コロンブスよりも前に鄭和艦隊がアメリカ大陸に到達?史実かどうかはさておき、鄭和艦隊が喜望峰を超えて、世界を就航したというロマンあふれた話でした。この本でも紹介されていましたが、ずいぶん前に読んだ本にフィジーの遺跡から発見された明朝時代の陶器の話がありました。どういったルートでその陶器がフィジーに渡ったのか謎のままでしたが、この本を読んで「なるほど、鄭和艦隊が持ち込んだということもあり得るか」と思いました。バハマの「ビミニロード」の話も考え方としてはユニークで面白い。もしかすると世界中に置き去りにされた鄭和艦隊の子孫たちがいるのかもしれない。しかし物的証拠が乏しいのがこの本の弱点かもしれません。研究と発掘の成果が待たれます。その結果、この本が唱える説が否定されてもインド洋航路の安全を確保した鄭和の業績が偉大なものであることには変わりませんが。
だた、現在行われている、インド洋沿岸の発展途上諸国に半ば無理やりお金を貸付けて、返済が滞るとその国の港の使用権を強引に得るという現代中国の海洋進出と、朝貢外交を目的とした鄭和の業績を同列に並べて見てはいけないと思います。
1421―中国が新大陸を発見した年 単行本 – 2003/12/1
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ギャヴィン メンジーズ
(著)
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本の長さ506ページ
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言語日本語
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出版社ソニーマガジンズ
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発売日2003/12/1
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ISBN-104789721663
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ISBN-13978-4789721660
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
1421…世界の海でなにがあったのか。15世紀、中国の明の時代。紫禁城をつくった永楽帝は家臣の鄭和に命じた…水平線の彼方の国、地の果ての国、世界のすみずみまで調査せよ!勅命を受けた鄭和は、1421年宝船といわれる巨大なジャンク船団を率い、世界をめざして航海に出た。大航海時代以前のヨーロッパの古地図に描かれていた、新大陸の一部としか思えない島々…なぜ1492年以前の地図にアメリカが描かれていたのか?世界各地に残された膨大な手がかりや「証拠」をもとに、600年の時を遡り、鄭和がコロンブスよりも70年前に新大陸を発見し世界一周をしていた真実が明かされる。従来の通説をくつがえし、歴史をもぬりかえる衝撃のノンフィクション。
内容(「MARC」データベースより)
中国、明の時代。永楽帝の命を受けた鄭和がコロンブスより70年も早くアメリカ大陸を発見していた! 現存する1492年以前に描かれていた大陸の古地図、植物分布の謎、DNAの類似…あらゆる証拠が示す新大陸発見の真実。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
メンジーズ,ギャヴィン
1937年中国生まれのイギリス人。第2次世界大戦が始まる前の5年間を中国で過ごした。1953年に英国海軍に入隊。潜水艦の潜水士、のちに艦長としてコロンブスやディアス、カブラル、ヴァスコ・ダ・ガマが渡った世界の海を航海し、マゼラン、クックの探検航路をたどった経験をもつ。海軍退役後は「1421」の謎に取り組み、中国や東南アジアをたびたび訪れ、さらに世界の120を超える国々、900以上の博物館や資料館、そして当時港だった場所をみずからの足でたんねんに歩き、調査を重ねた
松本/剛史
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1937年中国生まれのイギリス人。第2次世界大戦が始まる前の5年間を中国で過ごした。1953年に英国海軍に入隊。潜水艦の潜水士、のちに艦長としてコロンブスやディアス、カブラル、ヴァスコ・ダ・ガマが渡った世界の海を航海し、マゼラン、クックの探検航路をたどった経験をもつ。海軍退役後は「1421」の謎に取り組み、中国や東南アジアをたびたび訪れ、さらに世界の120を超える国々、900以上の博物館や資料館、そして当時港だった場所をみずからの足でたんねんに歩き、調査を重ねた
松本/剛史
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : ソニーマガジンズ (2003/12/1)
- 発売日 : 2003/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 506ページ
- ISBN-10 : 4789721663
- ISBN-13 : 978-4789721660
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 589,068位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 238位中国の地理・地域研究
- - 771位中国史
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2018年8月18日に日本でレビュー済み
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2016年1月24日に日本でレビュー済み
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ヨーロッパ中心の世界史から中国を見直す裏読みができる。フィクションかノンフィクションかを決めかねる。本書は、中国「明」の時代、大航海を指揮した「永楽帝」とその実行部隊「鄭和」から始まり、コロンブスのアメリカ大陸発見より早く、またマゼランより早く世界地図を読み取ったことが、ヨーロッパ世界史を見直すきっかけとなったことを中心に描かれている。今、中国が海洋進出を進める根拠が、「鄭和」にあるという裏読みの東アジア外交のドラマに結びつく。それが、中国の自信につながっている。世界経済GDP第二位の地位に甘んじるのか、それとももっと豊かな中国を目指すのか。「赤い明」は成り立つか。歴史エンターテーメントの面白さはある。
2011年4月4日に日本でレビュー済み
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この本に書かれた鄭和艦隊による世界一周があったかどうかは賛否両論があると思う。ただ、一つ間違いないのは、1400年代前半に明の大艦隊、すなわち、全長140m、幅58m、百隻を超える船団、はその半世紀後のコロンブスの船と比べるとあまりにも規模が違うことであり、それだけの大航海を、大航海時代のヨーロッパに先駆けて行った事実である。アフリカ大陸まで行っていたことは周知の事実であり、インド洋の航海は、古代からよく行われていたので、それほどの難しくなかったことも予想される。(マダガスカル島にはインド人が多くすんでいる)一部の船が喜望峰を超え、自然の流れで南米大陸にたどり着いたということも確かに十分考えられる。コロンブスが確信を持って西に行けばインドがある、と思っていたことも、この事実の裏づけになるかもしれない。
いずれにせよ、イギリス人がこの本を書いたという事実は、中国人にとっては大きな自信になっただろう。この書物が出た当時、香港の空港に、何冊も積み重なって置かれた中国語版1421がまだ記憶に残っている。
いずれにせよ、イギリス人がこの本を書いたという事実は、中国人にとっては大きな自信になっただろう。この書物が出た当時、香港の空港に、何冊も積み重なって置かれた中国語版1421がまだ記憶に残っている。
2014年4月3日に日本でレビュー済み
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最初に断っておきますが、私は鄭和の航海を否定するつもりは、全くありません。
作者は全て破棄された、その記録を欧州側の地図・資料から推測し、次にはその推測をもとに
あらゆる事を導き出している。 新大陸東西両岸・北極圏のグリーンランドから南極大陸まで
地球上のありとあらゆる場所に痕跡を残していると主張していながら、なぜか大西洋に面した
スペイン・ポルトガルは「発見」していない。 世界各地に残っているとされる石碑には
なぜか漢字ではなく、謎の言語が刻まれているらしい。 他にもおかしな所が満載。
あなたが、ここのところすっかり元気が無い、ムー大陸・アトランティス文明・宇宙人・UFOに
興味があるのなら、この本は格好の暇つぶしになると思います。
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あらゆる事を導き出している。 新大陸東西両岸・北極圏のグリーンランドから南極大陸まで
地球上のありとあらゆる場所に痕跡を残していると主張していながら、なぜか大西洋に面した
スペイン・ポルトガルは「発見」していない。 世界各地に残っているとされる石碑には
なぜか漢字ではなく、謎の言語が刻まれているらしい。 他にもおかしな所が満載。
あなたが、ここのところすっかり元気が無い、ムー大陸・アトランティス文明・宇宙人・UFOに
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