「専業主婦に育てられたワーママ」が今まさに周りにも増えています。自分もその1人ですが、「働きたい女性」が増えている、というよりも「結婚しても出産しても、働かないとやっていけない=専業主婦を選択できない」時代になってきていることをひしひしと感じています。
その上で、この本が言う「現実」はかなりシビアに胸に刺さり、きっと20代前半の女の子たちが読んだら、「早く結婚して、早く子供を産みたい」となんとなく思っている気持ちが、もっと覚悟を決めた物になると思います。
「誰に宛てた本なのか?」と突っ込みたくなるくらい、「産む」「働く」を様々な問題に言及した内容になっていて、教科書として、20代前半の男女にお勧めしたいです。
ただ一つ。
「先進国男性の育児時間」のデータなど、日本は2001年のデータ。比較されているスウェーデンやイタリアなんて、1989年。この本を読むであろう私たち20代女性たちが生まれる前の話ですよ。
白河さんたち始め、様々な働き方改革者のおかげで、この10~20年でグッと男性の育児時間も増えたように思います。(まわりのママたちの話を聞くと、かなりパパさんたちも頑張っているようです。)
それを20年前のデータを元に、「男性の育児時間は先進国の中でも最低」と言うのは可哀想です。
そこだけ、気になりましたが、
多くの人に読んでもらいたい本だなと感じました。皆にとって働きやすい国になりますように。
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後悔しない「産む」×「働く」 (ポプラ新書) 新書 – 2017/8/9
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女性の身体・キャリア・産むと働くの両立が、これ1冊で見えてくる!
「結婚は?」「子供は?」「仕事は?」選択は自由と言われても、
その方法は学校でも家庭でも教わらなかった――。
女性とそのパートナーのための仕事・結婚・出産への不安に対して、医療とキャリアの視点から多数のデータやアンケートとともに応える。これから産みたい人、産んで働きたい人、娘を持つ親にも必携の1冊。
〈目次〉
第1章 ライフステージを考えよう 白河桃子
第2章 産める体のメンテナンス 齊藤英和
第3章 結婚したければ「自活」しよう 白河桃子
第4章 産める「就活」×「パートナー」 白河桃子
第5章 “不妊治療大国”の現実 齊藤英和+白河桃子
補講 特別座談会 男子大学生たちの「産む」と「働く」
〈著者プロフィール〉
齊藤英和(さいとう・ひでかず)/国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 副センター長。山形大学医学部付属病院講師、山形大学医学部助教授を経て2002年より現職。専門は生殖医療、不妊治療。白河氏との共著に『妊活バイブル』。
白河桃子(しらかわ・とうこ)/少子化ジャーナリスト・作家・相模女子大学客員教授。「働き方改革実現会議」有識者議員をはじめ、多くの政府の会議に参画。山田昌弘中央大学教授とともに「婚活」ブームを提唱。著書に『格付けしあう女たち』、『御社の働き方改革、ここが間違ってます!』などがある。
「結婚は?」「子供は?」「仕事は?」選択は自由と言われても、
その方法は学校でも家庭でも教わらなかった――。
女性とそのパートナーのための仕事・結婚・出産への不安に対して、医療とキャリアの視点から多数のデータやアンケートとともに応える。これから産みたい人、産んで働きたい人、娘を持つ親にも必携の1冊。
〈目次〉
第1章 ライフステージを考えよう 白河桃子
第2章 産める体のメンテナンス 齊藤英和
第3章 結婚したければ「自活」しよう 白河桃子
第4章 産める「就活」×「パートナー」 白河桃子
第5章 “不妊治療大国”の現実 齊藤英和+白河桃子
補講 特別座談会 男子大学生たちの「産む」と「働く」
〈著者プロフィール〉
齊藤英和(さいとう・ひでかず)/国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 副センター長。山形大学医学部付属病院講師、山形大学医学部助教授を経て2002年より現職。専門は生殖医療、不妊治療。白河氏との共著に『妊活バイブル』。
白河桃子(しらかわ・とうこ)/少子化ジャーナリスト・作家・相模女子大学客員教授。「働き方改革実現会議」有識者議員をはじめ、多くの政府の会議に参画。山田昌弘中央大学教授とともに「婚活」ブームを提唱。著書に『格付けしあう女たち』、『御社の働き方改革、ここが間違ってます!』などがある。
- 本の長さ249ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2017/8/9
- ISBN-104591155382
- ISBN-13978-4591155387
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「結婚は?」「子供は?」「仕事は?」選択は自由と言われても、その方法は学校でも家庭でも教わらなかった―。女性とそのパートナーのための仕事・結婚・出産への不安に対して、医療とキャリアの視点から多数のデータやアンケートとともに応える。これから産みたい人、産んで働きたい人、娘を持つ親にも必携の一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
齊藤/英和
国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター副センター長。山形大学医学部附属病院講師、山形大学医学部助教授をへて2002年より現職。専門は生殖医学、不妊治療。不妊治療の最前線で長く活躍する一方、加齢による妊娠率低下や高齢出産リスクに関する啓発にも力を入れている。日本産科婦人科学会倫理委員会・登録・調査小委員会委員長。東京農業大学客員教授、近畿大学客員教授。政府の「少子化危機突破タスクフォース」諮問委員
白河/桃子
少子化ジャーナリスト・作家・相模女子大学客員教授。「働き方改革実現会議」有識者議員をはじめ、多くの政府の会議に参画。慶応義塾大学文学部社会学専攻卒。山田昌弘中央大学教授とともに「婚活」を提唱し、ブームを起こす。女性のライフキャリア、男女共同参画、女性活躍、ワークライフバランス、ダイバーシティ、働き方改革などがテーマ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター副センター長。山形大学医学部附属病院講師、山形大学医学部助教授をへて2002年より現職。専門は生殖医学、不妊治療。不妊治療の最前線で長く活躍する一方、加齢による妊娠率低下や高齢出産リスクに関する啓発にも力を入れている。日本産科婦人科学会倫理委員会・登録・調査小委員会委員長。東京農業大学客員教授、近畿大学客員教授。政府の「少子化危機突破タスクフォース」諮問委員
白河/桃子
少子化ジャーナリスト・作家・相模女子大学客員教授。「働き方改革実現会議」有識者議員をはじめ、多くの政府の会議に参画。慶応義塾大学文学部社会学専攻卒。山田昌弘中央大学教授とともに「婚活」を提唱し、ブームを起こす。女性のライフキャリア、男女共同参画、女性活躍、ワークライフバランス、ダイバーシティ、働き方改革などがテーマ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
5つ星のうち3.8
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月28日に日本でレビュー済み
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12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年4月26日に日本でレビュー済み
「「産む」と「働く」の教科書」に男性の生殖能力や男子学生との座談会などを加筆したものです。
この歳になって読んでも、「えー、そうなの!」がいっぱいでした。生殖だけでなく、職業観、社会観、金銭感覚、極身近な人との関係など、てんこ盛りです。若いうちにこの本に出会っていたら、人生変わっていたでしょう。
筆者らは、大学や高校でこの内容を教えているそうですが、日本の全ての若い人(もちろん男性も含めて)にこの知識を得てもらいたい、そういう意味で義務教育中に是非教えてほしい。若者全てが大学に行くわけでもなく、大学でも必須科目というわけにもならないし、この知識の有無で大学の選択も変わるだろうと思うからです。「寝た子を起こすな」と言われそうですが、いい歳した人達がいつまでも眠っているから少子化が進むんです。
それから、経営者や管理職の人達にも読んでほしい。昔の価値観で職場を仕切っていることは有害だということに早く気付いてほしい。
この歳になって読んでも、「えー、そうなの!」がいっぱいでした。生殖だけでなく、職業観、社会観、金銭感覚、極身近な人との関係など、てんこ盛りです。若いうちにこの本に出会っていたら、人生変わっていたでしょう。
筆者らは、大学や高校でこの内容を教えているそうですが、日本の全ての若い人(もちろん男性も含めて)にこの知識を得てもらいたい、そういう意味で義務教育中に是非教えてほしい。若者全てが大学に行くわけでもなく、大学でも必須科目というわけにもならないし、この知識の有無で大学の選択も変わるだろうと思うからです。「寝た子を起こすな」と言われそうですが、いい歳した人達がいつまでも眠っているから少子化が進むんです。
それから、経営者や管理職の人達にも読んでほしい。昔の価値観で職場を仕切っていることは有害だということに早く気付いてほしい。