内容は、PostgreSQL活用入門といった感じです。
まず、最初の1章の前提や説明が極端すぎです。
非エンジニアがSQLでデータ分析を行えるのは非常に限定的な状況だと思います。よほど単純なシステムでない限り、どのようにデータが格納されてるのか?ERを正確に理解するだけでも大きな壁があるでしょう。また、生の数千万件以上のトランザクションデータを扱うのは、一般にエンジニアの仕事かと思います。基幹系と情報系の分け方も極端です。
実際問題、非エンジニアであるユーザーが気軽に行えるデータ分析はEXCELベースでしょう。
基幹システムからCSV出力してユーザーがEXCELで2次加工して蓄積したデータが膨大にありますし、または、予算の関係から基幹システムに実装できないデータもユーザーがEXCELで個々に(大量に)保持しているケースもあります。
そういったデータ分析を効率的に行うには、JupyterNotebookを使いPython+Pandasで、2次加工(整理や補正)したり集計・分析したり可視化する方が適していると思います。
とはいえ、PostgreSQL活用入門としてみれば、データベース初心者向けには良いかもしれません。
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