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2050 近未来シミュレーション日本復活 単行本 – 2016/7/22
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2050年、ある米国人が久方ぶりに羽田に降りたつと、日本は見違えるほど活力のある国になっていた。バブルの崩壊以降、長らく低迷から立ち直れなかったこの国が、たった35年でどのように復活を遂げたのか? そんな仮想の設定に基づき、2015年以降の日本の歩みを“近未来シミュレーション"として創作。こうすれば日本が経済復興を遂げ、人口減少を食い止め、地政学的により大きな役割を担う大国になれると処方箋を提言した一冊。日本の復活が単に日本のためだけではなく、米国をはじめとする世界全体にとっていかに重要なものかについても説明した、全米知日派の間で話題の書。
【主な内容】
●2017年、中国による「尖閣占領」危機
●米軍撤退。日米同盟から集団安全保障体制へ
●有力企業を外資が買収。日本株式会社は完全崩壊
●移民受入れと出生率回復で総人口は1億4000万人に
●英語公用化で日本の国際競争力は急上昇する
●2050年、日本の成長率は4.5%に達し米国と並ぶ大国へ
【主な内容】
●2017年、中国による「尖閣占領」危機
●米軍撤退。日米同盟から集団安全保障体制へ
●有力企業を外資が買収。日本株式会社は完全崩壊
●移民受入れと出生率回復で総人口は1億4000万人に
●英語公用化で日本の国際競争力は急上昇する
●2050年、日本の成長率は4.5%に達し米国と並ぶ大国へ
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2016/7/22
- 寸法13.2 x 1.8 x 18.9 cm
- ISBN-104492396314
- ISBN-13978-4492396315
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ニッポンは三度目の復活を遂げる!米国発、衝撃の問題作。日米両超大国時代の到来を予見!知日派論客による「新・日本論」
著者について
【著者】
クライド・プレストウィッツ(クライド プレストウィッツ)
1941年米国デラウェア州生まれ。スワスモア大学卒業、ハワイ大学東西センターで修士課程(極東アジア地域・経済学専攻)修了、ペンシルベニア大学ウォートン校で経営修士課程修了。その間、慶應義塾大学にも留学。初めて来日したのは1965年、それ以降1970年代にも再度外資系企業役員として日本に滞在する。国務省勤務、民間企業勤務などを経て、1981年商務省に入り、86年までの間、レーガン政権で商務長官特別補佐官などを務め、自動車や半導体などの日米貿易交渉をはじめ中国、ラテンアメリカ、ヨーロッパ諸国との数々の貿易交渉にあたる。現在、経済戦略研究所(Economic Strategy Institute)所長。太平洋経済委員会の副議長や、上院議員時代のヒラリー・クリントン氏の貿易・通商アドバイザーも務めた実績がある。日米貿易摩擦時に辣腕対日交渉担当官として鳴らし、テレビ・新聞・雑誌などで日本に多数の提言を行っている。著書にベストセラー『日米逆転』(ダイヤモンド社)、『ならずもの国家アメリカ』(講談社)、『東西逆転』(日本放送出版協会)などがある。
【訳者】
村上 博美(ムラカミ ヒロミ)
ワシントンDC経済戦略研究所(Economic Strategy Institute)シニア・フェロー、米国戦略国際問題研究所(CSIS)グローバルヘルス・ポリシーセンター兼任フェロー、日本医療政策機構理事。2015年からJapan Institute for Social Innovation and Entrepreneurship (JSIE)パートナー。米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)や政策研究大学院大学にて講義や政策分析プロジェクトを担当。専門は産業政策、イノベーション政策、国際保健政策。上智大学理工学部卒業。St. Mary's大学国際経営学修士、米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)国際関係論博士。
小野 智子(オノ トモコ)
日本女子大学家政学部住居学科卒。設計事務所勤務ののち、渡米。独・英を経て帰国後、理工系英文学術誌編集、翻訳会社勤務を経て翻訳者の道へ。共訳書に、ノーベル平和賞受賞者バーナード・ラウンの『生存のための処方箋』(第20回IPPNW世界大会実行委員会)をはじめとして、ナショナル ジオグラフィック協会『最高の休日 世界の美しい都市』、ダニエル・スミス『絶対に行けない世界の非公開区域99』『絶対に見られない世界の秘宝99』『絶対に明かされない世界の未解決ファイル99』(日経ナショナル ジオグラフィック社)などがある。ノンフィクションを中心に仕事の幅を広げている。
クライド・プレストウィッツ(クライド プレストウィッツ)
1941年米国デラウェア州生まれ。スワスモア大学卒業、ハワイ大学東西センターで修士課程(極東アジア地域・経済学専攻)修了、ペンシルベニア大学ウォートン校で経営修士課程修了。その間、慶應義塾大学にも留学。初めて来日したのは1965年、それ以降1970年代にも再度外資系企業役員として日本に滞在する。国務省勤務、民間企業勤務などを経て、1981年商務省に入り、86年までの間、レーガン政権で商務長官特別補佐官などを務め、自動車や半導体などの日米貿易交渉をはじめ中国、ラテンアメリカ、ヨーロッパ諸国との数々の貿易交渉にあたる。現在、経済戦略研究所(Economic Strategy Institute)所長。太平洋経済委員会の副議長や、上院議員時代のヒラリー・クリントン氏の貿易・通商アドバイザーも務めた実績がある。日米貿易摩擦時に辣腕対日交渉担当官として鳴らし、テレビ・新聞・雑誌などで日本に多数の提言を行っている。著書にベストセラー『日米逆転』(ダイヤモンド社)、『ならずもの国家アメリカ』(講談社)、『東西逆転』(日本放送出版協会)などがある。
【訳者】
村上 博美(ムラカミ ヒロミ)
ワシントンDC経済戦略研究所(Economic Strategy Institute)シニア・フェロー、米国戦略国際問題研究所(CSIS)グローバルヘルス・ポリシーセンター兼任フェロー、日本医療政策機構理事。2015年からJapan Institute for Social Innovation and Entrepreneurship (JSIE)パートナー。米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)や政策研究大学院大学にて講義や政策分析プロジェクトを担当。専門は産業政策、イノベーション政策、国際保健政策。上智大学理工学部卒業。St. Mary's大学国際経営学修士、米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)国際関係論博士。
小野 智子(オノ トモコ)
日本女子大学家政学部住居学科卒。設計事務所勤務ののち、渡米。独・英を経て帰国後、理工系英文学術誌編集、翻訳会社勤務を経て翻訳者の道へ。共訳書に、ノーベル平和賞受賞者バーナード・ラウンの『生存のための処方箋』(第20回IPPNW世界大会実行委員会)をはじめとして、ナショナル ジオグラフィック協会『最高の休日 世界の美しい都市』、ダニエル・スミス『絶対に行けない世界の非公開区域99』『絶対に見られない世界の秘宝99』『絶対に明かされない世界の未解決ファイル99』(日経ナショナル ジオグラフィック社)などがある。ノンフィクションを中心に仕事の幅を広げている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
プレストウィッツ,クライド
1941年米国デラウェア州生まれ。スワスモア大学卒業、ハワイ大学東西センターで修士課程(極東アジア地域・経済学専攻)修了、ペンシルベニア大学ウォートン校で経営修士課程修了。その間、慶應義塾大学にも留学。初めて来日したのは1965年、それ以降1970年代にも再度外資渓企業役員として日本に滞在する。国務省勤務、民間企業勤務などを経て、1981年商務省に入り、86年までの間、レーガン政権で商務長官特別補佐官などを務め、自動車や半導体などの日米貿易交渉をはじめ中国、ラテンアメリカ、ヨーロッパ諸国との数々の貿易交渉にあたる。現在、経済戦略研究所(Economic Strategy Institute)所長
村上/博美
ワシントンDC経済戦略研究所(Economic Strategy Institute)シニア・フェロー、米国戦略国際問題研究所(CSIS)グローバルヘルス・ポリシーセンター兼任フェロー、日本医療政策機構理事。2015年からJapan Institute for Social Innovation and Entrepreneurship(JSIE)パートナー。米国ジョンズ・ホプキンス大学院大学にて講義や政策分析プロジェクトを担当
小野/智子
日本女子大学家政学部住居学科卒。設計事務所勤務ののち、渡米。独・英を経て帰国後、理工系英文学術誌編集、翻訳会社勤務を経て翻訳者の道へ。ノンフィクションを中心に仕事の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1941年米国デラウェア州生まれ。スワスモア大学卒業、ハワイ大学東西センターで修士課程(極東アジア地域・経済学専攻)修了、ペンシルベニア大学ウォートン校で経営修士課程修了。その間、慶應義塾大学にも留学。初めて来日したのは1965年、それ以降1970年代にも再度外資渓企業役員として日本に滞在する。国務省勤務、民間企業勤務などを経て、1981年商務省に入り、86年までの間、レーガン政権で商務長官特別補佐官などを務め、自動車や半導体などの日米貿易交渉をはじめ中国、ラテンアメリカ、ヨーロッパ諸国との数々の貿易交渉にあたる。現在、経済戦略研究所(Economic Strategy Institute)所長
村上/博美
ワシントンDC経済戦略研究所(Economic Strategy Institute)シニア・フェロー、米国戦略国際問題研究所(CSIS)グローバルヘルス・ポリシーセンター兼任フェロー、日本医療政策機構理事。2015年からJapan Institute for Social Innovation and Entrepreneurship(JSIE)パートナー。米国ジョンズ・ホプキンス大学院大学にて講義や政策分析プロジェクトを担当
小野/智子
日本女子大学家政学部住居学科卒。設計事務所勤務ののち、渡米。独・英を経て帰国後、理工系英文学術誌編集、翻訳会社勤務を経て翻訳者の道へ。ノンフィクションを中心に仕事の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.2
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年4月12日に日本でレビュー済み
違反を報告する
当時は可能性に心を震わせて読んだものですが、再度読み直すと三菱によるボーイング買収一つをとっても、現在の日本は当時以上に疲弊していますね。脱化石燃料、ロシア・中国の現状を踏まえて、改めて更新バージョンを読んでみたいです。日立をはじめ幾つかの日本の企業が週休三日制度も導入する時代になっています。
役に立った
2016年11月3日に日本でレビュー済み
とりあえず、私個人の感想は抜きに、まず本書の客観的な特徴を書きます。
本書は冒頭で、2050年の日本について書かれます。インフラ、教育、医療、スポーツ、エンターテイメントとあらゆる分野で日本は世界のトップを走り、人口も増加する一方という、とにかく繁栄を謳歌している日本の未来像です。そして、そこに至るまでの日本、つまり2017〜2050年まで「日本がどのように歩んできたのかをこれから書こう」と作者が述べ、いよいよ本編が始まります。
始まります...のですが、実際は本編の8割は、「2017〜2050年の日本がどう歩むか」ではなく、「2016年までの日本がどう歩んできたのか」が書かれています。外交を含めた安全保障、エネルギー問題、女性の社会進出を含めた経済問題、とテーマ毎に章を分けて筆者は書くのですが、どれも基本的に同じで、2016年までの日本の説明が大半で、章の最後の方に2017年以降の日本について少し書かれます。
では各章の最後の方にどんなことが書かれているのかというと、
「外交を含めた安全保障」については、「アメリカ軍はグアムにまで撤退する。日本は防衛費を先進国と同じGDPの2%程度に引き上げる。だが、尖閣諸島は中国との共同管理にすると譲歩し、韓国が竹島を所有することを認める。世界中の国々が日本の寛容な姿勢に感動を覚え、外国はそれ以上日本に悪さをしなくなる。めでたしめでたし」といった内容が書かれています。
「エネルギー問題」については、「発送電を分離し、さらにスマートグリッドの進歩や再生可能エネルギーの開発、そして外国からエネルギーを買う政策が功を奏し、日本のエネルギー問題はなくなる。めでたしめでたし」といった内容が書かれています。あと、21世紀にも中東を中心とした石油ショックが起こるだろうとも書かれています。
「女性の社会進出を含めた経済問題」については、「女性がより社会に進出しやすくなる。株主の発言を強くする法制度改革、社員を解雇しやすくする法制度改革を通して日本は無駄を排除し生産性をより向上できるようになる。日本の産業は世界を再びリードするようになる。めでたしめでたし」といった内容が書かれています。
作者はアベノミクスは失敗するだろうと言います(アベノミクスの方向性はいいのだが不十分で失敗する、と作者は言います)。そして、2017年からは、日本再生委員会(名称はうろ覚えです)というものが組織され、その委員会が政治を主導し、上記の政策が実行されるだろう、と作者は言います。安倍現首相以外、具体的な政治家の名前は出てきません。
「めでたしめでたし」は若干私個人の皮肉がにじみ出た書き方になってしまいましたが、内容はこのくらいにまとめられます。単純化しすぎだろうと言われるかもしれませんが、本当にこのくらいです。あと、2016年までの日本について、作者の事実誤認がいくつか散見されます。慰安婦の強制連行が吉田清次氏による創作であることを作者は知らずに書いていますし、日韓は軍事同盟を結んでると書いてるところや、中国が尖閣諸島はわが国のものだと言ってつけたその名称も間違えています(ただし、これらは単に訳者が間違えただけかもしれません)。
ここからは私個人の感想を書きます。
日本の産業には無駄がかなりあるところとか、細かい部分では筆者に同意するところも多かったのですが、全体的に見れば読んで損したなという印象です。作者は日米貿易摩擦の頃にアメリカ側の交渉官として仕事をしたらしく、当時を振り返り、アメリカ国民は日本の事情もろくに理解せずにただひたすら「日本はインチキをしてるに違いない」と決めつけていたところも多少はあったと述べ、アメリカが日本に見習う点も多いと言っていたのですが、経済関係の章では結局、アメリカ型のシステムを導入しろと言ってるだけにしか感じなかったのがなんとも印象的でした。
唯一この本で私が価値を感じたのは、冒頭の繁栄した2050年の日本の姿に関する記述です。日本のメディアを見ると典型的ですが、日本人はとにかく日本について悲観的なことさえ言えば「知性的に見える」という意味のわからない風潮が多いように感じます。ちゃんと事実に基づいた理由があって言うのならまだしも、誰かの話を聞きかじってまとめてるだけだったりするところも多いように思います。外国人である作者がこれほど日本人の未来を信じているのに日本人自身が悲観的に見ようとするのもどうなのかなと感じさせられるという意味では、多少の価値はあると思います。肝心の「2017〜2050年の日本」についての記述は非常に落胆させられるものでしたが。
本書は冒頭で、2050年の日本について書かれます。インフラ、教育、医療、スポーツ、エンターテイメントとあらゆる分野で日本は世界のトップを走り、人口も増加する一方という、とにかく繁栄を謳歌している日本の未来像です。そして、そこに至るまでの日本、つまり2017〜2050年まで「日本がどのように歩んできたのかをこれから書こう」と作者が述べ、いよいよ本編が始まります。
始まります...のですが、実際は本編の8割は、「2017〜2050年の日本がどう歩むか」ではなく、「2016年までの日本がどう歩んできたのか」が書かれています。外交を含めた安全保障、エネルギー問題、女性の社会進出を含めた経済問題、とテーマ毎に章を分けて筆者は書くのですが、どれも基本的に同じで、2016年までの日本の説明が大半で、章の最後の方に2017年以降の日本について少し書かれます。
では各章の最後の方にどんなことが書かれているのかというと、
「外交を含めた安全保障」については、「アメリカ軍はグアムにまで撤退する。日本は防衛費を先進国と同じGDPの2%程度に引き上げる。だが、尖閣諸島は中国との共同管理にすると譲歩し、韓国が竹島を所有することを認める。世界中の国々が日本の寛容な姿勢に感動を覚え、外国はそれ以上日本に悪さをしなくなる。めでたしめでたし」といった内容が書かれています。
「エネルギー問題」については、「発送電を分離し、さらにスマートグリッドの進歩や再生可能エネルギーの開発、そして外国からエネルギーを買う政策が功を奏し、日本のエネルギー問題はなくなる。めでたしめでたし」といった内容が書かれています。あと、21世紀にも中東を中心とした石油ショックが起こるだろうとも書かれています。
「女性の社会進出を含めた経済問題」については、「女性がより社会に進出しやすくなる。株主の発言を強くする法制度改革、社員を解雇しやすくする法制度改革を通して日本は無駄を排除し生産性をより向上できるようになる。日本の産業は世界を再びリードするようになる。めでたしめでたし」といった内容が書かれています。
作者はアベノミクスは失敗するだろうと言います(アベノミクスの方向性はいいのだが不十分で失敗する、と作者は言います)。そして、2017年からは、日本再生委員会(名称はうろ覚えです)というものが組織され、その委員会が政治を主導し、上記の政策が実行されるだろう、と作者は言います。安倍現首相以外、具体的な政治家の名前は出てきません。
「めでたしめでたし」は若干私個人の皮肉がにじみ出た書き方になってしまいましたが、内容はこのくらいにまとめられます。単純化しすぎだろうと言われるかもしれませんが、本当にこのくらいです。あと、2016年までの日本について、作者の事実誤認がいくつか散見されます。慰安婦の強制連行が吉田清次氏による創作であることを作者は知らずに書いていますし、日韓は軍事同盟を結んでると書いてるところや、中国が尖閣諸島はわが国のものだと言ってつけたその名称も間違えています(ただし、これらは単に訳者が間違えただけかもしれません)。
ここからは私個人の感想を書きます。
日本の産業には無駄がかなりあるところとか、細かい部分では筆者に同意するところも多かったのですが、全体的に見れば読んで損したなという印象です。作者は日米貿易摩擦の頃にアメリカ側の交渉官として仕事をしたらしく、当時を振り返り、アメリカ国民は日本の事情もろくに理解せずにただひたすら「日本はインチキをしてるに違いない」と決めつけていたところも多少はあったと述べ、アメリカが日本に見習う点も多いと言っていたのですが、経済関係の章では結局、アメリカ型のシステムを導入しろと言ってるだけにしか感じなかったのがなんとも印象的でした。
唯一この本で私が価値を感じたのは、冒頭の繁栄した2050年の日本の姿に関する記述です。日本のメディアを見ると典型的ですが、日本人はとにかく日本について悲観的なことさえ言えば「知性的に見える」という意味のわからない風潮が多いように感じます。ちゃんと事実に基づいた理由があって言うのならまだしも、誰かの話を聞きかじってまとめてるだけだったりするところも多いように思います。外国人である作者がこれほど日本人の未来を信じているのに日本人自身が悲観的に見ようとするのもどうなのかなと感じさせられるという意味では、多少の価値はあると思います。肝心の「2017〜2050年の日本」についての記述は非常に落胆させられるものでしたが。
2016年11月25日に日本でレビュー済み
皆さんのレビューを拝見していると、こんなのは妄想であり根拠もないデタラメであり読むのは時間の無駄、のトーンが多いのですが、私は最後までワクワクしながら読みましたし、たいへん素晴らしい本だと思ってます。今の10代から30代の若手が、どんどん読んで参考にしてもらったらいいと思いました。
理由を以下記載します。
これまでの日本は戦後から1990年代までは世界がお手本とする高度経済成長を遂げました。なぜ成長できたかというと、その大きな理由として、技術的に先行されていた海外製品に対して追いつき追い越せの明確な目標があったからだと思います。
米国にある工業製品が日本にはない時代、高い価格で輸入しなければならなかったのが、もともとの日本の課題でした。日本の国の力を引き上げるためには、米国の製品をまねて、追いつき追い越せばよかった。ただ真似るだけではなく、日本特有の工夫とかも加わって、結果としては、世界がお手本とする高度経済成長を遂げました。
今は、このお手本を安い労働力で真似して、日本に追いつき、追い越そうとしているとアジアの国が、多数あります。実際、追い越されて、買収されたメーカーもある状態です。
さて、1990代以降の日本はどうでしょう。よく失われた20年とか言われますが。成長が止まって停滞どころか、世界各国と比較すると衰退している。
原因は何か?
お手本がなかったんです。米国に追いつき、追い越してしまったあと、今度は自分たちが次々とイノベーションを実現させていかなければ、成長はできない時代に突入してました。ところが、日本の企業は欧米と比較して、このイノベーションが得意ではなかった。
話をこの本の内容に戻します。
この本では、2050年の日本は、世界で一番成功している国になっています。しかもダントツに成長して、他の国が全く追いつけないような羨ましい国です。最初の方に出てくる2050年の日本の姿は素晴らしい国です。そのあと、そこに至るまでにどういう課題をどのような道筋で解決したのかが書かれています。
他のレビューの意見は、この解決策がプアで現実味がないという内容が多いんです。この本の重要なところは、その解決の道筋にクレームをつけて、何も変わらないままでいるのではなく、この素晴らしい日本の未来をお手本として、目指す目標、ゴールを、明確に意識して、そこに向かってまっすぐに突き進むように日本の若手も中堅も変わっていこう、というだと思うのです。
戦後の日本が高度成長を遂げれたように、今、2016年から、目指すべき未来像を明確に捉えて、それに向かって全てのリソースを集中させるんです。今の日本は目指すゴールを見失って、無駄なことをやっている人がたくさんいます。
確かにこんなの無理ではと思える目標も含まれているでしょう。でも2、3年の短期でなんとかしろとは、この本は言ってません。20年あれば、今は全く無理そうに見えることは、実はなんでも実現できますよ。明確な目標があって、それに向かって頑張れば。
2050年といえば、33年後ですから、まだみんな生きてます。その時代を自分の目で見ることになります。ワクワク、素晴らしい未来なしたいですよね。
ぜひ
これからの日本を背負って立つ若手に読んで欲しいと思います。
理由を以下記載します。
これまでの日本は戦後から1990年代までは世界がお手本とする高度経済成長を遂げました。なぜ成長できたかというと、その大きな理由として、技術的に先行されていた海外製品に対して追いつき追い越せの明確な目標があったからだと思います。
米国にある工業製品が日本にはない時代、高い価格で輸入しなければならなかったのが、もともとの日本の課題でした。日本の国の力を引き上げるためには、米国の製品をまねて、追いつき追い越せばよかった。ただ真似るだけではなく、日本特有の工夫とかも加わって、結果としては、世界がお手本とする高度経済成長を遂げました。
今は、このお手本を安い労働力で真似して、日本に追いつき、追い越そうとしているとアジアの国が、多数あります。実際、追い越されて、買収されたメーカーもある状態です。
さて、1990代以降の日本はどうでしょう。よく失われた20年とか言われますが。成長が止まって停滞どころか、世界各国と比較すると衰退している。
原因は何か?
お手本がなかったんです。米国に追いつき、追い越してしまったあと、今度は自分たちが次々とイノベーションを実現させていかなければ、成長はできない時代に突入してました。ところが、日本の企業は欧米と比較して、このイノベーションが得意ではなかった。
話をこの本の内容に戻します。
この本では、2050年の日本は、世界で一番成功している国になっています。しかもダントツに成長して、他の国が全く追いつけないような羨ましい国です。最初の方に出てくる2050年の日本の姿は素晴らしい国です。そのあと、そこに至るまでにどういう課題をどのような道筋で解決したのかが書かれています。
他のレビューの意見は、この解決策がプアで現実味がないという内容が多いんです。この本の重要なところは、その解決の道筋にクレームをつけて、何も変わらないままでいるのではなく、この素晴らしい日本の未来をお手本として、目指す目標、ゴールを、明確に意識して、そこに向かってまっすぐに突き進むように日本の若手も中堅も変わっていこう、というだと思うのです。
戦後の日本が高度成長を遂げれたように、今、2016年から、目指すべき未来像を明確に捉えて、それに向かって全てのリソースを集中させるんです。今の日本は目指すゴールを見失って、無駄なことをやっている人がたくさんいます。
確かにこんなの無理ではと思える目標も含まれているでしょう。でも2、3年の短期でなんとかしろとは、この本は言ってません。20年あれば、今は全く無理そうに見えることは、実はなんでも実現できますよ。明確な目標があって、それに向かって頑張れば。
2050年といえば、33年後ですから、まだみんな生きてます。その時代を自分の目で見ることになります。ワクワク、素晴らしい未来なしたいですよね。
ぜひ
これからの日本を背負って立つ若手に読んで欲しいと思います。
2016年10月1日に日本でレビュー済み
近未来シミュレーションというより空想科学小説(SF)に近いかもしれないです。筆者が、日本復活の条件として、挙げているのは次のようなものです。勿論、これが全部出来れば復活することに異論はないでしょうが、How(どうやって)というのが弱すぎて、シミュレーションの体をなしていないです。
・女性の社会進出の拡大
・人口増化
・日本語・英語のバイリンガル化
・イノベーション大国化
・エネルギー自給自足
・産業保護政策見直し
・民尊官卑
こうした改革をする為に、話の都合上、明治維新の岩倉具視の遣欧使節団みたいなものを送り、その建白書に基づき改革を進めるという話になっていますが、現状について、ある程度全体が見えている人には、今更、そんなものは不要でしょう。
現在のようなポピュリズム政治とそれを支持する多くの国民がいる以上、負のスパイラルからは抜け出せず、一つも達成できずに、結局、破綻するまで突き進むのだと思います。改革はそれからでしょう。
・女性の社会進出の拡大
・人口増化
・日本語・英語のバイリンガル化
・イノベーション大国化
・エネルギー自給自足
・産業保護政策見直し
・民尊官卑
こうした改革をする為に、話の都合上、明治維新の岩倉具視の遣欧使節団みたいなものを送り、その建白書に基づき改革を進めるという話になっていますが、現状について、ある程度全体が見えている人には、今更、そんなものは不要でしょう。
現在のようなポピュリズム政治とそれを支持する多くの国民がいる以上、負のスパイラルからは抜け出せず、一つも達成できずに、結局、破綻するまで突き進むのだと思います。改革はそれからでしょう。
ベスト1000レビュアーVINEメンバー
やっと翻訳が出ましたね。いろいろな見方が世にはあります。時間とお金があるかたはどうぞ。となると老人だけか?
Japan Restored
ベスト500レビュアー
筆者は、1980年代に米国商務省で日米貿易交渉に当たった日本通。80年代までの日本の圧倒的強さを知るだけに、90年代以降の停滞する日本に対する歯痒さを感じ、また、日本が停滞することは、米国の国益も損ない、世界にとっても好ましくないとの考えの下に、日本が復活するにはどうすれば良いかについて、変革のシナリオを近未来のフィクション仕立てで提案している。
日本が復活する為の施策として、女性の就業率が高まることで、GDPを押し上げると共に日本人のライフスタイルが変わることを挙げ、英語教育を見直し、「英語化」を推進することで、(移民政策を含めて)外国人の力を日本の成長に活かすと共に、先進的な技術やビジネスモデルなど、グローバルな動きに対して国民が敏感になる効用を説く。
イノベーションによって国を再興し、エネルギー面でも自立するシナリオを描く。また、既得権益や規制でがんじがらめになっている状況を打破する為の政治による変革の必然性についても語る。
地政学的なリスクが顕在化し、待ったなしの危機に晒された2010年代後半に始まった大改革を実行した結果、2050年には世界も羨む日本になっている、という近未来シミュレーションであるが、明治維新、第二次世界大戦後の復興に続く、「第三の復活」を果たす為に必要な危機感はどのように生まれるのか(或いは、否応なく危機に直面するのか)、どのような変革をどう実行・実現していくべきか、米国の日本通から見た日本はどこに問題があり、どこに期待するのか、興味の尽きない一冊となっている。
日本が復活する為の施策として、女性の就業率が高まることで、GDPを押し上げると共に日本人のライフスタイルが変わることを挙げ、英語教育を見直し、「英語化」を推進することで、(移民政策を含めて)外国人の力を日本の成長に活かすと共に、先進的な技術やビジネスモデルなど、グローバルな動きに対して国民が敏感になる効用を説く。
イノベーションによって国を再興し、エネルギー面でも自立するシナリオを描く。また、既得権益や規制でがんじがらめになっている状況を打破する為の政治による変革の必然性についても語る。
地政学的なリスクが顕在化し、待ったなしの危機に晒された2010年代後半に始まった大改革を実行した結果、2050年には世界も羨む日本になっている、という近未来シミュレーションであるが、明治維新、第二次世界大戦後の復興に続く、「第三の復活」を果たす為に必要な危機感はどのように生まれるのか(或いは、否応なく危機に直面するのか)、どのような変革をどう実行・実現していくべきか、米国の日本通から見た日本はどこに問題があり、どこに期待するのか、興味の尽きない一冊となっている。



