に求められる覚悟を提示する。
しかし、佐藤氏の思考は単純な戦前礼賛・回顧ではなく、現代のアメリカ、ロシア、中国、そして沖縄を見据え、3.11渦中の日本の国家としての存続・国家利益の維持に絞り込まれている。
本書を敢えてこの時期に編むことは、次の危機に際して立ち向かわなければならない言論人への方法論の提示であり、後知恵的な言論・評論への強烈な事前封殺・先制攻撃ともなろう。
本書を、単なる「書籍」として取り扱うことは、価値違いと言えよう。
この国の国家経営者層が、佐藤氏を今後どのように扱いうのか。そこから、この国の将来が垣間見えるかもしれない。
国家危機に際して、国家の意思形成が不全に陥る中、佐藤優氏が行ったネット媒体による早急な発信と活字媒体による対象別に切り分けた内容の普及の「二本立て」の言論活動を時系列に整理した記録である。佐藤氏の言論の普及対象、説得対象、そして佐藤氏の活動をモニターしている人々に対する意識的に注入した「肝」を提示している。
3.11に露出した、新たな「被災後」に必要な国家改造、国家を支える人々の意識改造の方向性を、敢えて戦前の「匂い」のする言葉を用い、国家経営者層に求められる覚悟を提示する。
しかし、佐藤氏の思考は単純な戦前礼賛・回顧ではなく、現代のアメリカ、ロシア、中国、そして沖縄を見据え、3.11渦中の日本の国家としての存続・国家利益の維持に絞り込まれている。
本書を敢えてこの時期に編むことは、次の危機に際して立ち向かわなければならない言論人への方法論の提示であり、後知恵的な言論・評論への強烈な事前封殺・先制攻撃ともなろう。
本書を、単なる「書籍」として取り扱うことは、価値違いと言えよう。
この国の国家経営者層が、佐藤氏を今後どのように扱いうのか。そこから、この国の将来が垣間見えるかもしれない。
