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2人が「最高のチーム」になる―― ワーキングカップルの人生戦略 単行本(ソフトカバー) – 2011/6/23
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成果を上げる秘訣は、「家庭」にありました。
共働き&子持ち経営者2人が悪戦苦闘の果てに生み出した生活術
見えてきた 新しい夫婦のカタチ……
景気や社会のあり方の変化から、カップルが二人で働く「共働き」が当たり前になりつつある時代。
ワーキングカップルの実践者であり、働き方変革のプロでもある(株)ワーク・ライフバランス代表取締役の小室淑恵さんとNPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹さんの二人が、
男女双方の立場を踏まえ、自身が実践している「生活術」を紹介。
不安的な時代を夫婦でタッグを組み、主体的に、そして楽しく生きていくための知恵と勇気が得られる1冊。
「考え方から小ワザまで、全部入れました」(小室)
「ああ、結婚前に読みたかった!(笑)」(駒崎)
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社英治出版
- 発売日2011/6/23
- ISBN-104862760937
- ISBN-13978-4862760937
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
小室淑恵(こむろ・よしえ)
株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役。
1975年生まれ。2004年に「日経ウーマン」の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」キャリアクリエイト部門受賞、
2006年株式会社ワーク・ライフバランスを設立。800社以上の企業に「働き方の見直しコンサルティング」を提供。
休業者職場復帰支援プログラム「armo(アルモ)」や「ワーク・ライフバランス組織診断」を開発。
2009年からはワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座を主催し、約200名の認定コンサルタントを輩出。
2010年からはモバイルサイト「働き方チェンジナビ」、2011年からは「介護と仕事の両立ナビ」をスタートするなど、
多種多様な価値観が受け入れられる社会を目指して邁進中。
駒崎弘樹(こまざき・ひろき)
1979年生まれ。特定非営利活動(NPO)法人フローレンス代表理事。
慶應義塾大学総合政策学部在学中に、学生ITベンチャーを立ち上げ、経営者として活躍。
一方で、母親の知人が「子どもの発熱」のため仕事を休み、それが理由で会社から解雇されてしまったという、「病児保育」の現実を知る。
地域の力によって病児保育問題を解決し、育児と仕事を両立するのが当然の社会をつくれまいか」と考え、
ITベンチャーを退社し、NPO法人フローレンスを立ち上げ、代表理事に。
2005年4月から江東区・中央区にて全国初の「保険型病児保育サポートシステム」である「こどもレスキューネット」をスタート。
2009年には経産省より地域で社会的課題を解決し、安定的・継続的な雇用を創出する日本を代表する「ソーシャルビジネス」55選に、
また「Newsweek」日本版「世界を変える社会起業家100人」に選出される。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役。1975年生まれ。2004年に「日経ウーマン」の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」キャリアクリエイト部門受賞、2006年株式会社ワーク・ライフバランスを設立。800社以上の企業に「働き方の見直しコンサルティング」を提供。「休業者職場復帰支援プログラムarmo(アルモ)」や「ワーク・ライフバランス組織診断」を開発。2009年からはワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座を主催し、約200名の認定コンサルタントを輩出。2010年からはモバイルサイト「働き方チェンジナビ」、2011年からは「介護と仕事の両立ナビ」をスタートするなど、多種多様な価値観が受けられる社会を目指して邁進中。内閣府「仕事と生活の調和連携推進・評価部会」委員、厚生労働省「イクメンプロジェクト」メンバーなど複数の公務を兼任。金沢工業大学客員教授
駒崎/弘樹
特定非営利活動(NPO)法人フローレンス代表理事。1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部在学中に、学生ITベンチャーを立ち上げ、経営者として活躍。「地域の力によって病児保育問題を解決し、育児と仕事を両立するのが当然の社会をつくれまいか」と考え、ITベンチャーを退社し、NPO法人フローレンスを立ち上げ代表理事に。2005年4月から江東区・中央区にて全国初の「保険型病児保育サポートシステム」である「こどもレスキューネット」をスタート。2009年には経産省より地域で社会的課題を解決し、安定的・継続的な雇用を創出する日本を代表する「ソーシャルビジネス」55選に、また「Newsweek」日本版「世界を変える社会起業家100人」に選出される。2010年1月内閣府非常勤国家公務員(政策調査員)に任命されるなど、複数の公務を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 英治出版 (2011/6/23)
- 発売日 : 2011/6/23
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 4862760937
- ISBN-13 : 978-4862760937
- Amazon 売れ筋ランキング: - 239,375位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
著者について
認定NPO法人フローレンス代表理事。1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2005年日本初の「共済型・訪問型」病児保育を開始。07年「Newsweek」の“世界を変える100人の社会起業家”に選出。10年から待機児童問題解決のため「おうち保育園」開始。のちに小規模認可保育所として政策化。14年、日本初の障害児保育園ヘレンを開園。15年には障害児訪問保育アニーを開始。その他赤ちゃん縁組事業、こども宅食事業などを行う。内閣府「子ども・子育て会議」委員複数の公職を兼任。著書に『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』(英治出版)、『社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門 』(PHP新書)等。2022年1月、『政策起業家 「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』を上梓。一男一女の父であり、子どもの誕生時にはそれぞれ2か月の育児休暇を取得。
株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長。
2004年、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー キャリアクリエイト部門受賞。
2006年、㈱ワーク・ライフバランスを設立。
2012年、TEDxTokyo スピーカーの選出される
2014年、ベストマザー賞(経済部門) 受賞
ワーク・ライフバランスコンサルティングを1000社以上に提供している。
クライアント企業では、労働時間の削減や有給取得率の向上だけでなく、業績が向上し、社員満足度の向上や、自己研鑽の増加、企業内出生率の向上といった成果が出ており、長時間労働体質の企業を生産性の高い組織に改革する手腕に定評がある。
㈶東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問会議 顧問
安倍内閣 産業競争力会議民間議員、経済産業省 産業構造審議会委員、文部科学省 中央教育審議会委員、厚生労働省 社会保障審議会年金部会委員、内閣府 子ども・子育て会議委員、内閣府 仕事と生活の調和専門調査会委員などを歴任。
株式会社オンワードホールディングス 社外取締役
金沢工業大学 客員教授
アクセンチュア株式会社 インクルージョン&ダイバーシティ・アドバイザリー・ボード
朝日生命保険相互会社 評議員
著書は『プレイングマネージャー「残業ゼロ」の仕事術』(ダイヤモンド社)
『働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社』(毎日新聞出版)
『6時に帰るチーム術』(日本能率協会マネジメントセンター)
『マンガでやさしくわかる6時に帰るチーム術』(日本能率協会マネジメントセンター)等34冊。
「朝メール.com」「介護と仕事の両立ナビ」「ワーク・ライフバランス組織診断」「育児と仕事の調和プログラムarmo(アルモ)」等のWEBサービスを開発し、1000社以上に導入している。
▼朝メール.comはこちら
https://work-life-b.co.jp/service/tools.html#asacom
「ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座」を主催し、卒業生は1600名。そのうち約600名が加盟・認定コンサルタントとして全国の都道府県で活躍中。
▼ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座はこちら
https://work-life-b.co.jp/service/course.html
多種多様な価値観が受け入れられる社会を目指して邁進中。ヘルパー2級の資格を持ち、介護のボランティアも定期的に行っている。二児の母でもあり、充実したワーク&ライフを過ごす活動的な女性として支持を得ている。
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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沢山の人に読んでほしい一冊ではあるが、昔より今の自分が読んだことで気付きが多かったように読むべきタイミングは、人其々。
なんて古臭い固定観念に囚われていたものですが、
いざ、結婚して、家族を支えていく事の経済的な負担の大きさに、責任の重さに、一人つぶされそうになっておりました。
しかしながら、実際にはバブル以降、女性の社会進出という前向きの理由もありますが、
男性の給与が年功にしたがいあがっていくという仕組みが崩れ始め、
男女共働きという家庭の形はかなり普及してきました。(1997年には共働き世帯を、片働き世帯が逆転しています。)
本書では、こうした時代・環境の変化を踏まえて、男性が働き、女性が専業主婦という形のカップルではなく、
共働きでいかに幸せなカップル・家庭生活を築きあげるのか、また、なぜそれが必要な状況なのか、
具体的な日本国内における調査データや統計データを用いて、説明しています。
ワーキングカップルが実は当たり前。専業主婦なんてのは一部の特殊ケース
一時には、女性の社会進出が強く主張され、女性達もまた、専業主婦でなく、
社会に出て働き、キャリアを築く事を望む傾向にありましたが、不景気のあおりを受けて、
逆に今では専業主婦を志向する女性が多いようです。
しかし、本書では「専業主婦」がいかに特異な状態であるかを様々なデータから明らかにしています。
上述したように、1997年には共働き世帯を、片働き世帯が逆転し、その差はどんどん広がりつつあります。
男性が養わなければいけない、大黒柱でなくてはいけない、という固定観念を本書では「大黒柱ヘッドギア」と呼んでいますが、
それを男性側も外さなければいけないと言います。
一方で、女性側もまた、これからの時代に何がアテになるか分からない中、自分で自分を養えるだけの経済力を持つべきだとも言います。
確かに、会社の制度、待機児童問題などの社会環境から、子供産んで、
男性と同じようにキャリア形成をするのは難しいかも知れませんが、子供が小さい頃は一緒にいなければいけない、
などと言った思い込みはなくし、公共・民間の各種サービスを活用してでも、
自身のキャリアについて考えなければいけないと言います。
小室氏の記述の中で、良い考えだと思ったので、引用させていただきます。小室氏が部下や後輩に言う言葉。
「結婚や出産を経てずっと働き続けるということは、自分を自分で食べさせていける、ということ。
そのメリットは、結婚相手を地位や収入ではなく、愛しているかといういちばん大切な基準で選べることだよ」と言っています。
そして、相手の男性にもその覚悟を伝えるように、ともアドバイスしています。
「私はずっと働いて、自分で自分を養っていくつもりであって、あなたに何かを背負わせるつもりはない。
二人でいればできることも増えるから、知恵を出し合いながら一緒にやっていこう」と。
素晴らしいですね。こんなことを言えるような自立した女性に、僕自身は会った事はないですが、一昔前なら、
「我が強くて、スキのない強い女性」として煙たがられたかも知れませんが、
今の時代、モテる女性は、こんな自立した女性なのではないかと思います。
ワーキングカップルを実現するために必要な5つの戦略
著者の小室氏は(株)ワークライフ・バランスという企業のワークライフバランスを実践するための支援を行う会社の代表として、
同じく駒崎氏は病児保育を行うNPOフローレンスの代表として、彼らも夫婦共働きの経験も踏まえ、
男女両方の立場から、ワーキングカップルとしてうまくやっていく方法として、5つの戦略を紹介しています。
「コミュニケーション戦略」では、互いの価値観を知るための現実的な夢の語らいあい方として、
未来年表をエクセルで作ってみることや、男女のコミュニケーションスタイルの違い(男性は、結論を出したがり、
女性は単に話したいだけ、みたいな)事から、共同生活における、何かを辞めて欲しいことや、逆にやってほしい事、
お願いしたい時にはほめたりするなど、どんな伝え方が良いのかといった、具体的な手法も紹介されていて参考になります。
「時間戦略」では、時間管理術です。これは、家庭における時間管理だけでなく、
そもそも残業時間を減らすための効率的な働き方にも話が及びます。
ワークライフバランスという概念からも、家庭と仕事を切り離して考える事は難しく、
ワーキングカップルを目指す上では、家事を行えるだけの時間を捻出する必要があります。
続いて「妊娠・出産戦略」では、妊婦の夫としてやるべき事、妻への接し方から、情報収集方法、
一方妻としては、夫をいかに出産に巻き込んでいくかなどの戦略が紹介されています。
この辺りは実際に、自身は共働きではなかったのですが、これから迎える方には参考になるかと思います。
この手の情報は男性側・女性側で、初めてと出産となると、そもそもの情報源がどこにあるかも分からない事が多いので、
参考になります。また、女性にとっては、いかに産休・育休に入っていくかという点で、仕事の引き継ぎ方なども、
周りにロールモデルが少ない場合が多いと思うので、参考になるのではないでしょうか。
そして、子供が生まれてからは「育児戦略」があり、共働きで重要になる「お金戦略」について紹介されています。
ある調査によれば、ワーキングカップルを実現しているカップルと、
専業主婦の世帯では、世帯収入の格差がどんどん広がってきていると言います。
男性がキャリアチェンジや起業などの挑戦をしようと言う時に、
片働きではなかなか挑戦しきれないでしょう。収入の面で、仕事を選ばざるを得なくなってしまいます。
自立したキャリアを考える男性ほど、女性のキャリアに対してもシビアになるべきです。
是非、結婚をする前のカップルには、本書を互いに読んで意見交換を行った上で、結婚へと踏み出してもらいたいと思いますし、
既に結婚していて共働きをしている方には、まま参考になるでしょう。
片働きで、変に肩に力が入りすぎて、「大黒柱ヘッドギア」に縛られてしまっている男性も、
自身の固定観念を壊す意味でも、読んでみると良いと思います。
変わってくると思います。その変化には家族も含めた
チームで対応する必要があります。
その一つの考え方が書かれており、勉強になります。
危機感があり、家族を含めた人生設計をされている方は
ぜひ一度読んでみては、と感じます。
小室淑恵さんの共著。
男は戦場(仕事)、女は銃後の守り(家庭)という、ぼんやりと
日本社会を覆うイメージに自分も染まっていないだろうか?
過去から今ではなく、今から未来を考えたとき、”なんとなく”で
家庭を築いていくのは暗闇の中、無目的に彷徨うのと同じくらい
危険だ。
ましてや、愛する我が子が生まれてもその危険な行動のまま
行くのか?
本書は、結婚生活50周年を無事に終えた大先輩が書いた本ではない。
まさに家庭を持ち、子供を育て始める当事者の二人が、試行錯誤と
創意工夫をいまも続けるなかで、気づいたこと。考えていることを
素直に語ったものだ。上から目線な言葉はひとつもなく、自分の
友人が同じテーブルでお茶でも飲みながら、自らの経験を語って
くれているかのごとく、軽やかだ。
しかし、二人の言葉からは「はっ」とさせられることがたくさんある。
それは、現役ワーキングカップルのみならず、これから家庭を創る
であろう若い世代が”なんとなく”で暮らしていることへの気づき。
”そんなもんだ”で済ませている無自覚な行動。
僕らは自らの親世代とはまったく異なる世界を生きている。そして
これから生まれてくる子供たちに、次の時代を託していかなければ
ならない。
仕事と家庭は別物なんていう考え方は既に非現実的だ。仕事は
生活の一部であり、生活(家庭)が充実すれば仕事に跳ね返る。
いま一度、パートナーと、これからパートナーとなるひとと
本気で将来を話し合うきっかけをくれる本書は、独身であろうが
既婚であろうが手に取っておきたい良書である。
仕事と家庭は切り離せない。”なんとなく”のカップルから”戦略的”なカップルへ。
稼ぐ夫と専業主婦の妻の分業体制は、高度経済成長期を過ぎた今では、ハイリスクローリターン
であるとの指摘は、具体的で読みごたえがある。
男性陣にとっては、多少の経済的ゆとりを犠牲にしても、妻には家にいてもらって、
家事育児に専念してもらった方が楽という観念は、社会に広く浸透していると思われるが、
その代償はそれほど小さいものではないかもしれない。
家事分担の小技的な記述は思ったより少なく、マクロな視点から夫婦の人生戦略について書かれた部分が多い。
一方で、ワークライフバランス理念の有用性は認めるにしても、
それも過ぎれば、あまりにも内向きな社会構築へつながるのではないかと若干の懸念も生じた。