読後、「俺はまだ本気だしてないだけ」の著者だと、気づいて驚きました。
気づいてみると、方向性が違うだけで、著者の人間への洞察の深さが存分にいかされていることにかわりはなかったです。
突飛な設定にみえて、登場人物達の説得力ある佇まいが、物語に地に足の着いた面白さを与えてくれています。
これから、女性達の謎がときあかされていくのでしょうが、怖くもあり楽しみでもあります。物語の着地点が全く読めない面白さもすごいです。
100万円の女たち (1) (ビッグコミックス) (日本語) コミック – 2016/3/30
青野 春秋
(著)
著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます
この著者の 検索結果 を表示
あなたは著者ですか?
著者セントラルはこちら
|
4巻中1巻: 100万円の女たち
この商品はセット買いができます
『100万円の女たち 全4巻セット』 こちらをチェック
-
本の長さ203ページ
-
言語日本語
-
出版社小学館
-
発売日2016/3/30
-
寸法18 x 12.8 x 2.2 cm
-
ISBN-104091875076
-
ISBN-13978-4091875075
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
1分以内にKindleで 100万円の女たち(1)【期間限定 無料お試し版】 (ビッグコミックス) をお読みいただけます。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.2
星5つ中の4.2
46 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
青野さんの作品は全部読んだ上で、本作のレビュー…いや、個人的感想を書きます。
人それぞれの考え方と価値観を多角的に感じるよう描こうと試みた作品だと解釈しました。
最初の状況とそれらに纏わるリドルは、先へ先へと読み進む糧となりました。
巻が進むにつれ、多少読者の頭の補完に委ねるところがありますので、感覚的な小説家の作品が
大丈夫な人は気にせずに最後まで読めるでしょう。
ロジカルなSFやミステリー中心の読者は引っかかるところもあると思います。
私は作者の面倒臭がりな部分(個人的解釈です)や、当時の編集部の方針などがあり、
わざわざ描写しなかったであろう部分を推測して、読み返し「間」を補完しました。
若しくは、作風として此処まで削ぎ落とす必要があると判断したのかも知れませんし、
あえて考え方と価値観、そして出来事で読み進められるよう工夫した結果なのか、
深読みをしてしまうくらいの時間を楽しめました。
面倒な解釈で感想を述べましたが、それらを含め、私は良作だと言い切れます。
青野さんのチャレンジを高く評価したい。
そして、ほんわか作品もファンとしてお気に入りです。
最後に
美麗な絵や写実的ではない味で勝負する作者です。
味と機微と所謂「間」で読ませ、魅せる作者なので、それらを楽しめる方にはお薦めします。
人それぞれの考え方と価値観を多角的に感じるよう描こうと試みた作品だと解釈しました。
最初の状況とそれらに纏わるリドルは、先へ先へと読み進む糧となりました。
巻が進むにつれ、多少読者の頭の補完に委ねるところがありますので、感覚的な小説家の作品が
大丈夫な人は気にせずに最後まで読めるでしょう。
ロジカルなSFやミステリー中心の読者は引っかかるところもあると思います。
私は作者の面倒臭がりな部分(個人的解釈です)や、当時の編集部の方針などがあり、
わざわざ描写しなかったであろう部分を推測して、読み返し「間」を補完しました。
若しくは、作風として此処まで削ぎ落とす必要があると判断したのかも知れませんし、
あえて考え方と価値観、そして出来事で読み進められるよう工夫した結果なのか、
深読みをしてしまうくらいの時間を楽しめました。
面倒な解釈で感想を述べましたが、それらを含め、私は良作だと言い切れます。
青野さんのチャレンジを高く評価したい。
そして、ほんわか作品もファンとしてお気に入りです。
最後に
美麗な絵や写実的ではない味で勝負する作者です。
味と機微と所謂「間」で読ませ、魅せる作者なので、それらを楽しめる方にはお薦めします。
2017年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドラマ版が面白かったので、原作を読んでみましたが、とても面白かったです。
絵柄がとてもシンプルで記号的ですが、微妙な心理状態もちゃんと感じとれ、読み応えがあります。
まだまだ謎が多すぎですが、良い感じにバックグラウンドを読者に気にさせる描き方がされており、巧いマンガ家だなぁと思いました。
しかしドラマ版も上手く作ってますね。
今後の展開に期待です。
絵柄がとてもシンプルで記号的ですが、微妙な心理状態もちゃんと感じとれ、読み応えがあります。
まだまだ謎が多すぎですが、良い感じにバックグラウンドを読者に気にさせる描き方がされており、巧いマンガ家だなぁと思いました。
しかしドラマ版も上手く作ってますね。
今後の展開に期待です。
2016年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
煽り文を見て勝手にいろいろ想像しましたが、想像を超えていました。
作者ならではの淡々とした雰囲気や独特の間は、あいかわらず健在です。
5人の女と小説家の男との共同生活の様子から話は始まり、それぞれの人間関係がどんどん交錯していきます。
登場してくるキャラクターは、それぞれ個性的で何を考えているのか、今のところ殆ど明かされていません。
ただ、何かが起こる。その予感を感じずにはいられません。
個人的には、女たちがそれぞれ魅力的で、最終的にはどの女と結ばれる?のかも気になります。
装丁も素敵だと思いました。
作者ならではの淡々とした雰囲気や独特の間は、あいかわらず健在です。
5人の女と小説家の男との共同生活の様子から話は始まり、それぞれの人間関係がどんどん交錯していきます。
登場してくるキャラクターは、それぞれ個性的で何を考えているのか、今のところ殆ど明かされていません。
ただ、何かが起こる。その予感を感じずにはいられません。
個人的には、女たちがそれぞれ魅力的で、最終的にはどの女と結ばれる?のかも気になります。
装丁も素敵だと思いました。