本書は著者である鳥屋氏が自ら開発した軽量3次元データ『XVL』の必要性を導入事例をあげてわかりやすく説明されています。
3次元CADを核にしたデジタル開発の有効性は認知されつつも、高コストをかけてまで作成した3次元CADデータはCAD分野で利用されいるにすぎない現状があります。
3次元データの活用範囲を企業内における設計部門と他部門の連携にとどまらず企業間へ拡大していこうという企業が増えている中さまざまな問題点も浮き彫りになっています。
その問題点の解決法として『XVL』を導入した企業(ソニー、ニコン、カシオ計算機、トヨタなど)の導入例をもとに解説されてるので大変説得力がありました。
『XVL』以外の製品(この分野での競合製品にはダッソー・システムズ社『3DVIA Composer』のアドビシステム社の『Acrobat3D』があるようです)を導入検討の方もいるかと思いますが、いわゆる『XVL』の普及啓蒙本になる本書でも本質的な問題点を知るには十分役立つかと思います。
3次元ものづくり革新―デジタルデータが変える日本製造業 (日経ものづくりの本) (日本語) 単行本 – 2006/12/21
鳥谷 浩志
(著)
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本の長さ232ページ
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言語日本語
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出版社日経BP
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発売日2006/12/21
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ISBN-104822218929
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ISBN-13978-4822218928
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ソニー、ニコン、カシオ計算機、自動車メーカー、アルパインプレッション、東海理化、山形カシオが導入する軽量3次元設計データ「XVL」。海外企業にも普及が始まったものづくり改革のキーテクノロジー。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鳥谷/浩志
ラティス・テクノロジー株式会社代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ラティス・テクノロジー株式会社代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 日経BP; 第1版 (2006/12/21)
- 発売日 : 2006/12/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 232ページ
- ISBN-10 : 4822218929
- ISBN-13 : 978-4822218928
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- - 122位製造・加工
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年1月21日に日本でレビュー済み
3DCADが普及した現在、CADの3Dデータを設計部門以外で活用するというのは、企業にとって大きな関心事になっています。とりわけ、リーマンショック以降の製造不況においては、コストカットの重要性が増しており、コストをカットしつつ、設計や製造品質を造り込むという姿勢が重要になっています。
本書はXVLという軽量3Dデータを利用して、これを実現する先駆的な企業の取り組みが書かれています。個人的には、トヨタでの3Dデータを利用したデザインレビューや、カシオにおける3Dデータを利用した取扱説明書の作成が印象的でした。本書に続くXVL利用の書籍「3Dデジタル現場力」、「3Dデジタルドキュメント革命」が出版されている事実を見ても、3Dデータ活用の流れが一般化していることが分かります。
本書はこの先駆けとなる書として一読の価値はあるでしょう。
本書はXVLという軽量3Dデータを利用して、これを実現する先駆的な企業の取り組みが書かれています。個人的には、トヨタでの3Dデータを利用したデザインレビューや、カシオにおける3Dデータを利用した取扱説明書の作成が印象的でした。本書に続くXVL利用の書籍「3Dデジタル現場力」、「3Dデジタルドキュメント革命」が出版されている事実を見ても、3Dデータ活用の流れが一般化していることが分かります。
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