1900年 Blu-ray (2枚組)
フォーマット | Blu-ray, 色 |
コントリビュータ | ラウラ・ベティ, ドミニク・サンダ, フランコ・アルカッリ, ジュゼッペ・ベルトルッチ, ステファニア・サンドレッリ, ドナルド・サザーランド, ベルナルド・ベルトルッチ, ロバート・デ・ニーロ, ジェラール・ドパルデュー 表示を増やす |
言語 | イタリア語, 英語 |
稼働時間 | 5 時間 16 分 |
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商品の説明
対照的な二人の男の人生が、激動の20世紀イタリア史と交差する――
ベルナルド・ベルトルッチが最盛期に作り上げた、劇的で豊饒な破格の歴史大作。
1901年1月27日。イタリアの北部地方に、二人の男の子が誕生する。地主一族に生まれたアルフレードと、地主一族が営む農園の小作人頭一家に生まれたオルモだ。社会的に対照的な立場にありながら友人として共に成長した二人は、やがて過酷な歴史の荒波に翻弄されることに……。
激動の20世紀前半、二つの世界大戦とファシズムの隆盛を背景に、階級闘争を軸としたドラマティックで濃密な人間模様が綴られてゆく。監督ベルトルッチの故郷でもあるエミリア=ロマーニャ州と、同州に隣接するロンバルディア州の緑豊かな景観、両州を貫いて流れる雄大なポー河を舞台としてロケーション撮影がおこなわれた。撮影期間は、1974年7月から1975年9月までの約14ヶ月間。北イタリアの春夏秋冬が画面に鮮やかに刻印され、さらには農村生活のリズム、主人公たちの成長、ファシズムの盛衰が季節の変化に重ねられる。生・死・愛・憎・食・性から家族・社会・政治へと至る永遠普遍の人間的営みが、時に美麗に、時に生々しく綴られるダイナミックで繊細な作劇からは、一瞬たりとも目を離せない。欧米の名だたる新旧実力派俳優たちの演技、ヴィットリオ・ストラーロの息を呑むほど美しく臨場感溢れる撮影、エンニオ・モリコーネの抒情に満ちた雄弁なスコア等、5時間16分にわたる上映時間のすべてが見どころ=聴きどころと言っても過言でない、圧倒的な歴史劇。本邦初Blu-ray化。豪華デジパック仕様。HDニューマスター版。
【特典】封入:解説リーフレット(全76頁)
NOVECENTO © 1977 PEA Produzioni Europe Accociate, S.A.S. All Rights Reserved.
登録情報
- Is Discontinued By Manufacturer : いいえ
- 言語 : イタリア語, 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 281.23 g
- EAN : 4523215076654
- 監督 : ベルナルド・ベルトルッチ
- メディア形式 : Blu-ray, 色
- 時間 : 5 時間 16 分
- 発売日 : 2012/6/23
- 出演 : ロバート・デ・ニーロ, ジェラール・ドパルデュー, ドミニク・サンダ, ステファニア・サンドレッリ, ドナルド・サザーランド
- 字幕: : 日本語
- 言語 : イタリア語 (Mono), 英語 (Mono)
- 販売元 : 紀伊國屋書店
- ASIN : B007RSUTLS
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 115,353位DVD (の売れ筋ランキングを見るDVD)
- - 8,086位ブルーレイ 外国映画
- - 11,524位外国のドラマ映画
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上位レビュー、対象国: 日本
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同時にファシズムが 影を落とし、それが終焉するまでを、非常に壮大なスケールで 描いております。
本作を制作したとき、この監督は30代だったのですが、 エネルギッシュな若さ故につくれた作品かと思います。
午前中に映画館へ行き、志津屋のパンを昼食にして、 劇場を出て帰ったときは夕方になっていました。
長さに少し畏れをなしていたのですが、意外に面白く 見られました。オペラのような大仰な演出と、
美しい女優、ダンスや濡れ場を 登場させたりと作品にメリハリがあり工夫がされているように感じました。
名優たちの競演も見事なのですが、場面を攫ったのは 世紀の悪役アッチラを演じたサザーランドでしょうか。
ファシストの怖さや愚かさを熱演し印象深かったです。
注目点その1はベルトルッチ監督の手腕です。やはりすばらしいと思います。若々しい演出と、巨匠風のそれが混在した見事な出来です。美術・視覚的にもすばらしいです。ただ彼の手法はゴダール同様模倣されているので、それほど新鮮さは感じないかも知れませんが。唯一文句をつけるとすれば、ラストをもう少しすっきり出来なかったかという点ぐらいです。
注目点その2は、豪華俳優陣の演技力です。デニーロ、ドパルデュー、サンダ、サザーランド、ランカスター等が出演。あまりの個性に、「くさい」と言われるデニーロの演技も霞む程の濃い演技が炸裂します。
芸術作品でも娯楽作品でもない、入って行きやすいが意外と深い作品です。またイタリア現代史の勉強にもろなります。イタリアと日本の第一次世界大戦後からの流れは類似性が高いと思っていますが、歌を中心した音楽の意味合い、抵抗の精神の大きさが強く、民族の違いを感じます。日本で同様のテーマの作品を作ったなら、たぶんすごく暗い作品になってしまうでしょう。
その噂にすっかり洗脳され、長いこと(10年間くらい?)ぜひ一度観てみたいと思いながら過ごしてきたのだが日本版のDVD化がされておらず、したがってレンタル店などにもなく、観ることができる機会は無かった。
しかしこのたびのDVD発売を知って思い切って購入してみました。
噂に違わず、名声を得るに相応しい高い格調を備えた秀逸な映画作品です。
一度観終えただけでは内容を味わいつくすことができたとは言い切れない、幾度もの鑑賞で真価のわかるものかとは思いますが、初見の印象でなんと言っても迫ってくるのは撮影監督ヴィットリオ・ストラーロの画面作り、色彩構成の度肝を抜くレベルの素晴らしさでしょう。
絵画を思わせる、美しすぎる映像の数々です。
キャスティングも超豪華。
しかし森の木の幹が緑色でしたが、あれは絵づくり上の美しさを優先してわざわざ緑に塗っているのだろうか!??
それともイタリアの川辺では木々の幹は苔で緑に染まっているんでしょうか 笑
ともかく日本語字幕付きの映像ソフトとしてリリースしてくれたことに感謝を表明します。