泣きました。
結末はなんとなく予想できたけど、ラストの4ページくらいから号泣でした。
ショートケーキの苺には触らないで、は必読です。読まなくても感動するけど、登場人物はじめ、AIやこの作品の世界観がより深くわかることで、渡米組との対比も深まるし、主人公の魅力も深まります。
BLという括りを取り払っても、ここ数年でベスト3に入る作品だと思います。命について、AIや人権について、いろいろ考えさせられました。
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2119 9 29 (ショコラ文庫) 文庫 – 2017/7/7
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人間に尽くす精巧なアンドロイド"ドール"との結婚という阿部 孝嗣の夢は、人を模したドールの製造が禁止された大学時代に潰えた。けれど三十八歳になった今も愛は変わらず、独身で童貞を貫いている。ある日、阿部は家業のレストランの常連客から、存在自体が罪となる美しい裏ドールを託される。彼の名は高嶺。無愛想で反抗的というドールにあるまじき彼の態度を不思議に思いながらも、憧れの存在との同居生活に阿部は胸をときめかせるが――。
- 本の長さ309ページ
- 言語日本語
- 出版社心交社
- 発売日2017/7/7
- 寸法10.6 x 1.9 x 14.8 cm
- ISBN-104778122356
- ISBN-13978-4778122355
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
人間に尽くす精巧なアンドロイド“ドール”との結婚という阿部孝嗣の夢は、人を模したドールの製造が禁止された大学時代に潰えた。けれど三十八歳になった今も愛は変わらず、独身で童貞を貫いている。ある日、阿部は家業のレストランの常連客から、存在自体が罪となる美しい裏ドールを託される。彼の名は高嶺。無愛想で反抗的というドールにあるまじき彼の態度を不思議に思いながらも、憧れの存在との同居生活に阿部は胸をときめかせるが―。
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登録情報
- 出版社 : 心交社 (2017/7/7)
- 発売日 : 2017/7/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 309ページ
- ISBN-10 : 4778122356
- ISBN-13 : 978-4778122355
- 寸法 : 10.6 x 1.9 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 168,745位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 1,673位ボーイズラブノベルス (本)
- - 42,903位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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2007年に本格的デビュー。以降、各社でBL作品を精力的に刊行し、デビュー10周年を迎えた17年には初の非BL作品『神さまのビオトープ』を発表、作風を広げた。巧みな人物造形や展開の妙、そして心の動きを描く丁寧な筆致が印象的な実力派である。一般文芸における初単行本『流浪の月』で2020年本屋大賞を受賞。おもな著作に『未完成』『真夜中クロニクル』『365+1』『おやすみなさい、また明日』『美しい彼』『わたしの美しい庭』『滅びの前のシャングリラ』などがある。
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
61 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年7月11日に日本でレビュー済み
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5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2017年10月11日に日本でレビュー済み
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BLのくくりではもったいない一般小説として読めるほど考えさせられるし、感情が揺さぶられる作品でした。人間の阿部さんと人間ではないドールの高嶺くん。ドールに対する人間の身勝手さに憤り、主従関係を超えて人生を一緒に生き抜きました。人間は先に逝ってしまうから、高嶺くんは阿部さんが心配しないようにしっかり見送りました。本当に「よく頑張ったね!」って言ってあげたい。お互いに最高のパートナーに出会えて幸せだったね。全てをやり遂げて静かに眠りにつく高嶺くんからは幸せがあふれていて。私もこんな幸せな気持ちで逝けたら後悔のない人生だろうと強く感じました。
2019年1月8日に日本でレビュー済み
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ショートケーキの〜は読んでないのですが、こちらだけ読ませて頂きました。AIのエラーの部分を人間の非合理的なところに重ねるところに、作家さんの技を見ました。
最初はAIという設定にあまり親近感を持てずに読んでいたのですが、途中から彼が機械であることも忘れていました。
最後は南里くんみたいになるのかな?と思ってドキドキしていましたが、このハッピーエンドの仕方で本当に良かったと思います。ほろりときました。本当にありがとうございました。
最初はAIという設定にあまり親近感を持てずに読んでいたのですが、途中から彼が機械であることも忘れていました。
最後は南里くんみたいになるのかな?と思ってドキドキしていましたが、このハッピーエンドの仕方で本当に良かったと思います。ほろりときました。本当にありがとうございました。
2017年7月18日に日本でレビュー済み
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「ショートケーキの苺にはさわらないで」のインパクト絶大サブキャラ=ドールオタク阿部ちんが主役の作品です。
阿部ちんは女性型家庭用ドール(アンドロイド)美優に長年恋い焦がれている生粋のオタクですが、ひょんなことで男性型裏ドール(セックスドール)高嶺を預かることとなり、情が移っていきます。その惚れる過程がオタクらしくて、一緒に萌えました(笑)
超オタクですが阿部ちんは真っ直ぐで愛と優しさにあふれている人で、とっても好感が持てます。
また、このカップルの選択した生き方が私個人は好きです。
それからたびたび高嶺と美優には泣かされました。純粋できれいな魂を機械のこの子達に垣間見るからかもしれません。
諸行無常、人の心の変わりやすさが身にしみて来た自分には、阿部ちんや南里の初志貫徹ぶりは眩しすぎます。
…実は…BL抜きで読んでも読める内容かもしれないです。
生身の人間と、機械であるドールの間に恋って成立するのか?機械に心はあるのか?
AI(人工知能)搭載ロボットが現実にも増え、機能もますます良くなっている昨今、人間の在り方・生き方が問われている作品だと思いました。
過去に「メタルと花嫁」というマンガで胸が苦しくなったり、「鉄腕アトム」でも子どもながらに不条理を感じたり。
そうそう、「AI」という映画もあったっけ。
自分はこの手の話に昔から弱いな~と思いました。
物にも魂が宿ると感じる日本人=自分なのでした。
それにしても凪良さんの細かい心理描写・心情表現は秀逸で、サブキャラにも愛があって素敵です(^^)
これからも凪良さんの作品に期待しています!
応援する意味でもなるべく新刊本で購入させて頂きますね(^_-)-☆
阿部ちんは女性型家庭用ドール(アンドロイド)美優に長年恋い焦がれている生粋のオタクですが、ひょんなことで男性型裏ドール(セックスドール)高嶺を預かることとなり、情が移っていきます。その惚れる過程がオタクらしくて、一緒に萌えました(笑)
超オタクですが阿部ちんは真っ直ぐで愛と優しさにあふれている人で、とっても好感が持てます。
また、このカップルの選択した生き方が私個人は好きです。
それからたびたび高嶺と美優には泣かされました。純粋できれいな魂を機械のこの子達に垣間見るからかもしれません。
諸行無常、人の心の変わりやすさが身にしみて来た自分には、阿部ちんや南里の初志貫徹ぶりは眩しすぎます。
…実は…BL抜きで読んでも読める内容かもしれないです。
生身の人間と、機械であるドールの間に恋って成立するのか?機械に心はあるのか?
AI(人工知能)搭載ロボットが現実にも増え、機能もますます良くなっている昨今、人間の在り方・生き方が問われている作品だと思いました。
過去に「メタルと花嫁」というマンガで胸が苦しくなったり、「鉄腕アトム」でも子どもながらに不条理を感じたり。
そうそう、「AI」という映画もあったっけ。
自分はこの手の話に昔から弱いな~と思いました。
物にも魂が宿ると感じる日本人=自分なのでした。
それにしても凪良さんの細かい心理描写・心情表現は秀逸で、サブキャラにも愛があって素敵です(^^)
これからも凪良さんの作品に期待しています!
応援する意味でもなるべく新刊本で購入させて頂きますね(^_-)-☆