食生活が重要、という全体的な主張には賛同できます。
しかし各論は、科学的根拠なく(むしろ否定されたものまで含めて)今まで流布された健康食と経験談を取り上げているに過ぎず、本当に栄養士なのかと疑いたくなります。
いわく「たるみやシワにはビタミン」「味噌汁が肝臓の解毒」「ヨーグルトで整腸作用」「アントシアニンで目の輝き」とゴシップ誌なみです。
たとえば国立健康栄養研究所は、アントシアニンは「『視力回復によい』…などといわれているが、ヒトでの有効性・安全性については、信頼できるデータが十分ではない。」としています。
hfnet.nih.go.jp/contents/detail711.html
ビタミンCも、欠乏症以外での効果は、皮膚にも目にも確認されていません。
hfnet.nih.go.jp/contents/detail45.html
上記のことは良識のある(サプリ・健康食品業界の太鼓持ちでない)医師や研修者が指摘してきています。
資格を持ち世間に発信する立場の方は、文献(データ)など根拠を提示したうえで正しい主張をして頂きたいものです。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。

1分以内にKindleで 10年後も見た目が変わらない食べ方のルール (PHP新書) をお読みいただけます。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。