読了した書籍メモです。第一線のビジネス書ライターとして活躍しながら、23年間1度も〆切を破ったことがない上阪徹氏の文章作成のエッセンスが気になったので週購入しました。
本書は全体を通して
文章を書くスピードを格段に速くする最大の秘訣は、
・「どう書くか」ではなく「何を書くか」に集中するということ、
・そのための素材集めが肝である
が大事。それだけで書き終えるまでのスピードは圧倒的に速くなると語られています。
この主張には大変納得で。
とかくブログの更新が頭にあると、
先にブログエディターを開いてそこから書くことを考える
↓
書くことが思い浮かばない、書いていることが散らばる
↓
収拾がつかなくなって1記事書き上げるのに3時間
なんてことになりがちですからね。
私も手を動かす前に
・何伝えたいのか(キーワード)
・誰に伝えたいのか(1人の読者)
を考えて、その後に
・素材を集める→私ならKeep、エバーノート、GalaxyNote8にメモしまくる
・思いのままに文章を人に語りかけるように書く→音声入力で
・構成と削ぎ落としをして文章を作成→一太郎&一太校正エンジンで
と流れで文章を作成するようにしてみようと思います。
仕事でも趣味でも文章を書いているけど、時間がかかってしょうがない、いざ書き始めると手が止まるなんて人には多くのヒントが詰まった書籍です。ぜひ手にとって見てください(^o^)
10倍速く書ける 超スピード文章術 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2017/8/24
上阪 徹
(著)
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本の長さ256ページ
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言語日本語
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出版社ダイヤモンド社
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発売日2017/8/24
-
ISBN-104478102449
-
ISBN-13978-4478102442
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Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
商品の説明
出版社からのコメント
本書は、第一線のビジネス書ライターとして活躍しながら、
23年間1度も〆切を破ったことがない上阪徹氏の
文章執筆スピードを極限まで上げるノウハウを全て明かす1冊です。
上阪氏は、もともと文章を読むのも書くのも大の苦手で、
今も、「文章は得意ではない」と言います。
さらには、決して飛び抜けて「美文・名文」を書くライターでもありません。
(ご本人がそう言い切ります)
しかし、『プロ論。』シリーズ(40万部)のほか、
ブックライティング作品でも、
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』、
『坂の上の坂』、『経営の教科書』をはじめ多数のベストセラーを担当し、
web記事も軒並みFacebookシェア1000超、
毎年定員オーバーするライター志望者の私塾
「上阪徹のブックライター塾」から多数のベストセラーライターを輩出するなど、
彼の文章は、多くの人の共感を得ています。
その理由は、上阪氏が、文章そのものへのこだわりがない一方で、
読者にとって役立つ「文章の中身」(=素材)を集めることに長けている、
ということに尽きます。
そして、この「素材」に集中することこそが、
文章を速く書く最大のポイントです。
書く前に、書くことが決まっていれば、
悩むことなく迷うことなく、
流れるように「伝わる文章」が書けるようになります。
ぜひ、本書を徹底的に使い倒していただき、
仕事の中の「書く時間」を極限まで減らして、
個人、そして組織の生産性向上に役立ててください。
23年間1度も〆切を破ったことがない上阪徹氏の
文章執筆スピードを極限まで上げるノウハウを全て明かす1冊です。
上阪氏は、もともと文章を読むのも書くのも大の苦手で、
今も、「文章は得意ではない」と言います。
さらには、決して飛び抜けて「美文・名文」を書くライターでもありません。
(ご本人がそう言い切ります)
しかし、『プロ論。』シリーズ(40万部)のほか、
ブックライティング作品でも、
『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』、
『坂の上の坂』、『経営の教科書』をはじめ多数のベストセラーを担当し、
web記事も軒並みFacebookシェア1000超、
毎年定員オーバーするライター志望者の私塾
「上阪徹のブックライター塾」から多数のベストセラーライターを輩出するなど、
彼の文章は、多くの人の共感を得ています。
その理由は、上阪氏が、文章そのものへのこだわりがない一方で、
読者にとって役立つ「文章の中身」(=素材)を集めることに長けている、
ということに尽きます。
そして、この「素材」に集中することこそが、
文章を速く書く最大のポイントです。
書く前に、書くことが決まっていれば、
悩むことなく迷うことなく、
流れるように「伝わる文章」が書けるようになります。
ぜひ、本書を徹底的に使い倒していただき、
仕事の中の「書く時間」を極限まで減らして、
個人、そして組織の生産性向上に役立ててください。
内容(「BOOK」データベースより)
「メール」→「企画書」→「ブログ」→「レポート」→「本1冊」まで悩まず一気に書き終わる。「1日300字」の遅筆家を「5日で本1冊」の爆速ライターに変えた全技術。
著者について
ブックライター。上阪徹事務所代表。「上阪徹のブックライター塾」塾長。
担当した書籍は100冊超。携わった書籍の累計売上は200万部を超える。
23年間1度も〆切に遅れることなく「1か月15万字」「5日で1冊」書き続ける超速筆ライター。
1966年兵庫県生まれ。85年兵庫県立豊岡高校卒。89年早稲田大学商学部卒。
ワールド、リクルート・グループなどを経て、94年よりフリーランスとして独立。
経営、金融、ベンチャー、就職などをテーマに雑誌や書籍、
webメディアなどで幅広く執筆やインタビューを手がける。
これまでの取材人数は3000人超。
主な寄稿媒体に『GOETHE』(幻冬舎)、『AERA』(朝日新聞出版)、『週刊現代』(講談社)、
『就職ジャーナル』(リクルート)、『リクナビNEXTジャーナル』(リクルート)、
『東洋経済ONLINE』(東洋経済新報社)などがある。
著書に『書いて生きていく プロ文章論』(ミシマ社)、『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』(あさ出版)、『職業、ブックライター。』(講談社)、『成功者3000人の言葉』(飛鳥新社)、『リブセンス〈生きる意味〉』(日経BP社)など。
インタビュー集に、累計40万部を突破した『プロ論。』シリーズ(徳間書店)、『外資系トップの仕事力』シリーズ(ダイヤモンド社)などがる。
担当した書籍は100冊超。携わった書籍の累計売上は200万部を超える。
23年間1度も〆切に遅れることなく「1か月15万字」「5日で1冊」書き続ける超速筆ライター。
1966年兵庫県生まれ。85年兵庫県立豊岡高校卒。89年早稲田大学商学部卒。
ワールド、リクルート・グループなどを経て、94年よりフリーランスとして独立。
経営、金融、ベンチャー、就職などをテーマに雑誌や書籍、
webメディアなどで幅広く執筆やインタビューを手がける。
これまでの取材人数は3000人超。
主な寄稿媒体に『GOETHE』(幻冬舎)、『AERA』(朝日新聞出版)、『週刊現代』(講談社)、
『就職ジャーナル』(リクルート)、『リクナビNEXTジャーナル』(リクルート)、
『東洋経済ONLINE』(東洋経済新報社)などがある。
著書に『書いて生きていく プロ文章論』(ミシマ社)、『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』(あさ出版)、『職業、ブックライター。』(講談社)、『成功者3000人の言葉』(飛鳥新社)、『リブセンス〈生きる意味〉』(日経BP社)など。
インタビュー集に、累計40万部を突破した『プロ論。』シリーズ(徳間書店)、『外資系トップの仕事力』シリーズ(ダイヤモンド社)などがる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
上阪/徹
ブックライター。上阪徹事務所代表。「上阪徹のブックライター塾」塾長。1966年兵庫県生まれ。85年兵庫県立豊岡高校卒。89年早稲田大学商学部卒。ワールド、リクルート・グループなどを経て、94年よりフリーランスとして独立。経営、金融、ベンチャー、就職などをテーマに、雑誌や書籍、webメディアなどで幅広く執筆やインタビューを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ブックライター。上阪徹事務所代表。「上阪徹のブックライター塾」塾長。1966年兵庫県生まれ。85年兵庫県立豊岡高校卒。89年早稲田大学商学部卒。ワールド、リクルート・グループなどを経て、94年よりフリーランスとして独立。経営、金融、ベンチャー、就職などをテーマに、雑誌や書籍、webメディアなどで幅広く執筆やインタビューを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2017/8/24)
- 発売日 : 2017/8/24
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 4478102449
- ISBN-13 : 978-4478102442
- Amazon 売れ筋ランキング: - 22,631位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2018年7月31日に日本でレビュー済み
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78人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2017年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サッカー日本代表の本田圭佑はよくインタビューで「準備の大切さ」を語っています。
試合で力を発揮するには、それまでの準備が大切だということです。
つまり試合とは準備したことを実践する場所であり、準備していないことをするのは難しいのです。
これはサッカーに限らず書く作業でも同じです。
目的に沿って集めた素材を、どのように並べて書くかを決めるのが、書くための準備です。
準備を怠ると書くのが遅くなり、分かりにくい文章しか書けません。
しっかり準備をすることで速く書くことができるのです。
ありふれた内容も書かれていますが、それ以上に得たものが大きかったように思います。
<<< 最近何冊か文章術の本を読んだ私がいいと感じた本書の内容 >>>
・素材集めが書く速さを決める
・目的がないと文章は書けない?
・速く書くには形容詞は使うな!
【素材集めが書く速さを決める】
素材とは「独自の事実」「エピソード」「数字」を含んだ文のこと。
文章全体はそれぞれの文(パーツ)が伝える内容によって作られます。
だから内容を持った「素材」を適切に並べるだけで文章は書けるのです。
用意した素材を並べるだけなので当然書くのは速くなります。
実際に書くときに、その場で何をどう書くかを考えながら書くより速いので、本書のタイトルは「10倍速く書ける」となっているのでしょう。
【目的がないと文章は書けない?】
素材を集めるには書く目的が必要です。
目的とは「誰」に「何」を「伝えたくて書くか」です。
なぜ目的が必要なんでしょう?
例えばこのレビューは「本書を買うべきか迷っているあなた」に向けて「本書の内容を紹介する」ように素材を集めました。
しかし「もうすでに読んでしまった人」に向けて書くとしたら「内容について議論する」ための素材を集めます。
このように誰に何を伝えたいのかによって集めるべき素材は変わります。
だから書くことが決まったら、目的を決めて素材を集めることが大切です。
【速く書くには形容詞は使うな!】
良い文章とは言葉や表現がきれいな「うまい文」を書くことではありません。
良い文とは内容を分かりやすく伝える文です。
実はうまい文章を書こうとすることが時間がかかる一番の原因です。
なぜなら「表現」をしてうまく書こうとすると、どの言葉を使うかを考えるのに時間がかかるから。
この「表現」をよく引き起こすのが「形容詞」です。
形容詞は内容もあいまいになり、伝わりにくいし、時間もかかるので極力使わないようにしたらいいでしょう。
形容詞の代わりに具体的な素材に置き換えると時間をかけずに内容をリアリティを持って伝えられるといいます。
-------------
以上の内容はとても分かりやすくて使いやすいですが、一つだけ賛成できないところがありました。
「文の構造の作り方を学ばなくてもいい」という点です。
著者も述べていますが構造を学ばない、となると良い文章に多く触れることで構造を見抜く力をつけることになります。
これはあまりにコストがかかりすぎる。
しかも実際に書くときに文の並べ方に困ることもあると思うんです。
実際私もそうでした。
だから私は構造を学ぶことをおすすめします。
構造を学びたければ↓がおすすめです。
「入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法」
本書全体を通した感想は、分かりやすくて新しい発見もあり、いい本だと思いました。
「速く」でなくても文章を書けるようになりたいという方は身につけておくべき知識でしょう。
P.S.
このレビューは約1400字で、書くのに30分くらいかかりました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
試合で力を発揮するには、それまでの準備が大切だということです。
つまり試合とは準備したことを実践する場所であり、準備していないことをするのは難しいのです。
これはサッカーに限らず書く作業でも同じです。
目的に沿って集めた素材を、どのように並べて書くかを決めるのが、書くための準備です。
準備を怠ると書くのが遅くなり、分かりにくい文章しか書けません。
しっかり準備をすることで速く書くことができるのです。
ありふれた内容も書かれていますが、それ以上に得たものが大きかったように思います。
<<< 最近何冊か文章術の本を読んだ私がいいと感じた本書の内容 >>>
・素材集めが書く速さを決める
・目的がないと文章は書けない?
・速く書くには形容詞は使うな!
【素材集めが書く速さを決める】
素材とは「独自の事実」「エピソード」「数字」を含んだ文のこと。
文章全体はそれぞれの文(パーツ)が伝える内容によって作られます。
だから内容を持った「素材」を適切に並べるだけで文章は書けるのです。
用意した素材を並べるだけなので当然書くのは速くなります。
実際に書くときに、その場で何をどう書くかを考えながら書くより速いので、本書のタイトルは「10倍速く書ける」となっているのでしょう。
【目的がないと文章は書けない?】
素材を集めるには書く目的が必要です。
目的とは「誰」に「何」を「伝えたくて書くか」です。
なぜ目的が必要なんでしょう?
例えばこのレビューは「本書を買うべきか迷っているあなた」に向けて「本書の内容を紹介する」ように素材を集めました。
しかし「もうすでに読んでしまった人」に向けて書くとしたら「内容について議論する」ための素材を集めます。
このように誰に何を伝えたいのかによって集めるべき素材は変わります。
だから書くことが決まったら、目的を決めて素材を集めることが大切です。
【速く書くには形容詞は使うな!】
良い文章とは言葉や表現がきれいな「うまい文」を書くことではありません。
良い文とは内容を分かりやすく伝える文です。
実はうまい文章を書こうとすることが時間がかかる一番の原因です。
なぜなら「表現」をしてうまく書こうとすると、どの言葉を使うかを考えるのに時間がかかるから。
この「表現」をよく引き起こすのが「形容詞」です。
形容詞は内容もあいまいになり、伝わりにくいし、時間もかかるので極力使わないようにしたらいいでしょう。
形容詞の代わりに具体的な素材に置き換えると時間をかけずに内容をリアリティを持って伝えられるといいます。
-------------
以上の内容はとても分かりやすくて使いやすいですが、一つだけ賛成できないところがありました。
「文の構造の作り方を学ばなくてもいい」という点です。
著者も述べていますが構造を学ばない、となると良い文章に多く触れることで構造を見抜く力をつけることになります。
これはあまりにコストがかかりすぎる。
しかも実際に書くときに文の並べ方に困ることもあると思うんです。
実際私もそうでした。
だから私は構造を学ぶことをおすすめします。
構造を学びたければ↓がおすすめです。
「入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法」
本書全体を通した感想は、分かりやすくて新しい発見もあり、いい本だと思いました。
「速く」でなくても文章を書けるようになりたいという方は身につけておくべき知識でしょう。
P.S.
このレビューは約1400字で、書くのに30分くらいかかりました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
2019年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章を書くのは得意だったつもりだが、いざ在宅ライターとなってみると驚くほど遅筆。締め切りを伸ばしてもらうことがよくありました。さらに出産育児、2人目の妊娠など、どんどん自分の時間が限られていく。出費もかさむ。なんとかしなくては。そう思えば思うほど、記事を書く手が進まなくなりました。しまいにはラインを打つにも何日もかかる始末。なんとか今の悪循環から抜け出したいと思い、すがったのが本書。相手へ伝えるために、一生懸命「表現」する必要はなかった、伝えたいこと(素材)をわかりやすい順番で書くことで、十分に相手に理解してもらえることがわかりました。まず効果が出たのは、ラインの速度。誰に対しても文章をこね回すことなく、サッと返信することができるようになりました。今からライターとしての仕事に取り掛かります。はやく素材を整理して一気通貫に書き上げ、仕上げて提出したいです!
2018年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブログやSNS、レビューサイトに書きたいことはあるのに、なかなか筆が進まない。どう書いたらいいのか分からない…。そんな人に著者は本書を通じて教えてくれる。重要なのは「どう書く」かではなく「何を書く」かであると。
本書は「てにをは」の正解、読ませる文章の構成といったことを教えてくれるわけではない。それどころか、文法や起承転結さえ意識する必要はないという。文章を書くことを職業にしない人にとってそれらは不要で、それよりも大事なのは「素材」、つまり「何を書くか」。そして「誰に」「何のために」伝えるか。それらに集中することで劇的に文章作成のスピードが上がる、というのが本書の趣旨だ。
自分の経験としても、筆が止まるタイミングは語彙や表現に頭を悩ませているときが多い。著者の作例を見てみると、ほとんどが事実情報で構成されており、あとはつなぎの部分を少し足しているだけ。それでも確かに分かりやすい文章になっている。これなら確かにスピードが上がると思う。素材が充分に集まっていれば、書き始める前にほとんど出来上がっているというわけだ。
他にも文章を作成するにあたって意識すべきポイントが沢山書かれていて、どれもすぐに取り入れられるものばかり。本書を読んでもすぐに著者のように400字を10分で書き上げる程のスピードは身につけることはできないだろう。やはりある程度の量をこなすことは必要だ。それでも、書かれていることをひとつずつ実践してみることで、筆が全く止まってしまうということは避けられるだろう。
ただし、ここでいう文章とは、ビジネス文書やPR文、レビューといった、事実を正確に伝えることを必要とするものということだけは注意して欲しい。小説やエッセイなど、表現に重きをおいた文章の書き方を学びたい方は他の本を参考にしたほうがよい。
本書は「てにをは」の正解、読ませる文章の構成といったことを教えてくれるわけではない。それどころか、文法や起承転結さえ意識する必要はないという。文章を書くことを職業にしない人にとってそれらは不要で、それよりも大事なのは「素材」、つまり「何を書くか」。そして「誰に」「何のために」伝えるか。それらに集中することで劇的に文章作成のスピードが上がる、というのが本書の趣旨だ。
自分の経験としても、筆が止まるタイミングは語彙や表現に頭を悩ませているときが多い。著者の作例を見てみると、ほとんどが事実情報で構成されており、あとはつなぎの部分を少し足しているだけ。それでも確かに分かりやすい文章になっている。これなら確かにスピードが上がると思う。素材が充分に集まっていれば、書き始める前にほとんど出来上がっているというわけだ。
他にも文章を作成するにあたって意識すべきポイントが沢山書かれていて、どれもすぐに取り入れられるものばかり。本書を読んでもすぐに著者のように400字を10分で書き上げる程のスピードは身につけることはできないだろう。やはりある程度の量をこなすことは必要だ。それでも、書かれていることをひとつずつ実践してみることで、筆が全く止まってしまうということは避けられるだろう。
ただし、ここでいう文章とは、ビジネス文書やPR文、レビューといった、事実を正確に伝えることを必要とするものということだけは注意して欲しい。小説やエッセイなど、表現に重きをおいた文章の書き方を学びたい方は他の本を参考にしたほうがよい。
2018年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章に対して苦手意識を持つ人には是非読んでもらいたい一冊です。私自身、文章を書くのがとても遅く、時間が経つごとにモチベーションが下がっていました。
この本には、そんな文章を書く事に苦手意識がある人に当てはまる特徴が記されており、どうやってスピーディに文章を書いていけるかのヒントを教えてくれています。
例えば、文章を書くのが遅い人は、「表現を上手く書こうとしている」「素材集めが足りていない」という人です。
今、文章を書く機会がたくさんあると思います(SNSやメール、ブログ、企画書からレポートまで様々)ので、役に立つ一冊になるのではないかと思います。
この本には、そんな文章を書く事に苦手意識がある人に当てはまる特徴が記されており、どうやってスピーディに文章を書いていけるかのヒントを教えてくれています。
例えば、文章を書くのが遅い人は、「表現を上手く書こうとしている」「素材集めが足りていない」という人です。
今、文章を書く機会がたくさんあると思います(SNSやメール、ブログ、企画書からレポートまで様々)ので、役に立つ一冊になるのではないかと思います。
2018年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書くことに慣れている人は、既に効率の良いやり方があると思いますが、とにかく文章を書く事に苦手意識が強い方や、何からやっていいかわからない方にとって、こちらは参考になると思います。まずは段取りをまねて、段々とこなれていくとスピードアップが望めそうです。書くための技術というより、文章を書くための素材集めの方法や文章におこすまでの準備についてをしっかり意識出来るようになると思いますので、お勧めです。