本を読んで涙することって基本的にはないのですが、ひさびさにきました。
といっても号泣というタイプではなくて、あたたかな、静かなほうです。
一見、フィクションのような物語ですが、実は本当にあったお話。
小説と比べてしまうと、ハラハラドキドキするストーリー展開や、あっという結末など、
どうしても見劣りはしてしまいます。(そういう意味で☆ひとつマイナス)
途中、事態がなかなか好転しなくて、暗い気持ちになるかもしれません。
それでもきっと、最後には読んでよかったと思えると思います。
偉人のような大きなことでなくても、小さなことで人を幸せにすることはできるし、
それは誰かの人生すら変えることにもつながる。
ネタバレなので、細かくは書けませんが、そんな人が実際にいると知れるだけでも
世の中捨てた物じゃないと思えました。
「自分も周りの人に何ができるかな」という気持ちになれる、あたたかな火を灯してくれる物語です。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。
